皆さんどーも、咲夜と申します。
今回は記念すべき2回目!合同作品です!
合同させていただく相手は“霧夢”さんでございます。
奇数を俺が、偶数を霧夢さんが担当という形でお送りさせて頂きます。
ATTENTION!!
・存在する実況者様の名前を借りた二次創作となっております。
・主は文才がありません。
・御本人様とは“一切”の関係がありません。
・主は関東出身のため、喋り方がお菓子な箇所があるかもしれません。
それでもいい方はどうぞ、お話の世界へ。
金髪で、笑顔がとてもと言っていい程似合う彼奴は、何時もクラスの中心に居る。
運動が出来て、頭が良くて、皆に好かれていて、生徒会に所属している彼、僕とは正反対な人間だ。
僕は、陰キャで頭も良くないし、運動も出来ない、ただの無能。
彼とは今までも、これからも“一切関わることが無い”と、あの日まではそう思い、信じこんでいた。
そう、あの日までは…
雲ひとつ出ていない晴天下の日、僕らのクラスでは文化祭で行うシンデレラの役決めを行っていた。
川口「誰かシンデレラ役やりたい人いないの?」
その声に反応する人物は居ない。
そこで、クラスの悪ガキポジに居る山田が声を出す。
山田「もー、シンデレラ鬱で良くね?」
ut「…はい?」
山田が声を発した次の瞬間、男子達がいいじゃんと肯定の言葉をずらりと並べる。
女子の方からも賛成という声ばかり、否定の声など聞こえない。
当たり前のように陰キャで人見知り拗らせてる僕が否定できるはずもなく、シンデレラ役は僕が務めることになった。
川口「じゃ、あとは王子様役だけなんだけど誰かいないー?」
この際、推薦でも構わないからと学級委員長川口が言えば、1人の女子が猛スピードで手を挙げ、1人の男の名前を出す。
mob「コネシマがいいと思うッ!!」
ut「え、」
挙げられた名前に思わず声が漏れてしまう。推薦された当の本人は、んあ?と間抜けな声を出し、目を擦り、欠伸を漏らす。
川口「コネシマ君はそれでいい?」
kn「んー、なんでもええで」
明らかに眠いと主張させるような音域は肯定の言葉を出す。
川口「よし!決定!練習は明日からね!」
それじゃ解散!と川口が皆に伝えれば「やっとかよ、」なんて文句を吐きながら教室を後にする。
kn「おい、お前」
ut「は、はい!」
kn「お前が鬱であってる?」
ut「あ、あってますよ」
kn「俺、コネシマ!よろしくな!!」
ut「よ、よろしくです…ぼ、僕!用事あるんで、じゃ!」
僕はその場から逃げるように鞄を手に取り走り去っていく。
あー、なんて情けないんだ……
kn side
kn「ビクビクしてたな彼奴…」
彼奴というのはクラスメイトの鬱の事である。
何時も教室の端で1人、読書をしているヤツ。
今までもこれからも、一切関わりを持つことはないと思っていた。
kn「はぁ〜」
俺が所属している生徒会の活動場所である生徒会室で何度目かの溜息を吐く。
それに反応し、声をかけてくれたのは、生徒会長であるグルッペンとグルッペンの補佐をしているトントンであった。
tn「どしたんシッマ、溜息ついて」
kn「いや、それがなぁ…」
そうして俺は教室での出来事を説明していく。
gr「嗚呼!鬱がシンデレラ役をするのか!」
tn「?グルさん鬱っていう奴のこと知っとるん?」
嗚呼、知っているゾ!と満面の笑みで返す。
gr「彼奴は面白い奴だ!生徒会に入れるべき人材!!」
グルッペンは戦争について語る時のように興奮して、勢いよく椅子から立ち上がり、鬱について語り出す。
tn「引き入れようとしとるんか?その、鬱ってやつの事を」
gr「ああ、そうなんだゾ!毎日のように声を掛けているゾ!生徒会に入らないか?とな!」
kn「その割には鬱、生徒会に入ってねぇじゃん」
俺がそうグルッペンに言えばうっ、と声を出し椅子に座る。
tn「あぁ、じゃこの苦情は鬱って奴からかもな…」
トントンが意見箱から紙を取りだしこちらへと渡してくる。
なんだこれはとグルッペンが問えば、生徒会長への苦情ですと苦笑する。
紙には『生徒会長であるグルッペンさんが毎日のように生徒会へと勧誘してきます。毎度断っているですが、勧誘を辞めてくれません。どうにかしてください。』
と書かれていた。
kn「あ゙ーはっはっは!!グル氏嫌がられてるやん」
tn「これに懲りたら、勧誘をやm」
gr「絶対に辞めないゾ!!!」
tn「はぁ…胃が痛てぇ゙…」
グルッペンがここまで興味を引かれる人間を見るのは久しぶりだ。
鬱という人間に興味が湧いた。
早く明日にならないかなと思いながら、生徒会の仕事を始める。
kn「めんどくせぇー!!!!」
tn「大人しく仕事せんと粛清するからな^^」
gr×kn「ヒェッ……」
はーい!1話はこの辺までですかね。割と好き放題させてもらった感じですかね。
霧夢さんも、気にせず好き放題しちゃってくださいね!!!
次回、2話は霧夢さんが担当です!
霧夢と調べればユーザーで出てくると思います。
俺のフォロー中にとんでも見つかりますので!
それではまたお会いしましょう!
コメント
5件
シンデレラ役が鬱先生…だと!? これは神作品の予感!!✨✨
いいですねぇ...✨️ じゃあ、遠慮なく暴れさせていただきますね?()