「おい」
「桃ー?」
桃:「……」
桃:「…ん?」
──────────
数時間前
バタッ
ロボロ:「は?倒れた?」
トントン:「……」
シャオロン:「さすがに殴りすぎ」
コネシマ:「笑」
鬱先生:「何わろてんねん」
グルッペン:「保健室に運べ。話はそこからだ」
コネシマ:「え、俺運びたくないねんけど」
ロボロ:「俺も」
チーノ:「どないします?」
バンッ
ショッピ:「!?びくったー」
ロボロ:「どしたんゾム」
ゾム:「俺が運ぶ。お前らは黙っとけ」
………
シャオロン:「…は?何でそんなキレとんの」
ゾム:「………」
俺は花の姉ちゃんを抱えて静かに生徒会室を出た
ーーーーー
ぴくと:「え?桃が倒れた?」
らっだぁ:「保健室ね。おけ」
????:「おん。一応知らせたほうがええかな思って」
らだぴく:「さんきゅ」
ーーーーー
そして今。
ぴくと:「起きんの遅いぞ」
桃:「…ごめん」
らっだぁ:「そういえば、」
花が嫌われたらしいよみんなに
桃:「ん?」
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これも、桃が起きる前の話
ゾム:「ホンマにごめん」
らっだぁ:「良くねぇよ1人倒れてんのに…」
ゾム:「注意した。俺」
らっだぁ:「注意して向こうがやめなかったら意味ないでしょ」
ゾム:「だから、すまんって」
らっだぁ:「ゾムにはあんま怒ってないからいいやもう」
らっだぁ:「残りのヤツらに会いたい」
ゾム:「…わかった」
階段を降りる脚はゆっくりで、顔を顰めながら低いトーンで。
絶対怒ってないとか嘘やん…って思いながらゾムは生徒会室へと案内した。
ドアを開くと、全員いる様子はなかった。
ロボロ:「お?ゾム遅かったな」
ゾム:「今は、ロボロだけ?」
ロボロ:「おん。みんな花についてった」
らっだぁ:「他の人呼んでくれない?」
ロボロ:「え!らっでぃ久しぶりぃ」
らだおが機嫌の悪そうな顔をしているのに気づくのに少し遅れたロボロは、はっとした。
あ、怒ってるなこいつ
それは誰が見てもわかるくらい顔に出ていた。
ロボロ:「何があってんらっでぃ((ボソッ」
ゾム:「桃の件でキレとるんや俺ら散々殴ったりしとったやろ((ボソッ」
ロボロは納得したかのように視線をもう1度らだおの方に向けた。
らっだぁ:「他の奴らが来ないならさ、伝言お願いしていい?」
ロボロ:「何?」
「花に騙されんなよアホどもが」
「桃が起きたら必ず謝れ」
「桃が起きるまでに自分達の過ちを理解しろ」
コメント
2件
らっでぃ 格好良い っすね 、!