あの日から、僕はあそこのカフェに通っている。
バイト終わりに行くのが日課。
今日もまた、僕はカフェにいく。
「ご注文お決まりですか。」
「コーヒー1つで、」
「以上でよろしいですか」
「はい」
若井との会話はこれだけ。それでも…嬉しい
コーヒーを飲みながら本片手に若井を見つめる。
髪型も少し変わっている。マッシュだったのがセンター分けに。
若井ならどっちもかっこいいの。
たまにバイトの飲み会があったりする。
めんどくさいけど涼ちゃんがいるから行く。
なのによりによって今日涼ちゃんは予定があるらしく行けなくなった。
なら僕も行かないと思ったけど言い出しづらくて。結局少しの間我慢することにした。
会場はカラオケらしく指定された部屋に入るともう既に3人がいた。
その3人には涼ちゃん程ではないがそこそこ仲良くしてもらってる。
椅子に座ると単刀直入にこんなことを言われた。
「ごめんね、ちょっと言いづらかったんだけど」
そう言ってスマホの画面を見せてくる。
何かの掲示板のようなものが映し出されている。
「これって大森くんでしょ?」
「ここのお店って結構遠くないんじゃない?」
みんながそう言葉を連ねる
その掲示板の一つの投稿。
これ。若井のことだ。
「大丈夫?こんな近くにいたら怖いよね」
「もし怖かったら警察にでも言う?」
何を言っているのか理解ができなかった。
だって、なんで若井の写真。
盗撮じゃんか。
文章と共に貼り付けられた画像はあのカフェで働く若井を盗撮したものだった。
《こいつここで働いてるらしい》
その三人はまだ何かごにょごにょ話している。
僕は居ても立っても居られず部屋を飛び出した。
そのまま勢いであのカフェまで向かう。
向かう途中、冷や汗が止まらなかった。
「若井、」
カフェに入ると同時。若井の姿を見つけ、そう放った。
一瞬戸惑ったのが見てわかった。
「どうしましたか」
「もう閉店時間なので…」
俯き気味で答える。
「若井、なんで知らないふりするの」
「…もう関わったらダメだよ。」
諦めたのかその一言だけ言ってくれた。
「……」
「取りあえず座ろう。 」
そう言ってソファ席に連れられた。
今日ね!!!#8が200いいねいったの!
しかも総いいね数が1000行きましたぁぁ!!
みんなありがと♡ということで2話更新しちゃいます!
下書きがないのに…
てかなんか僕やっぱ切り方下手くそだな。
もうあと何話かで終わるような気がしてます(?)
いいねとコメント気軽にしてね。
ちなみにごめんなさい毎日1投稿🙏
コメント
4件
ン"がァァァァァァァ(?)
明日楽しみにしてます!!!