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第二節:はじめの衝撃な過去
清掃員の青年「覚えてない、僕だよ?高瀬計郎だよ!子どもの頃病院に一緒にいたでしょ?!!」
はじめ「あの時の幼馴染!!」
計郎「強制不妊手術を受けさせられたあの時だよ。もう25年も経つのか..」
はじめ「やっぱりあれは強制不妊手術だったのか?」
計郎「まあ僕は手に負えない非行少年扱いされて、『不良な子孫を残すな』って医師から言われたのを今でも覚えてる。君の場合は..」
はじめ「それ以上言うな。わかってるんだろ、私の病名を?」
計郎「わかってるよ、でも誰にも言わない」
はじめの心の声「ウィリアムズ症候群があって外見年齢が10歳の女の子のまま止まってしまう…しかもエルフの血が入ったミュータントだから一見優しいエルフみたいな顔だと思われているけど私は好きでこの身体になったんじゃない…断種法のせいで生殖も絶たれてしまった制度が憎い…!」
はじめ「でもなんで清掃員としてここで働いてるの?」
計郎「僕が不妊手術を無理矢理受けさせられたことを知られたくないからだよ!!しかも家だってボロアパートの貧乏暮らししてるから最上級のホテルの清掃員として雇われるしかなかったんだよ!僕たち就職氷河期世代でもあるから大変だったんだよ!!法が改正されてもこれをいまだに隠してる人たちが多いし、特にこの場所で明かすなんて無茶だよ!!」
はじめの回想シーン
(1979年。東京江戸川区にある精神病院の
患者たちの部屋にて。雰囲気は非常に閉鎖的で患者たちのほとんどが無理矢理家族や医療従事者たちによって無理矢理連れてこられたためであった。
はじめ(当時3歳)『ここはどこ?私たち一体何をされるの?』
19歳くらいの女性『子どもをできなくする手術を受けるんだよ。私の場合は精神分裂病があるからって言う理由らしい…』
※精神分裂病とは統合失調症(2002年に精神分裂病から統合失調症へと改称された)のことを指す精神疾患のことを指しており、現在ではその言葉は差別用語とされていますが、きちろんと敬意を払いつつも、当時の時代背景を考慮するように心がけるために表現させていただきました。
その時計郎(当時3歳)は男性の部屋にいた。
看護師「毒島はじめさんですね。今から案内しますのでついてきてください。汚れた物を取り除く手術ですから」とニコニコと現れてはじめを手術室へ誘導。
手術室にて
執刀医「はじめさん。今から全身麻酔を始めますね。」と注射器を持ちながら冷静に言って手術を始めるのだった。
はじめ「何をするのよ、やめてよ!!どこも悪くないでしょ?!!なんで手術受けるの!!?」ともがいた瞬間に麻酔専用注射器で打たれ、気絶するのだった。
それから17年後の1996年9月26日、東京江戸川区にて
20歳になった毒島はじめは子どものような身体の影響で周りから子どもと間違われ、お酒も買えない苦悩も抱え、児童養護施設へ保護された。
毒島はじめ(当時20歳)が施設の部屋のテレビであるニュースを見るのだった。
ニュースキャスター『ただいま、これまで旧優生保護法と言った優生思想を植え付ける法律名が新たに『母体保護法』へと変わりました。これまで不当に手術を受けさせられた方たちに対する賠償金をお支払いしたいと思いますので、もしそのようなお方がおりましたらこちらにお電話ください』と。
はじめ「ふざけるな…ふざけるな、ふざけるな!!!!なんで今頃そうなるのよ!!!!なりたくてこんな身体になった訳じゃない!!子どもができない身体にされて、周りにも話せない…これじゃあ私は社会の恥だ!!!!」と怒りの感情をぶつけていた。その後は2008年の手石家の養子になるまで各地で養子家庭を転々とし、殺人や放火を繰り返すこととなった。
ここで回想シーンをおわります。
はじめ「アンタが持ってる塩素系漂白剤と酸性系洗剤はあるか?」
計郎「別にいいけどなんで?」
はじめ「それは言わないわよ。でも終わったら返すから」とポケットに買ってきた2個のプラスチック製のスプレーを出した。
計郎「わかった」と言って清掃用の塩素系漂白剤と酸性系洗剤をカートから取り出して、その液体を混ぜてそのスプレーに注ぎ、上下に振った。
混ぜるな危険と描かれているのだった。
はじめの心の声「清掃員の癖にバカだな全く。」と少しニヤッとした。
そして廊下を戻ってフロアのテーブルについた。
みきよ「遅いじゃない、はじめ?トイレ長かったわね?」
はじめ「ごめんなさい、ママ。」と。
その時、祖母の子初と秋美は食べ物を咽せてしまい、即床に倒れ込んでしまった。固い餅やカステラを食べてしまった。
お客様A「オーッホッホッホッホ!!早く救急車を!!完璧に2人を病気に連れていかなければ!!!!」
お客様B「オーッホッホッホッホ!!おばあ様、大丈夫ですか?!!」と子初と
周囲は慌てふためくが、その隙に順哲、祐眞、加里、登広、キミ、ヒデヒロのカバンや服装に向かってスプレーで徹底的な工作で撒いた。
周囲とは違い、はじめのみ「私のママの介護を侮辱するからよ。」と慌てずに冷酷な表情を見せた。
完璧完全神
コメント
5件
うわあ…今回はっきり見えた、はじめちゃんの壮絶な過去😭 「エルフみたいな顔」って言われるけど、好きでこの身体になったんじゃないってとこ、すごく胸に刺さった。ウィリアムズ症候群のことも、優生保護法のことも、知らない人には軽く見られる過去なんだね…。 計郎くんも清掃員として隠れて生きてるって、もう二人とも報われなさすぎて泣けてくる。でも、はじめちゃんが最後に「私のママの介護を侮辱するからよ」って冷徹に動くところ、静かな怒りが伝わってきて背筋が冷えたよ。 この話、重いけどちゃんと受け止めたいと思った。続き、読みたいです。