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最終章:はじめの衝動と殺戮
第一節:身内の末路
それから1時間以上経過。
場所は江戸川区の病院内だった。
祖母の子初と秋美は心肺停止の状態となり、
誤嚥性肺炎でこの世を去った。
はじめ「短い介護生活だった、私にとって。そうだ、完璧ヒルズって東京完璧高校があるんだっけ?しかも港区の成人式の会場にもなってるんだったか」
みきよ「あそこの成人式の話はあんまりしない方がいい。」
義眉「キミが新入生代表として受けたんだけど、結構楽しかったと言ってたな」
(1985年。港区完璧ヒルズにて
港区の成人式が行われ、成人生全員洗練された雰囲気を身に纏っていた。
港区区長が舞台に立って「私たちは全力で社会に適応できるよう努力します!!!!ここにいる全員は空気が読め、自己肯定感が高くマウントも取りまくっているまさに完璧!!!!
自己肯定感、マウントすら取れない人たちなどここにはいません!!!!そんな奴らは空気が全く読めませんし社会の恥です!!!!オーッホッホッホッホ!!!!では復唱!!!!」と発言。
広田山川キミ(当時20歳)率いる成人生たち「私たちは全力で社会に適応できるよう努力します!!!!ここにいる全員は空気が読め、自己肯定感が高くマウントも取りまくっているまさに完璧!!!!逆に空気が読めない人、自己肯定感、マウントすら取れない人たちなどここにはいません!!!!それができないと言っただけでも言い訳だと自覚しつつ、日々それらができることを精進して参ります!!!!社会の恥と揶揄されないように懸命に生きます!!!!
オーッホッホッホッホ!!!!と一つもブレることなく完璧に言い放っていた。)
はじめ「そんな場所に住まなくてよかったぁ…」と言った時、真小瀬崎家と広田山川家から電話が義眉にかかってきた。
義眉はポケットからガラケーを取り出して電話をした。
有毒ガス中毒にかかってもがき苦しんでいる声で話した。
はじめの心の声「私の読み通りだ…早く死んでくれ」と悪魔のような笑みを浮かべた。
それから翌日、真小瀬崎家と広田山川家全員搬送先の病院で死亡が確認された。
そしていよいよ手石家は家族4人となった。
祖母の2人と真小瀬崎家と広田山川家の葬儀を終えて一週間後が経った。
朝食になったが介護による疲弊もあるせいか
モヤモヤしたような雰囲気が漂っていた。
朝食にはノドグロという魚の丸焼きが出された。
はじめがまず先にノドグロの白い目玉を箸で取り出して口の中に入れて食べるのだった。
ヒト「お姉ちゃん、気持ち悪っ!!何目玉食べてんの!!」
はじめ「いいでしょ、魚の目玉はコラーゲンが多くてタンパク質でできてるの。」とムシャムシャ食べながら喋っていた。
ヒト「ねえ、ママこいつ本当に子どもなの?!!本当に変なんだよこいつ!!!!」と言い出し、義眉とみきよは魚の目玉を箸で取り出して、はじめの皿に置いた。
はじめ「私が不気味だって言いたいの、ヒト?」
ヒト「だってそうじゃん、言葉遣いだって動きだって変だし一体何者なの?!!」
はじめ「黙れこのクソ◯チ◯イ野郎が!!ろくにお前なんて家政婦ママの家事と介護の手伝いもしてくれなかったし、感謝すらしないゲームに夢中で一体何様のつもりだ、この口が達者なクソガキが!!!!そんな知能でよく生きていられるね。私が手伝ってあげようか? あなたのその脆弱な身体を、分子レベルでバラバラに分解する方法を教えてあげる」ヒトが泣き出してしまった。
みきよ「何泣かしてんの、はじめ!!!!一番◯チ◯イなのはアンタでしょうが!!!!大体家政婦、女中扱いして来たのは、ろくに家事も介護も手伝わないのは、義眉とヒト、アンタたちでしょう?!!」
義眉「コラコラやめなさい、君たち!!」
はじめ「アンタだって人のこと言えないでしょうが!!!!足音だってドシドシドシドシうるさいし、ママのご飯美味しいなんて言ってくれたか?!!顔色ばかり窺って、自分じゃ何もできない面しやがってふざけんな!!!!」と言い、テーブルから降りて走った。
はじめの心の声「私もこれまで8人以上養子家庭で人をぶっ殺して来た。その目的は金銭を奪う目的でな!!!!私の生殖機能を奪ったクソッタレな社会をぶち壊す為にな!!!!」と
はじめはキッチンにある包丁を取り出すために走るが、異変に気づいた義眉がはじめの背中を取り押さえた。
はじめもはじめで義眉のお腹を肘で「バンッ!!」と殴り、お腹をキックした。
はじめは「シュッ!」と包丁を2本取り出した。
その一本目を泣き叫んでいるヒトの額を目掛けて投擲技術を応用するように投げた。
ヒトの額に「プシュッ!」と当たった。はじめは走ってみきよを殴って倒し、ヒトの身体を滅多刺しに数ヶ所刺して、ヒトは目を開けたまま床に倒れて死亡した。
はじめ「冥土の土産に教えてやる。お前らの身内をぶっ殺したのは、この私だ!!!!私はこれまで8人以上ぶっ殺してきた殺人犯!!!!」と。
義眉「お前なんか….お前なんかただの社会の恥だこの人殺し!!!!」と普段怒鳴らない義眉が一家を守るかのようにブチ切れた。
#無能力者
鳳蓮荘
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#青春恋愛
コメント
1件
最後まで読ませていただきました…。朝食のシーンから、はじめさんの内面があまりに鮮やかに暴かれていく展開に、息を呑みました。魚の目玉を食べる何気ない仕草の裏に、ここまでの殺意が潜んでいるとは。ラスト、義眉さんが「普段怒鳴らない」からこそ、あの一言が家族の断絶を物語っていて、胸に刺さりました。続きがどうしても気になります…!