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放課後、木兎は部活へ、〇〇はバイトへそれぞれ向かう。
「じゃ、光太郎。私、バイトに行くからまたね」
「おう!自主練で遅くなる時はDMするからな」
お互いに、声をかける。
夜8時頃…〇〇は常連さんと話しながらマシンの操作を行なう。その時、スマホが振動して常連さんの対応後に画面を見ると…
「新しく入った1年がすんげえいいやつで夜9時までおれのスパイク練習に付き合ってくれるから、迎えに行けるの9時半くらいだけど大丈夫か?」
〇〇は大きなため息をつくと、
「大丈夫だよ。練習頑張って!」
と一言送る。そのすぐ後に、〇〇は父親にバイト時間の交渉をして、21:30までバイトになった。
夜の9時15分頃に元気な足音が近づいて自動ドアが開く。慣れた足取りで受付に向かい〇〇の父親に
「あ!おっちゃん、〇〇いる?」
〇〇の父親は一見強面だが、木兎を見ると二カッと白い歯を見せて笑いながら
「お!光太郎か!〇〇ならまだ常連さんの対応中だ!ん?後ろのやつは…?」
と不思議そうに見ている。
木兎は、あ!と思い出して、
「あ!おっちゃん!こいつは…赤葦京治って今年の新入生でポジションはセッターでさ、」
木兎が楽しそうに話してる途中に、木兎の存在に気がついた〇〇がピッタリとしたトレーニングウェアのまま寄ってくる。
「あ!光太郎、早かったね?私、バイト9時30分までだから、待っててくれる?」
木兎は
「おう!待ってるな!〇〇、頑張れよ!」
と、言い木兎と赤葦はトレーニングルーム内のベンチに腰掛ける。
〇〇の父親が、
「〇〇待ってるんだろ?おれの奢りだ」
と、プロテインバーとジュースを2人に渡す。
「あっ!ありがとう!おっちゃん!腹減ってたから助かる」
木兎はお礼言ってすぐ食べ始める。
「あっ…ありがとうございます。いただきます」
赤葦もお礼を言って…プロテインバーとジュースをご馳走になる。