こんにちは
早速どうぞ
⚠
ソ日帝多めです
大丈夫な方はどうぞ
ガシッ!!
ソ連の腕を掴む
ソ連「!!」
日帝「行くな…行かないでくれ!!」
ソ連「にっ、てい…」
日帝「もう、失いたくないんだ!!」
雫がソ連の頬に落ちる
ソ連「!」
ソ連「どうして…どうしてだ!!」
ソ連「何故、そんなに俺を…!!」
日帝「それは…」
此処で日帝は自分でも本音が出てしまったと
思った
ずっと前から好きだったから!!
ソ連「…え?」
日帝「好きだったんだよ!!お前の事が!!」
日帝「いつも、母が居ない私を
助けてくれたその優しさや、
いじめられた私を守ってくれたその
強さが!!」
日帝「大好きなんだよ!!」
ソ連「日帝…記憶が…」
日帝「全部、思い出した!!」
日帝「だから…だから、行かないでくれッ!!」
日帝「お願いだから…」(泣)
ソ連「…」
ヘリコプターの音が聞こえる
ソ連「!!」
?「!?ちょ!何してるの!?」
?「!?」
日帝「!!」
ソ連「米国に…英国…」
アメ「…助けるぞ」
イギ「勿論…そのつもりです」
ヘリコプターで近づき
ソ連を助け、屋上に戻す
アメ「日帝Chan!一回手を離してくれ!」
日帝「わ、分かった!」
バッ
ガシャン…
手からナイフが落ちる
イタ王「…」
海「ッ…はぁッ…」
海「無理だ…俺には人を殺すことなんて…」
海「出来ないッ…」
空「兄さん…」
イタ王「…そっか」
ソ連!!
イタ王「!ソ連…?」
海「え?…お、おい!!」
海「あれは…まさか!!」
空「ッ…行こう!!」
海「あ、嗚呼!!」
イタ王「…」
(ソ連はナチスが相手にすると言ってたけど
まさか…)
タッタッタッ
ー数時間後ー
ソ連「…」
アメ「…ソ連」
ソ連「!」
バチンッ
ソ連「ッ…」(頬を抑える)
アメ「日帝Chanを泣かすな…
そして…」
アメ「二度とバカな事は考えるな…」
アメ「お前が、死んだら…その…」
アメ「悲しむ人だって居るんだぞ?」
ソ連「…だが…!」
イギ「…ソ連さん」
イギ「アメリカは…貴方の事を親友の様に
思ってるんです」
イギ「…それに…」
イギ「初めから、貴方が枢軸国のスパイと
言うのは知っていました」
ソ連/ナチス/イタ王「!?」
イギ「ですが…アメリカに取ったら
“初めての親友”だったんです」
イギ「事情も知っています」
イギ「…今まで、良く頑張りましたね」
ソ連「…英国…」
日帝「…ソ連」
ソ連「!」
日帝「…良かった」(ソ連の手を握る)
日帝「もう、バカな事は考えなでくれ…」
ソ連「…分かった」
ソ連「ごめんな…日帝」
そのまま抱きしめる
アメ「…ソ連」
ソ連「?」
アメ「お前が、嫌じゃなかったら…その」
アメ「もう一度、仲間になってくれないか…?」
ソ連「!?」
ソ連「良いのか…?俺は、裏切ったんだぞ…?」
アメ「それでも…お前と怪盗を続けたいと
思うんだ」
アメ「…どうだ?」
ソ連「…そんなの決まっている」
ソ連「宜しくな、米国」ニコ
アメ「ふん…」(笑)
イギ「良かったですね…米国」
アメ「嗚呼…そうだな」
アメ「…ヘリコプター、ありがとう…」
兄さん
イギ「!」
イギ「ふふっ…」(笑)
(本当に素直じゃ無いですね…昔から…)
イタ王「…」
海「…イタ王」
イタ王「?なんだい?」
海「…ありがとう」
イタ王「…?何故…?」
海「…父さんの事については俺は
許さないと思っている」
イタ王「…」
海「…だけど」
海「お前のお陰で”自分が何をしたかったのか”が
もう一度、分かった気がする」
イタ王「!」
海「…だから…。まぁ…。ありがとう…」
イタ王「…良かった」
空「…兄さん僕達、どうしようか」
空「父さんの事についても、知れたし…」
海「…怪盗を続けるのも…悪くは無いな」
空「ふふっ…そうだね」ニコ
イタ王「…怪盗を続けるのかい?」
海「そうだな…いつかは辞めようと思う」
イタ王「へぇ…。次は、何になりたいの?」
海「さぁね。考え中」(笑)
海「けど…これからは、自分の為に、
時間を使おうと思う」
イタ王「…そっか」ニコ
日帝「…」
ソ連「日帝」
日帝「?」
ソ連「さっき言ってた…俺が好きって言葉
嘘じゃないよな…?」
日帝「…さぁ?」
ソ連「えぇ!?日帝!どっちなんだ!?」
日帝「お前のその頭で考えろ」
ソ連「…さっき、あんなに大きい声で
大好きって言ってくれ「あー!!」
日帝「言うな!!バカ!!////」
ソ連「…可愛い」
日帝「はぁ!?///」
アメ「…ちょと」イラッ
アメ「いくら、親友でも日帝Chanは
渡さないからな?」
アメ「いつか、必ず日帝もお宝も
頂戴する!」
ソ連「はっ!じゃあ、勝負だな!」(笑)
ソ連「絶対に、日帝は渡さねぇ…」
アメ「望む所だ…」ニヤ
イギ「仲が良いですね!」
日帝「仲が良いのか…?」
イギ「まぁ、日帝さんを好きな気持ちは
私もですので…」ボソッ
アメとソ連の火花が飛び散る仲
静かに英国は呟く
ソ連「…なぁ、日帝」
日帝「?…」
ソ連「俺達、同棲しないか?」
日帝「!?////」
アメ「はぁ!?」
ソ連「?好きな人とは一緒に過ごしたいだろ」
ソ連「何か、不味い事を言ったか?」
日帝「し、正気か!?///」
ソ連「嗚呼」
日帝「…まぁ…良いけど///」ボソッ
ソ連「!!本当か!?」
日帝「聞こえてたのか!?」
ソ連「嬉しいな!」ニコ
日帝「ッ…///」
アメ「イチャイチャしてるな…俺等空気…?」
イギ「まぁ…今日は良いんじゃないですか?」
バンッ!!
屋上の扉を強く開ける
全員「!?」
?「動くな!!警察だ!!って…」
?「母さん!?」
日帝「にゃんぽんに、日本!」
日本「母さんー!!」
にゃんぽん「お母さんー!!」
ギュ
日帝にハグをする
日本「大丈夫でしたか!?怪盗共に
変な事はされませんでしたか!?」
にゃんぽん「お腹空いてない!?
寒くなかった!?」
日帝「あ、嗚呼…大丈夫だ」ニコ
にゃんぽん「うぐッ…」
(久し振りのお母さんの笑み…!!
可愛過ぎる…!!)
日本「か、可愛いです…」(顔を抑える)
日帝「?…」
アメ「…感動の再会?」
イギ「貴方、目は大丈夫ですか?」ニコ
アメ「え、酷ッ…」
日本「ってか…」
日本「怪盗居すぎません!?」
怪盗は現在七名
にゃんぽん「いや…多ッ…」
日本「全員逮捕します!」
アメ「日帝Chanに会えなくなるから
それは、嫌だな〜」(笑)
日本「は?母さんは私の人ですが?」
イタ王「マジギレなんね!」
日帝「に、日本…」
日本「はい!」ニコ
日帝「その…後の事は私に任してくれないか?」
日本「で、ですが…」
日帝「大丈夫だ。任して欲しい」
日本「…分かりました」
ソ連「…なぁ、日帝」
日帝「?」
ソ連「そう言えば、会った時から
あの子達…日帝の事をお母さんと呼んでいるが…」
ソ連「まさか、結婚してないよな!?」
日帝「してない」(即答)
日帝「にゃんぽん達が私の事を
お母さんと呼ぶのは…まぁ、少し色々合ってな」
ソ連「色々とは…?」
日本「…貴方、しつこいですよ」
日本「私のお母さんの何ですか?」
日帝「お、おい!日本!」
ソ連「恋人」
日本/にゃんぽん「…はぁぁぁ!?」
日帝「バカ!!///」
ソ連「?」
?「何してるあるか?」
ソ連「!」
おまけ
過去の話
ー英国ー
幼い頃に、父親が夜逃げ母は
知らない男と家を出て行く
人一倍勉強等をしていた英国は
直ぐに数々の企業の社長等になるが
心は満たされず、ある時仕事の関係で
孤児院に行った際、米国と出会う
そこから、米国と二人で暮らすようになる
後から、米国は自分の兄弟と言うのを知る
ある時、怪盗と言う名乗る者と出会い
楽しそうだと思い怪盗の道を歩く
ー米国ー
父と母は、交通事故で亡くし
孤児院で育ってきた
だが、幼い頃は人見知りだった為
友達が出来ずにいた
英国と暮らす様になっても
やはり、友達は中々作れず本人も
半ば諦めていた
そんなある日、英国から裏の社会に
行って見ないかと言われ
裏の社会に入った後、性格を変え
陽気な性格になる
英国の事を父と呼ぶのは
お父さんが欲しかったから呼ぶようになる
兄弟と分かった後も、変わらず父と呼ぶ
ーにゃんぽん・日本ー
子供の時、父親と母親に虐待されていた所を
日帝に助けてもらった
当時、学生だった日帝は
父親を呼んで日本達の父親と母親を逮捕する
そこから、親戚のお婆さん宅に預けられる
日本とにゃんぽんと離れても
一週間に一回は日帝は遊びに来てくれた
良く、料理等家事をしてくれた事もあり
本当のお母さんの様に思い
お母さんと呼ぶようになる
警察官になったのも、
自分を助けてくれた日帝に恩返しがしたいと
思ったからです
読んで下さり有り難う御座います
それでは、さようなら
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