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episode2
カラフルピーチ
《内容》
登場人物
カラフルピーチの皆さん(初期組)
概要
アンチ
カラフルピーチの皆さんへのアンチ表現があります。気をつけてください。
120%捏造
カプ表現NG
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「ふぅ……。」
カラフルピーチのリーダー、じゃぱぱ。彼はメンバーが認める程の努力家でリスナーを笑顔にしようと日々頑張っている。しかし、その活動に文句を言ったり、努力を貶す人もいる。それがアンチだ。そしてじゃぱぱは最近そのアンチに頭を抱えている。
『気持ち悪い』、『つまらない』、『からピチって変な奴しかいなくね?』
こんなコメントがどの動画にも必ずいる。まず大前提として不満があるなら見るな。当たり前のことだがそれができないのがアンチ。そしてリスナーも最近民度が悪く、他の界隈でも沢山の迷惑がかかっている。
「またコメント荒れてるや……。はぁ…。」
今までXでも沢山の注意喚起をしてきた。それでもリスナーもアンチも止まることを知らない。リスナーはいい事だと思ってやっていると思うがそれは返ってメンバーもリーダーも苦しめている。それが1番辛い。
「じゃぱぱ。」
「うわっ。ちょ、あっ、えっ。」
突然後ろから声がした。全く気が付かなくてじゃぱぱは持っていたマグカップを落としそうになる。なんとか受け止め、振り返るとそこにいたのは
「よっ。」
ゆあんくんだった。
「ゆ、ゆあんくんか……。ビビった……。」
「ビビりすぎだよ笑。コーラ飲む?」
「おっ、気が利くじゃ〜ん。」
ゆあんくんはじゃぱぱにペットボトルのコーラを差し出した。別にそこまで飲みたい訳じゃなかったけどとりあえずもらっておく。もらったコーラは冷たくて、キンキンに冷えていた。
「冷たっ。」
「昨日から冷やしてたやつだからね。キンッキンだよ笑。」
「だとしても冷たすぎん?笑」
じゃぱぱは1口コーラを飲んだ。冷えていて喉に染みる。少し飲んだ所で蓋を閉め、机の右端にそっと置く。
「あれ、もう飲まないの?」
「あんま喉乾いてないからさ。」
「へぇ……。」
ゆあんくんはそのままじゃぱぱの隣に座ってパソコンをじっと見つめた。どうやらこのままそばに居るらしい。そばに居たいならそう言えばいいのにとも思うが言わないでおく。
「編集終わんないの?」
「えっ……。あぁ、そこまで大変じゃないよ。たっつん達も手伝ってくれてるし。」
「そっか……。」
最近はリアルイベントも多く、みんな体力を使いまくりだった。そのせいでもふくんはもう寝ているらしい。今は9時だ。
「他のみんなは?」
「もふくん以外はゲームしてる。多分そろそろるなが寝ると思う。」
そう言った瞬間、向こうからゴッという鈍い音と共に女子達の悲鳴が聞こえた。
『るなさん!?大丈夫ですか!?』
『鼻血出てる!ちょ、るな起きて!』
そんな声が聞こえて2人で苦笑いをする。
「大変なら編集手伝うよ。俺も暇だし。」
「えっ……。」
ゆあんくんはじゃぱぱの反対方向を向きながらそう言った。多分顔が赤いのを隠すためだろう。しかし、じゃぱぱは心の中で感謝の言葉を言いながら申し訳なさそうに言った。
「ありがとう。でも、こんくらいの量ならそろそろ終わりそうだし大丈夫だよ。」
じゃぱぱはヘラっと笑った。笑えてるようには見えなかったが。 もうゆあんくんの耳は赤くなかった。ゆあんくんは首の向きを変えずに小さく言った。
「そっか。」
じゃぱぱはまた小さく笑ってパソコンに目を向けた。ゆあんくんはそれを見ている。ゆあんくんが見ているのはじゃぱぱの横顔だが。じゃぱぱは気づいてないフリをしてテロップを打っていく。みんなの声を聞き分けてテロップを打つ。もう何年もやってきたことだ。ここにはこんなBGMを入れよう。ここは説明のテロップを打った方が伝わりやすいかな。ここはツッコんでるからバシッとした効果音を入れよう。ブツブツと独り言を喋ってキーボードを押す。すると、ゆあんくんが急にじゃぱぱの腕を掴んできた。
「やっぱ手伝うよ。暇だし。」
ゆあんくんの声はさっきより震えていて、手も少し震えていた。じゃぱぱは困惑しながらもやんわりと断る。
「いや、大丈夫だよ?ゆあんくんも疲れてるだろうし、寝たら?」
じゃぱぱがそう言うと、ゆあんくんはゆっくりと顔を上げた。じゃぱぱはゆあんくんの顔を見て驚く。ゆあんくんの顔は泣きそうになっていた。
「……ダメ。もうやめて。休んで。」
ゆあんくんは首を何回も横に振って腕を更に強く掴む。この一瞬で何があったんだろう。ゆあんくんはなんでこんなに泣きそうなんだろう。じゃぱぱにはどうしてもその理由が分からなかった。
「急にどうしたの?大丈夫?」
「それはこっちのセリフ。もう寝て。休んで。働かないで。」
じゃぱぱは困惑してゆあんくんの頭を撫でることしかできない。じゃぱぱが必死に慰めていると、ドアが開いた。
「じゃぱぱ〜?ゆあんくんおるか?」
たっつんだ。じゃぱぱは藁にもすがる思いでたっつんを呼んだ。
「た、たっつん!なんかゆあんくん急に泣き出しちゃって……。」
「はっ?なんで……。」
たっつんが事情を聞いて辺りを見回すとたっつんの動きも止まった。たっつんの目はパソコンに向いている。暫くするとたっつんが大きなため息をついた。
「はぁ〜〜〜〜〜っ……。」
じゃぱぱは頭に?を浮かべている。たっつんはじゃぱぱの傍に来て、ゆっくりとじゃぱぱと目線を合わせた。
「……じゃぱぱ?」
「何?」
「……パソコン見てみいや。」
じゃぱぱが言われるがままにパソコンを見ると、そこにあったのは
「えっ………。何これ……?」
意味の分からないテロップが打ち込まれ、解読不能な文字が並んでいた。さっきまで編集していた部分だ。確かに打ち込んだはずなのに暗号になっている。
「じゃぱぱ。お前疲れてるんよ。ゆあんくんもそのことで泣いてるんやないか?」
「俺は泣いてない”っ!」
ゆあんくんが鼻をすすりながら否定する。
そうか、俺、疲れてたんだ。気づいてなかった。
…いや、違う。気づいてないフリしてたんだ。みんなの期待に応えなきゃって思って。200万人以上の人達が俺を、俺たちを見てる。だから、それ相応の動画を、企画を作らなくちゃ。
でも返ってくるのは否定の声ばっかり。「金目的すぎる」とか、「色んなとこでグッズ出すからもっと控えて」とか。勿論俺はお金目的でやってないし、もっと出したらみんな喜ぶのかなって思っただけなのに。それがみんなを苦しめてたのかな。俺のやってる事、そんなに酷いこと?俺、どこで間違えた?どこまでが正解だった?どこ直したらいい?どうしたら期待に応えられる?どうしたら嫌われない?どうしたらアンチはいなくなる?どうしたら…
「っ…じゃぁぱ!!」
みんなは傷つかないの?
「じゃぁぱ!!しっかりせぇ!!」
「じゃぱぱ…?」
じゃぱぱに疲れてるんじゃないかって言ったら、急に思い詰めた顔をしてそのまま床に向かって倒れそうになった。なんとかして抱き上げ、顔色を確認する。顔色は最悪…とまでは行かないが酷い顔色だ。ゆあんくんももう泣いている。
「どうしたんですか…?えっ、じゃぱぱさん…!?」
さっきの俺たちの声に反応したのか、のあさんが来てくれた。多分こういう時はるながいた方が良いんだろうが、寝ているなら仕方がない。
「のあさん…!じゃぁぱ、倒れてもうて……多分寝不足とかなんやろけど…。」
「寝不足ですか……それならベッドで寝かせるのが一番では?起きてから色々やった方が良いですよ、きっと。」
「…せやな。」
じゃぱぱをそっとベッドに寝かせる。体が熱かったからとりあえず冷えピタだけでも付けておいた方が良いってゆあんくんが急いで箱ごと持ってきてくれた。そんないらんよ。
じゃぱぱのおでこに付けたら、少し反応した。やっぱ冷えピタはみんな反応するんやな。でもすぐふにゃふにゃした顔に戻った。顔色はさっきよりは良い。おかゆとか作ったら喜ぶかな。じゃぱぱはコーラの方が喜ぶか。のあさんが着替えを持ってきてくれるらしい。あとで着替えさせよう。
なんで、うちのリーダーはこんな無茶しちゃうんですかね。生まれつき?やっぱ生まれつきなんかな?仕事してないとソワソワするみたいな感じなん?だとしても重症すぎるな。
おかゆ…作ってくるか。
そう思って立ち上がろうとする。すると、うでが弱々しく引っ張られる感覚がして、俺は思わず振り返った。じゃぱぱが目を若干開いて俺の服を掴んでる。力は弱いけど、眼差しは強かった。
「……たっつん…?」
「ん、たっつんやで。どした?どっか痛いか?」
「……たつやぁ……。」
「はいはい、たつやですよ。眠いなら寝な。編集とかやるから。気にせんどいて。」
「……うん……。」
「おう、俺おかゆでも作ってくるわ。ちょっと待っといて。」
「……ううん、いらない……。」
「へっ、いらん?」
じゃぱぱが予想外の返答をしてきた。やっぱコーラか。おかゆ嫌いか。折角作ってやろうとしたのに。たっつん手作りおかゆよ♡ってな。ごめん忘れて。
「いらない………いらないから、ここにいて…。」
「ここに?いればええんか?」
「うん……一人でいるの、やだ…さみしい。」
皆さん見ましたか?これがうちのリーダーです。可愛いでしょ?こう見えて俺より年下なんです。俺より身長デカイのに。ちょっと寄越せ。
「そっか。寂しいか。じゃ、ここいるわ。じゃぁぱが安心するまでここいるわ。」
「うん…ありがと。」
じゃぱぱが握ってきた手は熱かった。そのまんま、じゃぱぱは安心した顔で眠りについた。
よかった。もう、ゆあんくん泣かせたらあかんよ。
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はい、おかえりなさい!
えっと、お久しぶりです笑。いや笑い事じゃない。久しぶりすぎてびっくりしました。生きてます生きてます。
こっちあんま伸びないのでね。こっちは私の趣味部屋みたいになってるね。それでも構わないけど。
はじめてからぴちの小説書いたわ。楽しすぎて永遠に書ける。
からぴちルール結構あるから違反してたら教えて。消すわ。
じゃ、またいつか会おう。また書く気になったら戻ってくる。
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