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…………。
殺せんせー「なるほど……○○さんは”医者”になりたいんですね」
○○『……はい。人の役に立ちたい、というか…… 』
○○『よく分からないのです。』
殺せんせー「でも、○○さんならきっとなれますよ。」
○○『……そうですか。』
ガラガラッ
○○『ありがとうございました。』
医者か……
確かに、お父さんに役立たずとも言われる心配は無い。
けど、本当にやりたい事は医者なのか。
アーティストになりたいんじゃなかったのか。
……分からない。
カエデ「○○~.ᐟ.ᐟ」
○○『…カエデ.ᐣ』
カエデ「○○遅かったから、迎えに来ちゃった(笑」
○○『……そっか。』
<~.ᐟ.ᐟ
<~~.ᐣ
~.ᐟ>
○○『……みんな何の話で盛り上がってんの.ᐣ』
カエデ「将来の事についてだって.ᐟ.ᐟ」
○○『へぇ~……』
みんな気軽でいいな……
私も、みんなみたいに……
カエデ「○○.ᐟ.ᐟ行くよ~.ᐟ.ᐟ」
○○『.ᐟ.ᐟ今行く~』タッタッタッ
あぁ、私もみんなみたいになりたい……
みんなみたいに楽しみたい……
……私の心は、まだ成長してないみたいだ
○○『ただいま』
母「お帰りなさい。あ、そうそう。」
○○『.ᐣ』
母「お父さんから聞いたけど、医者になりたいんだって.ᐣ」
○○『…… .ᐟ.ᐟ』
なんで……
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
○○『あ、うん。』
母「そう……でも、本当に貴方がやりたい事なの.ᐣ」
○○『……』
母「貴方、昔アーティストになりたいって言っていたじゃない」
○○『ぁ……』
覚えててくれたのか……
父「……○○.ᐣ父さん、アーティストになる事、許してないよな.ᐣ」
○○『ッ.ᐟ.ᐟお父さん……』
父「○○は医者になりたいんだよな~.ᐣ」
○○『……うん』
父「そうだよな.ᐟ.ᐟ悪いが母さん、これ以上○○に変な事吹き込むのはやめてもらっていいか.ᐣ」
母「……」
また、雰囲気が悪くなっちゃった……
狼と兎が言い合いしているみたいに。
○○『ッ私、勉強してくるね』タッタッタッ
……逃げていいのか。
このままで、本当にいいのか。
ちゃんと自分の想いを、ぶつけなきゃ……
○○『私の想いを……ぶつけなきゃ…いけないのに……』ポロポロッ
ダメだ、私は何も言えない。
人に頼ってばかり。
この想いをぶつけれたら、どうなっているんだろう……