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鳥野視点
『イッタ…ここ何処だ?ましろとパイセンと一緒に連れてかれて、パイセンを殴ろうとした奴から守って気を失ったのか
ましろとパイセンも気を失ってるな』
人を殴る音や銃声が聞こえ周りを見てみると
沢山人が倒れておりそこの真ん中で戦ってる人が見えた。
よく見てみると見た事のあるお面を付けている人だった。
「がみとも君?」
その瞬間がみともと目が合った。
がみともは動きを止め目を見開くと悲しい表情をし何か言った。
がみとも視点
鳥野と目が合ってしまったがみともは
「こんな真っ黒な俺は見てほしくなったな、
もうここには居られないな…」
そんな事を言っている時、鳥野の後ろに居た奴が起き上がり
鳥野に銃を向けているのが見えた。
「鳥野さん!!!」
そこまで急いで向かう。
『くっそ!間に合わないか!?鳥野さんに弾が当たらないように覆い被さるしかない!』
がみともが鳥野に覆い被さった後、銃声がなった。
「うっ」
同時に扉の方から声が聞こえた。
「警察だ!大人しくしろ!」
がみともの無線を聞いて向かっていたほかの警察が
到着し、最後のギャングを倒してくれた。
その声を聞いて安心したがみともは気を失ってしまった。
「がみとも君!!!」
自分の上に被さっていたがみともが気を失ったのが分かった鳥野はとても焦った。
その声にましろはももみも目を覚まし、警察達は急いで駆け寄った。
「ましろ先生!」
「ももみさん!」
「鳥野さん!」
「がみちゃん!!」
「大丈夫ですか!?」
「ももみはらーどと鳥野くんが守ってくれたから大丈夫!」
「俺らも殴られたり蹴られたりしただけだから大怪我はしてないけどがみとも君が…」
「がみともちゃん!!止血しないと!取り敢えず病院に戻ろ!」
「ももみさん達は俺が病院まで送ってきます!」
「はい!お願いします!」
ももみ達を連れて病院に連れて行く。
他の警察は後処理をしていた。
まるん視点
「このギャング見た事ないっすね。あとこの人数がみちゃん1人でやったって事だよね?がみちゃん何者なんだ?」
鳥野視点
「くっそ!血が止まらない!」
「しかも怪我が多すぎる!」
「まさかがみともちゃん1人であそこ乗り込んできたの!?」
「多分そうだと思う。俺が目覚めた時がみとも君しか居らんくて、しかも俺らを連れて行ったギャング達めっちゃ倒してたし、がみとも君何者なんかなー?」
「取り敢えずそれはあと!
先にがみともちゃんを治すよ!絶対に助けるんだから!」
「そうですね、ももみさん まだお礼も言ってないですし」
「そやな!」
がみとも視点
「んっ…ここどこだ?」
目を開けると真っ白な天井が見えた。
「病院か…あっ!先輩達!!」
がみともはガバッと起き上がろうとした。
「イッ…たぁ〜」
よく身体を見てみると至る所にガーゼや包帯が巻かれているのが見えた。
「俺が病院にいるって事は先輩達も無事って事か〜
本当に良かった…」
そしてがみともは鳥野に戦っている所を見られてしまった事を思い出す。
「あ〜そう言えば鳥野さんに見られたな…基本的にポンコツな俺が、あんなに戦えてたらやばいよな〜」
「やっぱり…ここから出て行くしかないか…元ギャングの俺なんて…」
ガチャと扉が開いた
「出てくってなに?」
「!?と、鳥野さん」
「うん、おはよ。んで何で出てくって事になるの?」
「あっいやだって鳥野さんも見てたでしょ?あんな真っ赤に染まった俺を…人を助ける為の手を人を殴る為に使った…
そんな俺はここに居てはいけない」
「確かに初めはびっくりした、けどそれも俺たちを助ける為だったんだろ?それなら理由は一緒だ。」
「でも、でも…俺はもう」
「がみとも君が元ギャングだからってなんだよ、そんなの関係ないだろ?今ギャングなわけじゃないしそれにましろとパイセンも許さないと思うんやけどな?」
「がみとも(君)(ちゃん)!!」
扉からましろとももみが入ってきた。
ももみは泣きながら
「がみともちゃん!起きて良かったぁ〜!!もう!無茶しないで!」
ましろは泣きそうになりながら
「がみとも君、助けてくれてありがとう。全部ではないが鳥野さんから聞いた。でももうこんな無茶はしないでくれ。」
「ももみさん、ましろ先輩…」
「俺もお礼言ってなかったな。がみとも君助けてくれてありがとう。んでがみとも君がどんな過去を持っていても救急隊には必要だよ。」
そう言われてしまえばがみともはもうどこにも行けなくなってしまった。
「でも、俺は…」
「でもじゃないですよ!!盗み聞きはダメだと思ったけど、がみともちゃんが元ギャングって言うのは鳥野くんと話してたのを聞いちゃったけど、それでもやめてほしくない!」
「俺も同じですね。がみとも君が辞めたら俺の右腕が無くなるじゃないか。」
「な?大丈夫だって言ったろ?他の皆んなには言いにくいかもしれないから内緒でもいいし、4人の秘密やな!」
「ふふっ、ありがとうございます!やっぱり俺は救急隊が大好きです!」
「がみー!?大丈夫かー!?銃撃たれたんだろ!?」
「治、うるさいわよ、ごめんなさいね?がみとも君。」
「ごめん、よつは!、」
「がみとも先輩!!なんで無茶するんですかー!」
そう言いイロハとぷぅが抱きついてきた。
「どんなけ3人が無事でもがみちゃんが無事じゃなかったら意味ないよ!」
「「でも3人を助けてくれてありがとうございます!」」
「うん、2人ともごめんね?」
2人を抱きしめながら思った。
『でも多分俺はここを守る為だったらなんでもする。
たとえ死んだとしても』
……To be continued