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いつもとちょっと違う書き方してます
4×5
地雷注意
最近のユーキは少しおかしかった。
楽屋ではいつもなら真っ先に騒ぐのに、スマホを見たまま黙っている時間が増えた。
撮影の合間も、誰かが話しかければ笑う。
でも、その笑顔がいつもより薄い。
タクヤはそれに一番最初に気づいていた。
「…ユーキ、大丈夫?」
帰りの車の中、隣に座ったタクヤが小さく聞くと、ユーキは画面を伏せて笑った。
「え?なにが?笑」
「最近、寝れてないでしょ、」
「そんなことないよ」
即答だった。
でも、声が掠れている。
タクヤはこれ以上聞けなかった。
ユーキは昔から、”大丈夫”っていうのが上手かったから
ーーーーーーーーーー
その日の深夜。
タクヤのスマホに通知が入った。
『ユーキ:ごめん、今日ちょっと無理かも』
意味が分からなかった。
返信しようとして、ふとSNSを開く。
そこには、見慣れた名前と一緒に鋭い言葉が並んでいた。
“ダンスリーダーのくせに下手。”
“もう年齢きつい”
“空回りしてるの気づかないの?”
スクロールするたび、悪意が増える。
タクヤの指先が冷えた。
(ユーキは、これをずっと見ていたのか)
何百、何千と
「…ふざけんなよ、」
思わず呟いた声は震えていた。
翌日のリハ
ユーキは来なかった。
メンバーの空気が一気に重くなる。
「連絡つかない」
カイが低い声で言った。
「既読もつかねぇ」
シューヤが眉を顰める。
その瞬間、タクヤが立ち上がった。
「俺、行く。」
「タクヤ?」
「…嫌な予感する」
誰よりも顔が青かった
ユーキの家の前。
インターホンを押しても反応がない。
電話も出ない
タクヤは何度も名前を呼んだ。
「ユーキ!!!」
返事はない。
胸が嫌な音を立てる。
“間に合わなかったらどうしよう”
その考えがよぎった瞬間、タクヤはドアを強く叩いた。
「…おねがいだから、、お願いだから返事して!!」
震える声だった
しばらくして、カチャ、と小さな音がした。
開いたドアの向こうにいたユーキは、驚くほど痩せて見えた。
目が真っ赤だった
「…タクヤ…」
その声を聞いた瞬間、タクヤは思わず抱きしめてめいた。
「っ、よかった…!」
「え、ちょ、タクヤっ、」
「なんで1人で抱えて込むの…」
ユーキが目を見開く
タクヤは泣いていた。
「っ、みんな、忙しいし…」
「関係ない…!!」
タクヤの声が部屋に響く。
「俺ら、メンバーだよ…?みんな味方だって…!!」
その言葉に、ユーキの表情が崩れた。
ずっと耐えていたものが、溢れるみたいに
「しんどいんだよ、」
また、掠れた声。
「頑張っても、頑張っても否定されて、 見なきゃいいって、分かってるけど、! 」
「俺、もう疲れた……」
タクヤは何も言わず、強く背中を摩った。
ユーキの涙が、肩に落ちる。
「消えた方が楽なのかな、って、思った…」
その瞬間、
タクヤはさらに強く抱きしめた。
「…消えるとか言うな。」
震える声だった。
「そんなの、絶対に嫌だ。」
ユーキは何も言わない
「ユーキがいなくなったら、俺らどうなんの」
タクヤは顔を上げた
涙でぐしゃぐしゃのまま、真っ直ぐユーキを見る
「超特急は、9人で超特急なんだよ…」
静かな部屋の中
ユーキの嗚咽だけが響いていた。
ーーーーーーーーー
そのあと、メンバー全員がユーキの家に集まった。
「、とりあえず、スマホ没収!!」
アロハが半分冗談っぽく言えば、
「賛成。」
ハルがユーキのスマホをひょいっと取り上げる
「おい!」
久しぶりに聞いたツッコミに、みんな少しだけ笑う。
「ちゃんと飯食えよ」
「寝ろ」
「1人になるな」
口々に飛んでくる言葉
その真ん中で、ユーキは呆れたように笑った
でもその目は、少しだけ軽くなっていた。
タクヤは横で、その顔を見てやっと息をつく。
まだ、全部解決したわけじゃない。
誹謗中傷は簡単には消えない。
苦しさも、すぐには無くならない。
それでも、
1人じゃない。
それだけは、ちゃんと伝わっていた。
どうでしたか…!
こういうの割と得意です。
リクエストあれば多分やります
テスト期間なので遅くなりそうですが。