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🐤side
夕暮れ時の帰り道、先輩に歩幅を合わせて歩く。
俺の方が少しだけ身長が高くて、2つの伸びる影はもっと分かりやすく身長差を地面に映し出す。
この時間に一緒に歩ける、一緒に下校ができる俺だけの特権だ。
今はコンビニで買った2つに分けれるアイスを半分こして食べながら帰っている。
味はコーヒー。
定番で、懐かしい味。
最後に残ったものをちゅーっと吸わせながら、
🐇「お泊まり会、たのしみやねぇ」
と。
🐤「ですね〜!楽しみすぎです!」
とかえすが、口にばっかり目がいってしまう。
ちっちゃくてうるうるした口に目が吸い寄せられてしょうがない。
って、あぶな。
また変なこと考えてる…!!
🐇「詳しいことはLI〇NEで決めよかぁ」
🐤「了解ですっ!へへ、楽しみ」
LI〇NEでも話せる口実ができて嬉しいな
通話の声だと初兎先輩の声はちょっと低くなって落ち着くんだよな。
なんて考えてると
🐇「…ふぁぁ…ねむー…」
といって伸びをする先輩。
🐤「寝不足ですか?」
🐇「んー…ねぶそく…もあるし…」
🐤「あるし?」
🐇「りうちゃんだからかなぁ、落ち着くし…」
🐤「っ…、!?」
そーゆーとこ!!
ほんとにそーゆーとこ!!
なんでそんなこと言っちゃうかな…
無自覚人たらしめ…
そんなん、期待しちゃうじゃんか…。
もう
🐤「俺ん家来ます?おちつくなら膝枕してあげますよw」
先輩だって少しぐらい意識してくれればいいのに…
🐇「え、ほんまに〜?膝枕やって〜w」
なんて目を細めていたずらっ子のようにししっ、と笑う先輩。
先輩のが1枚上手だったか…!
悔しい…
くるっと振り返り、初兎先輩と向き合う。
先輩は「ん?」というような表情をしている。
やっぱり、これっぽっちも意識していないのであろう。
そんな鈍いところも、可愛く思えてきているんだから、俺は相当末期なんだろうな。
ふ、と笑いかけ、
🐤「初兎だけだよ、こんな事言うの」
なんて言ってみる。
🐇「ッ、!?」
🐤「行きましょ〜」
はーぁ、先輩に少しでも意識させたかった
またリベンジして、絶対先輩にちょっとでも意識してもらお。
ほっぺをぷくっとしながら歩いてる俺の左斜め後ろでは
🐇「…???///」
なんてなぜこうなってるか分からず赤面している先輩がいた。
そんな先輩を、俺は見ることが出来ていないけどね
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こんばんは!楓です🍁
2話前くらいから、たくさん♡と💬ありがとうございます🥲🥲
💬沢山してくださってテンション上がって本日2話目でございます。
コメ書いて欲しいなって言ったら書いてくださる読者の方ほんとに好きです🥲💖
みなさんも私(※の作品)が好きなら相思相愛ですね?((黙
本日はちょこっとご相談です!
次回からほんのちょっとだけ文字数増やしても大丈夫ですか…??🥲
私文才とかまとめる力が無さすぎて内容が無いも同然なので…( ;꒳; )
これ以上増えたら読みにくいよ〜とかあったら、教えていただけたら嬉しいです!
𝐍𝐞𝐱𝐭→♡&💬次第…( ,,._.,,)
コメント
12件
この作品大好きですっ! フォロー失礼しますっ!
続き楽しみです! 増やしても全然大丈夫です。 主さん頑張ってください!!