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「よくそんな太ってて俺に近づけるよね」

恐らく喧嘩した時の勢いで言った言葉なんだろうけど、私にはそれが許せなかった。数週間前に臣くんと喧嘩してそう言われてから連絡をとってない。最近バレーの調子が悪くてイライラしてる臣くんに何度も酷い言葉は言われてるけどあの言葉だけは妙に心に刺さった。認めてもらう。そう決めてからダイエットを始めた。食事も取らなくしたし、運動もし始めた。友達も「え、?大丈夫?ちゃんと寝てる?」とか「ご飯食べてる?気分悪くない?」と心配してくれるけど『大丈夫。』としか答えられない。やっと8kg落ちた。そう思って臣くんの家に行こうと思い、信号を待ってると急に目眩がした。倒れそうになった時後ろから手を掴まれて抱き寄せられた。『えっ、誰…「何してんの、○○」』『臣く…ん?』「最近会えてないし。しかもなに、?ご飯食べてる?ちゃんと寝てる?なんでこんなに細いの、」怒り気味に言ってきた臣くんに安心しつつ、私は『だって臣くんがデブって言ったんじゃん…』そう返すと苦しそうな顔をして「あれは…勢いで思ってもいないことを言っただけだから…。ごめん…それ以上痩せないで」と言ってくれて安心した


        _End_

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