【 五条side 】
暁「にしても、おかしいなぁ〜」
時透「なにがよ」
暁「さっきの呪霊、全然強くなかった」
暁「盛って2級あるかないかぐらいだったよ。」
暁「でも、呪力量はそれぞれ違ったりした?五条クン。」
五条「確かに、、、1匹ずつ違ったような、、」
暁「……尾の数がそれぞれ違った。」
暁「一尾と二尾と三尾。」
暁「これはあくまで仮説。」
暁「尻尾の数が多いほど呪力量がある。」
暁「そして、上限は9本。」
五条「………もしかして、」
暁「あくまでこれは俺の勘。」
暁「この領域の主は、九尾かもね。」
こいつの仮説は多分、正しい。
普通、領域内で(それも特級の)他の呪霊が群がることはない。
さっきの呪霊も九尾の影分身だとすれば、辻褄が合う。
時透「きゅうり?」
暁「きゅうび。ねえ、今シリアスっぽかったじゃん。」
暁「なんでお前はそーゆー雰囲気壊すかなー」
時透「主人公置き去りにして話進めるのが悪い。」
時透「九尾ってことは、、この領域内には狐が9匹いるって事?」
暁「多分ね。」
時透「てことは、、、さっき3匹出てきたから、、、えーと9引く3で、、、6、!」
時透「あと6匹いるって事?」
五条「多分な。けど道が2つに分かれてたって事は傑達の方にも最低1匹はいるだろ。」
五条「そんで、呪力が濃いこっちのほうに、おそらく九尾はいる。」
夏油「急に飛び出してきたと思ったら……狐?」
糸木「よくあの速さに反応できたな。さすが特級。」
夏油・糸木の前に現れたのは尾が8本の狐だった。
夏油「歩さん、神隠しに遭った被害者を発見しました。」
夏油「合計7名。全員息があります。」
糸木「帳の外に運ぶか。」
時透「!」
五条「今度は2匹かよ……」
あぁ。アイツの仮説は正しい。
この六眼がそう言ってる。
目の前に現れたのは四尾と五尾。
五尾の方が呪力量が多い。
「呪霊討伐ぅぅぅうう!!」と、馬鹿兄妹が騒ぎ、すぐに祓えたということは、
そこまで強くなかったのだろう。
五条(………それよりも、)
時透「私の方が早かったし!!」
暁「俺の方が早く祓ってたよ。」
拝啓 “ 両手で引き算をしていた ” 君へ
お前実は小学生だったりしますか?
コメント
4件
9ひく3って7だっけ?•́ω•̀)?
ノベルの方が書きやすいからついついこっちを投稿してしまった作者です。(年度ない完結って宣言したのにね。)