【 五条side 】
五条「あとは九尾だけか。」
俺の足元にいるのは先程祓った六尾と七尾。
暁「あれ、でも行き止まりだ。」
目の前にあるのは壁。
『コンコン』
五条「随分厚い壁だな。」
五条「でもこの先に強い呪力量を感じる」
五条「壁が分厚すぎるな……よし、俺が赫で壊すからお前らは離れて_____
五条「………」
暁「よし、壊せた」
時透「九尾どこかな〜?」
五条「いや、なんでお前ら壊せちゃってんの」
時透は拳で。
兄貴の方は脚で。
五条「俺の良いところ載せようよ?なんか冒頭のシーン、俺が祓ったのに、祓い終わった後なんだけど!?」
時透「何言ってんのお前。そんなにキラキラしたかったら、仮面ライ○ーにでも出てこいよ。」
五条「お前なぁ…💢」
暁「ねえ、2人とも。」
五条・時透「「あ?」」
暁「居たよ?九尾。」
五条・時透「「はあぁぁぁぁあ!?!?!?」」
時透「おま、嘘だろ!?なんで佇んじゃってんの!?」
五条「もっと先に行ったら遭遇するとか、!なんかあるだろ!!」
時透・暁「「ひとまず!!」」
暁「えーい(棒)」
時透「やぁぁぁあ!!」
五条「おい、なんか……効いてなくね?」
時透「というか、コイツビクともしてない!」
暁「ウン。傷つけても治ってるね。」
時透「もしかして、、、」
五条(いや、もしかしなくとも、、、)
時透「呪力量がハンパない!!」
考えてみればおかしかった。
特級案件。にもかかわらず、なんで前半に出てきた呪霊が雑魚だったのか。
それは、この九尾とやらの呪力量がエゲツないからだ。
五条(そしてなによりこの領域、、、)
呪力が削られる。
五条(おかげで領域展開する分の呪力がない。)
五条「クソッ!ホントに効かねーな!!」
現在進行形で3人で攻撃しているが、HPの減りが少なすぎる。
時間が経つにつれ、俺と時透は呪力を削られ、術式が使えなくなっていく。
五条「ったく!!こんな呪霊、!どうやって____」
時透「あ、」
なにかを思い出したように呟く怪力女。
ニヤリと笑みを浮かべて。
時透「そういえば、アンタらには魅せてなかったわね!」
_____瞬間、ソイツの黒曜石のような瞳が紅緋色に輝いた。
拝啓 “ ぐーパンで厚さ約1mの壁を壊した ” 君へ
俺は仮面ライ○ーよりもドラ○もんの方が知っています。
コメント
3件
仮面ライ○ー知らないでドラ○えもん知ってるのw 可愛いかよ((真顔))
ほんっとうに、最高でした!続き楽しみにしてます♡