33日目
今日は絵名の退院記念パーティー!!
だから今からセカイ行ってくるね!
絵名、喜んでくれるかなぁ…꒰՞・·・՞꒱
瑞希
「「「絵名、退院おめでとう/!」」」
「「「「おめでとう/♪」」」」
「「…」」
『うわ…何か恥ずかしいんだけど……』
「さぁさぁ、座って座って!まずはケーキ入刀だよ!!」
「パーティーハット、似合ってる…」
『誕生日じゃないんだから…』
照れ臭い気持ちが入り交じる。
……それでも、やっぱり嬉しい感情が抑えきれなかった。
ー
「私は曲のプレゼントなんだけど…聞いてくれるかな、」
『え、奏の曲!?絶対聴く!!ありがとう!』
~♪
『……落ち着く、、』
『冷たくて暗いけど…でも、光がある様な……暖かい曲で好きかも』
「本当?良かった……何を贈ったらいいのか分からなくて…」
「……私からは、コレ。…ぬいぐるみゆたんぽ」
『ぬいぐるみゆたんぽ!?可愛い~!』
「まふゆにしては珍しいチョイスだね」
「…そう、かな。……最近、寒いから 」
『ありがと…アンタも気遣ってくれてるのね』
「じゃーんボクからはこれ!薔薇柄のワンピースだよ!」
『え、何これ可愛い!瑞希が作ったの!?』
「そうだよ~ミシンラウンジで頑張って作ったんだから感謝してよね♪」
『感謝するに決まってるでしょ、ありがとね』
『……って、あれ…?薔薇、全部5本の束になってる…?』
「あ、あ~…それは~その……ね…?」
「そういえば5本の薔薇って花言葉があったよね」
『あ、言われてみれば確かに…何だっけ~……』
「…【貴方に出会えて良かった】」
「!!ちょ、まふゆ~言わないでよ~恥ずかしいから……/// 」
「そうなんだ…流石まふゆ、物知りだね」
『……ふ〜〜〜ん???可愛い所あるじゃないw』
「も~…!//」
ー
「…わたし達からは、これ」
『え…これ、ピンク色のシュシュ!?可愛い!』
「瑞希に手伝って貰いながら頑張ったのよ」
「…どう、?」
『嬉しい!ありがとね、皆 』
「喜んでくれて、良かったぁ…」
「良かったね、皆」
「うん、」
『…ふふっ、何か、凄い嬉しいかも……』
『胸が暖かい…って感じ、?』
「……ねぇ、絵名」
『?』
「…困った事があったら、これからは私達を頼って欲しいな」
「そうそう!ボクが言える事じゃ無いけど1人で抱え込むのは良くないからね~」
『奏、瑞希……』
(…そう、かもしれないけど……)
(…いや、そうだ。そうしなきゃ……そうしないと、余計に皆を困らせちゃうもんね…)
『…うん、これからはそうしてみる』
『………ありがとね、皆』
コメント
2件
尊い…瑞希の花言葉をサラッというまふゆ好きですw