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第5話 「新しい出会い」
今日は土曜日…🎼🦈は来れない。だってお母さんがずっと家に居るから。
ママ「🎼🍍ちゃん。今日は何をするの?」
🎼🍍「うーん…お外見る!」
ママ「🎼🍍ちゃん、、まさか外に出たいとかなんて…」
🎼🍍「思ってないよ…ママの為に🎼🍍はずっとここにいるから…ね?」
ママ「そうよね!🎼🍍ちゃんはアイツみたいにならないでね」
🎼🍍「っ…。もちろんだよ。ママ。」
お母さんは出ていった。俺がひとりで見たいって言ったから。ひとり…何時ぶりだろう…🎼🦈がいつも来る窓でひとり…外を見る。
🎼🍍「🎼🦈は今日来ないのに…」
ふと外を見ると見慣れた、人がいた。
🎼🍍「え、🎼🦈!?」
🎼🦈「あ、🎼🍍くんだ。ごめんね。そこに絡まってる風船取れる?」
🎼🍍「え、あ、うん。はい。」
🎼🦈「ありがとう。弟のなんだよね。」
???「🎼🦈兄ちゃん取れた??」
🎼🦈「取れたよ〜今降りるね〜。じゃあ、またね🎼🍍くん。」
🎼🍍「待って!少しだけならここで話せるから」
🎼🦈「でも、弟もいるし、」
🎼🍍「それでもいいから…お願い。」
🎼🦈「わかったちょっと待ってね。風船持ってて、」
🎼🦈が降りた。どこに行ったの?置いていった?どうして…俺の事…嫌いに…
🎼🦈「ヨイショっと!ほら、🎼👑ちゃん名前言える?」
🎼👑「うん!俺🎼👑!🎼🦈兄ちゃんの弟で小学2年生!!」
🎼🍍「え、、あ、俺は🎼🍍。えーと、学校行ってなくて、その何年生とかわかんない。」
🎼👑「そうなんだね!何歳とかは?!」
🎼🍍「えっと…11歳…?かな!」
🎼🦈「🎼🦈の1個下だ! 」
🎼👑「ほんとだねぇ〜」
楽しい。俺🎼🦈以外と喋れてる。すごい。嬉しい。もっと喋りたいけど…さすがにやばいよな…
🎼🍍「🎼🦈…そろそろ」
🎼🦈「そうだね!そろそろ帰ろっか」
🎼👑「えー、もっとおしゃべりしたかった!」
🎼🍍「今度また、🎼🦈と来てもいいから…」
🎼👑「じゃあ!約束!指切り!」
🎼🍍「指切り…??」
指切りって何??
🎼🦈「約束する時にするやつだよ。 ほら、🎼🍍くん小指を立てて?」
🎼🍍「え?うん。」
🎼🦈「また一緒に話そ?指切りげんまん!」
🎼👑「嘘ついたら?」
🎼🦈「針千本のーます!指切った! 」
🎼🍍「え、怖い!!?」
🎼🦈「怖くないよ!🎼🍍くんまた来るね。2日後かもしれないけどまたね!!」
🎼🍍「うん。また待ってる。 」
🎼🍍「指切り…えへへ…」
これだけで俺は🎼🦈に会えなくても2日間やり過ごせる。🎼🦈。早く会いたいな。
🎼👑「あの人綺麗だったね!🎼🦈兄ちゃんが言ってた人ってあの人?」
🎼🦈「うん。そうだよ。」
🎼👑「あの人、なんか可哀想だったなぁ〜…外に出れないなんて…」
🎼🦈「いつかきっと…救い出すから((ボソッ…」
🎼👑「🎼🦈兄ちゃんなんか言った?」
🎼🦈「何も言ってないよ!ほら、帰るよぉ〜」
🎼🍍くんをあの窓から出せる日はいつか来るのかな…