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看守達の短編集!

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看守達の短編集!

13 - 第13話 どんな貴方でもいいから側に居てほしかった。第11話〜第13話文字のみ

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5

2025年02月21日

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こんもちゃ!!今回は!「どんな貴方でもいいから側に居てほしかった。」の第11話〜13話までの文字のみverです!!

会話内の()は前回と同じです!!

村上さん→{}

若林さん→《》

それでは!!どうぞ!!

ーーーーーーーーーーーーーーーー

〜第11話 何かがぷつりと切れた〜



せっかく助けたのに。助けたかったからたすけたかったのに。

ひと気が無い廊下で1人叫びながら泣いている。

「もう関わりたくもないッ!!」

勿論、言い過ぎなのは分かりきっている。アイツに嫉妬しているのだって……

でも……やっぱりその状況が受け入れられない自分が居る………

ーーーーーーーー

「なんで………あんな事……言っちゃったんだろう……………」

病院の屋上。風が強く、夕日が綺麗に輝いている所で大声で泣きながらさっきの言動を悔やんでいる。

もう遅いのに…………気がついた頃にはもう遅かった。

気が動転していたと言えば言い訳になってしまうが…………………実際はこれが事実だ。

仲直りなんてもうできないだろう。

その時…心の中で何かがぷつりと切れたような気がした

「今……関係がある人とは……さよならしなきゃね………………」

この時は自暴自棄になっていたのだろう。

もういっその事関わりのある人達とは関係を切って居なくなればいいと…………

そうすれば…………会いに行ける……………

ーーーーーーーーーーーーーーー

あれからいつまで泣いているのかわからない……

人が完全に通らなくなった廊下でうずくまっている……目を擦りながら泣いていたためか、目の周りは赤くなり…ヒリヒリと痛む………

だが、ここから動く気もなく……ただただ泣きじゃくる事しか出来なかった………

不安しか無い…………この間にもあなたが落ちようとしているのかと考えてしまう程に……

関わりたくも無いのに…どうしても頭の中で考えてしまう………

いつになったら……あなたと…仲直り出来るのか……


〜第12話 これ以上は。〜


数日たって。俺は退院した。だが、仲直りは出来ていない。

先輩も退院したのだろうか。

関わりたく無いのに気にしてしまう。頭の中で無意識に先輩の事を考えてしまう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

やっと退院できた。だが、指原とは喧嘩したままだ。仲直りも出来てない。

だが、そんな事、仕事では関係のない事だ。今日も平然とした顔で仕事へと向かう。

廊下を歩いていると、元気な声が聞こえてくる。

目の前を見ると、そこには赤紫色の看守服を着た長髪の男がいた。

彼の名前は村上。黄昏刑務所の1つ、フンフ刑務所の看守長をやっている俺の同期だ。

{元気ないけど……大丈夫……?}

心配してくれるのはありがたい……だが……今の自分にとっては、、、心配される事が辛いんだ……

ふと思いついた。いっその事ここで言っちゃえば良いのだと。もう、誰にも迷惑を掛けずに飯塚の元へ行きたいんだ。

「ごめん……もう……俺と関わらないでほしいんだ…………」

突然言い出したからか彼はとても驚きを隠せない様子だ。当然だ、急に関わらないで欲しいと言われたら誰もが驚くだろう。

{冗談だよね…………?}

………冗談だったら…良かったのに…ね。

こうして俺は村上に別れを告げた。

ハズダッタ。

ーーーーーーーーーーーーーーーー


突然俺に関わるなと言った君……

一体どうしちゃったのか…………………

考えればあの日…………あの時以降、君は日に日に元気が無くなって行くように見えた。

絶対に何か大きな悩みを抱えているのだろう。

関わるなと言われても自分は関わり続ける。

君の悩みを聞けるまでは絶対に。

それで少しでも…君の心が救われるように……

ーーーーーーーーーー

“ごめんね”

そう呟きながらまた屋上への階段を登っていった。



〜第13話 俺達で君を救いたい。〜


数日後、今日も眠れなかった。だが仕事には行かなくてはならない。

今日もかと嫌々廊下を歩いていたら、前からオレンジ色の看守服が見えた。

《あ、、、金久保じゃん!》

そう元気な声で自分に話しかけて来たのは村上と同じく私の同期であり、フィーア刑務所看守長の若林だ。

相変わらず元気だなぁ……………

でも………………言わなくてはならない……。別れを告げなくてはならない……………。

「あの………これ以上……俺と……関わらないで欲しい…………」

反応は同じだ。とても驚いたような表情で冗談なのかと聞いて来た。

勿論。冗談では無い。

もう皆に迷惑を掛けるようなことはしたくない。

「それじゃあ……さようなら。」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

話しかけたら急に別れを告げられた。

突然の事で混乱してしまった。

《嘘だよな……嘘だと言ってくれよ…》

少し時間が経っても事実を受け入れる事は出来なかった。

{あっ………若林君………………}

《村上、?!お前も来てたのか、?》

{君も……言われたんだね……}

言われたんだね………、?もしかして……村上も言われたのだろうか、?

{ねぇ、、!俺達で金久保君を救おうよ、!}

救う…………か。

確かに自分達で彼を救う事が出来るのならそうしたい……。

助けたい……!

《……!!そうだな!》

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

先輩とは一言も喋らないまま数日過ぎた。

気にしたく無い…もう少し気持ちの整理をしてからがいいのに……

心の奥底では……ずっと貴方の事を考えてしまう…………

ーーーーーーーーーーーー

ごめん………………

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