2日で200閲覧ってすごいですね😳💘
ありがたいことに1日で♡1000⤴️行ったので続きを描きます♪
前回からの続きですー😽🎶
記憶に流れてきたものは全部、私達の思い出だった。
痛くて…、苦しくて…、思い出してくなくなって…、でも忘れちゃいけないような感じがして。
自分の脳が思い出させようとしてくる感じがして。
「やだ」って思ってるのに無理やり流れてきて……。
赤♀「…………」
そんな負のループが苦しくて逃げ出したくなっても無理だった…。
ないくんが好きって言った瞬間に、待ってたかのようにすべてを思い出した。
私達が付き合ってたこともどうして記憶を失ってしまったのかも…、全部…。
しばらくの沈黙が続いた。
ないくんは苦しそうな表情をしたままりうらのことを見つめるだけ、
そんな中りうらはただないくんの顔を見つめるだけしかできなかった―――。
赤♀「……ねぇ、ないくん、りうらのこと一生好き?♪」
桃「あぁ、一生好きだよ♪」
そんな感じに「好き」って伝え合う日々が幸せでしょうがなかった。
どんだけ嫌なことがあっても最愛の彼がいれば何でも乗り越えられるような気がして、
誰にも渡したくない人だった。
それなのにもかかわらずりうら自身から彼を手放してしまった。
しかも、理由は高熱というしょうもない理由で。
桃「……ねぇ、りうらッッ……」
桃「無視しないでよッッ……」
ってりうらが眠っている間に声をかけられた気がして、
りうらが目を覚ましたときはまだ記憶があった。
だから、最期の会話だと思って喋ってた。
1つ…、1つ…、丁寧に。
桃「好きだよ……ッッ……」
桃「俺のそばに居て…?」
赤♀「……当たり前……じゃん…笑」
桃「……ばーか…約束…ね、」
そうやって彼に言われたときりうらはとても困ったな。
だって、守れそうになかったから。
りうらから彼を突き放そうとしてるんだもん。
今更戻れない…。
そんな事を考えていたら曖昧な返事しかできなかった。
赤♀「う、…ん……♪」
返事をしたあたりからやっぱり離れることが寂しくてどんなに辛くても言葉を発したかった。
たった5文字を言うだけなのに辛くて、1文字発するだけで泣き出しそうになるくらいで…、
でも、最期なら…、って考え言葉を喉から振り絞りだす。
赤♀「あいして…た…♪」
桃「俺はずっと愛してるよ…ッッ!」
赤♀「………」
赤♀「私も…♪」
って答えたら力尽きたように眠りについた。
そしたらさ、彼の声が聞こえた。
でも、いつもみたいな優しくて甘い声じゃなかった。
耳を刺すような正直言えば聞きたくない声だった。
桃「ぅああああああああッッ………”‼️‼️」
桃「りうらッッ…りうらぁッッ…!!泣」
赤♀「……っはは…笑」
赤♀「(全部思い出しちゃったなー…笑)」
なんて色々な感情で押しつぶされそうになっている中彼に肩を掴まれて、
また言葉をぶつけられる。
桃「りうら………思い出して…ッッ…」
桃「俺が早く行かなかったのが悪かった…?」
桃「ねぇ……ッッ…。」
って、
こんなに言葉をぶつけられて、言い返せなかった。
ただ、全部を受け止めて彼に抱きつくことしかできなかった。
赤♀「ない、…くんッッ……泣」
桃「り、うら…??」
きっと察したのだろう。
りうらがいつもと違うことも全部。
そんなときりうらは彼の顔を見つめることができなかった。
きっと、見てしまったらこれ以上泣いてしまうだろうから。
赤♀「…思い出した…!泣」
赤♀「全部…ないくんとの思い出も全部全部……ッッ‼️泣」
1つ1つ丁寧に言葉を発す。
震える体を全部抑えて、
どれだけ彼に心配をかけてしまったのだろうか、
そんなことを考えると余計に体が震えだす。
桃「ッッ……!」
桃「り、…うら……ッッ、、泣」
よほど嬉しかったのだろう、泣き崩れ、
背中に手を置かれ、抱き返される。
そんな対応をされると安心したのか今よりもひどく涙が込み上げてきた。
オレンジ色に照らされた部屋の中で2人、抱き合って泣いてる姿があった―――。
end
【オマケ】
赤♀「………ないくん…w」
あの後、嬉しすぎたのかりうらよりも泣いたないくんは今現在ぐっすり。
外はすっかり暗くなり高校生のりうらだったら怒られていた時間帯だ。
これも大人に近づいた証拠なんだろうって感じられる。
赤♀「……ごめんね…、ないくんのこと愛してるよ。」
赤♀「………」
口づけしてやろうかなんて考えたか辞めておこう。
彼が起きているとき、その時にするとしよう。
なんて考えたら視点が一気に180度変わった。
そして目の前には大好きな桃髪が映った。
赤♀「っへ…?」
桃「おはよー♪」
赤♀「お、おはよう……」
ニコニコ笑っている彼を見ると頬が熱くなっていくのが感じる。
すべてがかっこよく見える。
これもすべて恋のせいだ…。
赤♀「この状況はどうにかなりません…?」
桃「……んー…じゃあなんでりうらは俺の顔を押し倒してずっと見てたの?♪」
赤♀「寝てなかったのッ?!」
桃「俺の名前を呼びながら笑ってたときから♪」
しくじった……
口づけをしようとしてたこともバレたか……?
冷や汗をダクダクと流しながら彼の口をジッと見つめる。
桃「……なに、w」
桃「何がほしいの?w」
赤♀「な、何も欲しくないし……、/」
素直になれなくて照れ隠しをしてしまう。
フイッと顔を逸らすとないくんがりうらの頬を掴みまたないくんのもとへ持ってくる。
赤♀「ぅあ…、/」
桃「………今回は特別ね、」
と言葉を吐き出しそっと口づけを交わした。
end
一応読み切りにカウントしてください🙃
続きはないです。さようなら😽🎶(
コメント
2件
やばい✨ めっちゃいい…! これ、今あさイチで見たんだけど、 最高だわ… 流石ゲストちゃん!!!