コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
杏耶side
まずは、どこまで使えるか……………。
杏耶「望花、炎の方はどんくらい使える。」
望花「う〜ん。そういや、炎の方は全然使ってないや。血行操作は気づいたときからあったらしいから、そっちを鍛えて練習してたからなぁ。」
杏耶「そんなんだったら、俺と手合わせしろ。お前は結構操作禁止、俺は能力禁止。このルールでするぞ。」
望花「は〜い。」
杏耶「はじめ!!。」
そういった途端。望花は、俺に突っ込んできた。
だが…。見るかぎり、能力の使いかたにムラがありすぎる。
近距離は諦めたらしく、遠距離で、攻めてくがなぁ。
操作の仕方もグダグダで、狙ってたとしても当たらない。
杏耶「ストップ。」
望花「私も、まだまだだなぁ。」
杏耶「そうだな。ダメダメすぎる。炎の操作も、使い方も。」
望花「ッ、、、。そっか………。」
そう言って、下を向いちまう。
杏耶「はぁ、なに下向いてんだ。」
望花「え、、、、、、。」
杏耶「んな下向いてる暇あんなら、前向け前。時間も敵も待ってくれねぇ。だが、ここには、一人でガンガン進んでくやつはここにはいねぇ。待ってほしいなら待つ。教えてもらいたいなら、教える。俺もそうやってもらってここにいる。だから安心しろ。俺だけじゃねぇ。ここにいる奴ら全員だ。俺ら全員で一緒に強くなってやるんだ。」
そう言うと、望花は泣きそうなのか、嬉しそうなのか分からない顔で、
望花「うん!!。」
と、頷いた。
杏耶「お前は、まず、炎の操作に慣れるところから始める。炎の操作にも関わらず能力には、想像力がともなう。考え方的には脳と能力がつながってる感じだ。」
望花「想像力が、能力を変える。それなら………………。」
そういった望花は、ニヤリと笑いこういった。
望花「現実を捨てようか。」
こいつは一体何はじめんだぁ…。
そう思ったのもつかの間、まだ慣れてない炎で剣を作り出した。そこまでは、良かったんだ。だが、、、、
望花「あ゙っち!!。」
杏耶「バカ!!。」
なにしてんだよ!!。
あいつは、炎の剣を素手で触りやがった。
どうして触った。俺の真似か?。俺には炎耐性がある鉄甲が付いてるからいいんだ。お前は素手だろ。
望花「言ってぇ………。」
杏耶「はぁ。なにしてんだよ。おら手ぇ見せてみろ。」
そして、手を見せてくる。
その瞬間俺は自分の目を疑った。やけに火傷してる範囲が狭すぎる。
いや、それはいいことだ。だがあの火力でこんだけしかないって言うのはおかしい。
杏耶「なにをした。」
望花「ん、なんのこと?。」
杏耶「んで、こんな事になってるか聞いてんだ。」
そう言って、望花に自分の手を見せる。
望花「あぁ。これね。実は、血で手を覆って、火傷しないようにしたんだけど、なかなかうまくいかないもんだね。」
杏耶「はぁ………………。」
こいつは、無茶ばっかりしやがる。炎の操作に慣れてねぇくせに一気に2つ同時に使うなんて。無茶にしても程があるだろ。
望花「そういえばさ。杏兄はさ。どうやって炎の剣を掴んでんの。」
やっぱ俺の真似か。まぁ、はじめのうちはいっか。
杏耶「それは簡単だ。」
そう言って俺は右手の上に炎を出す。
杏耶「普通、炎はさわれない。」
そう言って、炎を握ろうとするが、炎はただただ消えるだけ。
杏耶「だが、、、、、、、、、、、」
そう言ってもう一度炎を出す。
杏耶「もし、自分が炎でものをつかめる想像ができたら?。それを想像できたなら能力が勝手にそれに近づけようとして、、、、」
そう言いながら炎を棒に変形させる。
杏耶「つかめる。」
そうして、俺は変形された炎を掴んだ。
杏耶「待っこう言うことだな。」
望花side
確かに……。炎は実態がないから想像しにくいけど、元から実態があるものと一緒に想像すれば…………よし。
私は想像した。熱くない炎を。さわれる炎を。
すると、、、、、、、、、、。
望花「できた!。」
私の手には、水に飛び込んだ空色の絵の具みたいな炎の剣がある。
杏耶「綺麗だな。その炎。」
杏兄は、そう言うとどこから出てきたのか少し厚めの鉄の板みたいなのを私の目の前においた。
杏耶「試しにこれを切ってみろ。」
私は杏兄がどいたあと剣を振りかざして切った。
しばらくして目を開くと板は綺麗に真っ二つになっていた。
望花「おぉ。すっごい切れ味。」
ホントに自分でもびっくり。
杏耶「県議なら俺よりもアイツがいいな」
ん?。アイツ?。
_________________
いやぁぁ。疲れた〜。
めっちゃ遅くなりました。ごめんなさい。m(_ _)m
ところでアイツって誰かわかります?。わかったらコメントしてくださ〜い。