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コメント
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今日も俺は家でだらけ……いや休憩していた
「ていうか仕事が入ってこないから暇なんだよ
いやぁね？暇なのはいいことだよ？怪我人いないってことだからね？
でもね俺だって生活があるだよっ！
金よこせ金ぇ！うわぁぁぁぁぁぁ」
って感じね今の俺の脳内は
まぁそんなことはどうでもいいんだ
今日は何をしようか………
ﾋﾟｺﾝｯ
ん…？
通知？
よくみると俺指名の患者だった
ラディ 珍しいな……俺指名ってギャングか？
ラディ まぁいい仕事入ったし当分はこれで生きてけるだろ
とかつまらん独り言を呟きながら俺はアパートの鍵を閉め愛車のバイクに跨り道路を走っていった
しばらく走り多分この辺だろうと言うところまで来たのだが……
見つからない
患者はどこ…だ？
「ぉーぃ」
あれなんか聞こえる？
耳を澄ますと路地裏から聞こえていることが判明した
俺は仕方なく薄暗い路地裏に入っていった
路地裏で見たものは驚きしかなかった
どうやら患者は青井らだお…俺の兄貴だったようだ
これがまず一つ目に驚いたこと
そして2つ目はなんといっても犯罪者が気絶していること
しかもこいつこの街の人間じゃない
最後3つ目
こいつの持っている武器がロスサントス製じゃないってこと
どうりで兄貴を治療しても治療しても血が止まらないわけだ
ラディ なんでこうなったんだよ兄貴
らだお てへ
ラディ てへじゃねぇよ……
可愛いけど……可愛いけども！
兄貴を傷つけたこいつは絶対許さない
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
らだお そういえばさ
ころ…
ラディ なに？
らだお ラディ最近仕事ないって言ってたけど生活大丈夫そ？
待って待って待って？
俺のこと心配してくれてんの！？
兄貴優しい
しかも笑顔も可愛いし？仕草もかっこ可愛いし？もうなんなのこの生物？一生そばにいるよ？
ラディ あーそれね今解決した
らだお と…いうと？
ラディ 今この仕事で収入入ったから当分は生きてける
らだおは少しの沈黙の後俺に札束を渡してきた
ラディ ちょちょちょ！？
らだお これで生きていきなさい
ラディ いやいや兄貴だって生活あるでしょ？そんな大金もらえないって……
らだお いやーぁね？俺って警察じゃん？
ラディ そうだな
らだお 正直家(警察署)あるし、ベッド(植木鉢)あるし、
らだお ご飯(飴ブレラからの試作品お菓子とかホットドッグとか)あるし？金使うことほとんどないからさ
らだお どんどん溜まってくんだよね
ラディ はぁ
やっぱ兄貴は真面目だなぁ自分のためにお金を使わないなんて
でもまぁ家とベッドはやめよう
あとなんで飴ブレラからの試作品もらってんだ…？
危なくない？
まぁそれはそれとして俺のアパートに一緒に住もうか？って今すぐでも言いたいな
生活環境が悪すぎるだろ
らだお だから毎月ラディに何百万か振り込もうか？
あぁ……やっぱ優しい…ん………？
ラディ え？……なんびゃく……って！？
ラディ なんびゃくまん！？数万とかじゃなくて！？
らだお え？もっと欲しい？
ラディ 逆だよっ
ラディ 多くない！？
らだお だって可愛い弟のためならいくらでも使えるけど…
可愛い弟の為！？
可愛い！？
ラディ /////
俺は知らぬ間に鼻血を出していたようだ
らだお ちょっ！？ラディ！？鼻血出てる！鼻血出てるよ！？
ラディ ぇ…あぁ……大丈夫…
らだお えぇ〜？本当に大丈夫？
ラディ 兄貴は俺の心配より自分のことを心配しろよ
ラディ これでも血止めようとしてるけど止まんないんだからな？
らだお 大丈夫大丈夫…だってラディがなんとかしてくれるんでしょ？
ラディ はぁぁ…お前なぁ………
まぁいいけど
頼られてるのは嬉しいし
でもちょっとは自分の命について危機感持たない！？
俺としてもこの場でできる最低限の治療はしたけど…
やっぱりロスサントス製の武器じゃないものを使われたためだろう血が止まらないし傷も塞がらない
ラディ 一応わかってないみたいだから説明するとな
ラディ お前は傷が塞がってなくてまだ完全に血も止まってない
ラディ 下手したら最悪死ぬだから傷が塞がるまでは俺のアパートで療養だ
ラディ わかったか？
らだお 俺ラディのアパート泊まれるの！？ 大声
ラディ う…うるさい…
らだお あぁごめん
俺は兄貴に近づくと
ラディ じゃあゆっくり体持ち上げるぞ
と声をかけて背中に手を回した
いわゆるお姫様だっこになってしまっているが仕方ない
そう仕方ないのだ！
決してしたかったわけじゃない
うんそう
決してね
らだお ちょっと恥ずい……/////
照れてるっ！？しかも顔真っ赤だし隠してるのめっちゃ可愛いんだが？
ラディ 我慢しろ
らだお ひどぉい……
俺は兄貴を抱き抱えてバイクに乗りアパートへ走った
アパートの鍵を開けて兄貴をベッドに下ろす
ラディ ちょっと待ってろすぐ戻る
らだお はーい
俺は部屋を出て救急箱が置いてある物置部屋まで歩いていった
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