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ラディが部屋を出ていった
部屋はだいぶ綺麗に整頓されている
らだお 部屋綺麗だなぁ
俺は布団から起きあがろうとするが痛くて起き上がれない
らだお めっちゃ痛い……
仕方がないのでベッドに体を預ける
フカフカのベッドからはラディのいい匂いがした
落ち着く匂い
てかさ俺の弟めっちゃイケメンだと思うんだ
さっきお姫様抱っこされた時もだけど顔整ってるしいい匂いだしイケボだし何より優しい
本当に俺と双子なのかってくらい俺と全然違くてちょーイケメンだから困っちゃう
俺のことをクソ兄貴だのどうだの言うけどあれは本心じゃないってのはお兄ちゃんにはわかる
だってどれだけラディを一番近くで見てきたと思ってるんだ
だから今だってこうして俺の治療をするために家にまで上がらせてくれているわけだしね
らだお 俺ってブラコンかな…?w
ガチャッ
ラディ なに1人でニマついてんだ気持ち悪いぞ
らだお 酷くね?
ラディ まぁいい起きれるか?
らだお んー無理
ラディ だよな
ラディは俺をそっと起こしてくれた
ラディ じゃあ怪我の治療するから……
ラディ //////
なんで顔真っ赤なんだ?
らだお …?
らだお なに?
ラディ そ…その………脱いで…?
らだお あぁそっか
俺は痛いけどなんとか服を脱いだ
ラディは俺の傷口を消毒すると薬を塗って包帯を巻き始めた
らだお ありがとねラディ
ラディ 別に…
らだお やっぱラディは優しいなぁ
俺はそう言ってラディの頭を撫でた
ラディは抵抗することなく俺の治療をしてくれている
本当に優しい子だ
俺には勿体無いくらいのいい弟だ
治療が終わるとラディは俺の横に座った
するとどうしただろうか
ラディは俺の肩に頭を乗せて甘えてきた
らだお ら…ラディ……?
ラディ たまには…いいだろ………
らだお ……そうだね
らだお いくらでも甘えていいよ
ラディ うん…
ほんといきなり素直になるんだから困っちゃうよ
ラディ なぁ…兄さん…
らだお んー?どうした?
ラディ 死なないでよ
らだお !
そっか
それだけラディに心配かけてたのか
らだお 大丈夫だよ?俺は死なない
らだお ラディがいる限り俺は絶対に死なないよ
ラディ うん……
ラディ もう危険なことはやめてね……
らだお わかった
らだお 可愛い弟の頼みなら聞くしかないからね
ラディ じゃあ兄さん
ラディ 約束…
ラディは小指を俺にさし出してきた
らだお うん約束ね
俺は小指をラディの指に絡めた
らだお&ラディ 指切りげんまん
らだお&ラディ 嘘ついたら針千本のーます
らだお&ラディ 指切った!
ラディ 絶対破るなよ
らだお ふふっw
らだお うん…絶対破んないよ
そうだね
俺はラディがいる限り死なない
ラディは俺の可愛い弟だからね
弟を1人残して置いて行けるわけがないから…ね
ラディ すぅ……すぅ………
耳元から小さな寝息が聞こえてきたのでラディの方を見ると
寝ていた
目元は少し赤みがかっていて泣きかけたのだろうと推測できた
俺はラディの頭を優しく撫でながら言う
らだお おやすみラディ…
俺はラディをベッドに寝かせると俺も横になった
ラディの顔がすぐそばにあって俺の好きな人をこんなにも近くで感じられる
らだお やっぱ顔整ってんなぁ……
ラディの髪はサラサラでいい匂いがする
俺はラディを抱きながら眠りについた