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藤澤視点
「……ふふ、いい子だね。元貴」
普段、あんなに綺麗な歌を書き、誰の心をも浄化するような言葉を紡ぐ元貴。
その口から、自分を貶めるような卑猥な単語が次々と溢れ出す。
そのギャップが、僕の中に眠っていた暗い興奮を限界まで押し上げた。
ああ、元貴。君は本当に最高だよ。
僕の期待を裏切らない、最高にいやらしくて、最高に美しい僕だけの元貴だ。
僕は沸き立つような昂ぶりを努めて冷静な仮面の下に押し隠し、彼をひょいと持ち上げて、僕の膝の上に正面から跨がらせた。元貴は縋るような、そして期待に満ちた熱い瞳で僕を見つめている。
「……んっ」
僕は彼の後頭部を引き寄せ、深く、深く舌を絡めてキスをした。
元貴はよほど嬉しかったのか、鼻を鳴らして熱い吐息を漏らしながら、自分から積極的に舌を絡めてくる。僕の首に腕を回し、少しでも密着しようと身体を擦り付けてくる姿は、まるでおねだりをする幼い子供のようだ。
たっぷりと、彼の口内を僕の味で塗りつぶしてから、僕は唇を離した。
銀の糸を引きながら、潤んだ瞳で僕を見つめる元貴に、僕はとびきり甘い微笑みを向ける。
「じゃあ、ご褒美あげる。……でも、元貴が全部自分でやりな」
「……んぇ?」
「自分で僕のを挿れて、自分で腰を振って。……ちゃんとどこが気持ちいいか、はっきり僕に言葉で教えて。それができたら、ご褒美あげるよ」
僕は彼の腰に手を添え、自分の熱い芯の上に、彼のヒクつく蕾がちょうど当たるように位置を調整した。
さあ、元貴。
君がどれだけ僕を求めているか、その身体と、さっきみたいな卑猥な言葉で、僕にたっぷり分からせてよ。
膝の上で戸惑い、けれど欲求に逆らえずにいる腰の震えが、僕の手のひらを通じて心地よく伝わってきた。
「……っ、ふふ。どうしたの? できない?」
僕の言葉に、元貴は一瞬だけ呆然と固まっている。
プライドの高い彼のことだ。自分から跨って、自分から挿れるなんて恥ずかしさの極みだ。
でも、今の元貴はもう、僕に焦らされ、言葉で責められ、さっきのキスだけで頭の先まで蕩けてしまっている。
潤んだ瞳がゆらゆらと揺れ、僕の肩に回された指先が、僕のシャツをぎゅっと握りしめた。
「……あ、……りょう、ちゃん……」
「ほら、おねだりしたでしょ? 自分で頑張って」
促すと、元貴は顔を真っ赤に染めながらも、僕の膝の上でゆっくりと腰を浮かせた。
震える手で、僕の熱を自分の入り口へと導く。
その指先が僕の芯に触れるたび、元貴の喉から「ひぅ……」と小さな、可愛らしい声が漏れる。
「ん……っ、あ……ああ……っ」
ゆっくりと、自らの重みで沈み込んでいく元貴。
僕のものが、彼の狭い窄まりを無理やり押し広げて、熱い内側へと滑り込んでいく。
その感触に元貴の背中が大きく反った。
「……っ、ぁんん、んんーっ!!」
根元まで飲み込んだ瞬間、元貴は僕の肩に顔を埋めて、激しく身悶えた。
身体の芯まで僕で貫かれた感覚に、彼の全身が小刻みに痙攣している。
「……すごいね、元貴。全部入ったよ」
僕は彼の細い腰を支えながら、耳元で残酷なほど優しく囁く。
「……どこが気持ちいいか、自分で動いて教えて? ちゃんと僕に聞こえる声で」
元貴は涙をこぼしながら、必死に僕の体に縋りついたまま、ぎこちなく腰を上下に動かし始めた。
僕を自ら受け入れ、僕に犯されることを選んだ、可愛い元貴。
そのあまりの淫らさに、僕の理性が限界まで軋む音が聞こえた。
「……っ、はあ、……ぁ、あああ、んっ!」
元貴は僕の肩に顔を埋めたまま、必死に腰を動かし始めた。
自分から沈み込み、僕の硬い芯が中を抉るたびに、彼の身体がビクンと大きく跳ねる。
「……は、ぁ……っ、ん、んん……! りょう、ちゃ……っ」
「ほら、どこが気持ちいいのか、ちゃんと言葉にしてって言ったよね」
僕はあえて自分からは動かず、元貴の腰を支えるだけに留める。
焦れったそうに、そして快楽に耐えかねたように、元貴が僕の胸板を弱々しく叩いた。
「……ここ、っ……お、おくの……あつい、ところ……っ、そこ、あたると……頭、おかしくな、る……っ!」
「へぇ……ここ?」
僕は腰をグイと突き上げた。元貴の言う「奥の熱いところ」を、僕の先端でこれ以上ないほど強く押し潰す。
「ひ、ぎっ……!! あ、あぁぁああ!!」
元貴は与えられた強い刺激に口からは溢れた蜜が滴る。
自分の重みで深く突き刺さる衝撃に、彼はもう、言葉にならない悲鳴を上げながら僕に縋り付いてくることしかできない。
「あ、……っ、あ、あ、……すごい、の、……そこ、もっと、……っ! りょうちゃんの、おっきいの……、当たってる……っ、ひ、ぃぃっ!」
僕が一突きしただけで、元貴の体は高く跳ねる。
膝の上で僕にしがみつくその指先は、僕のシャツを、皮膚ごと引きちぎりそうなほど強く握りしめている。
瞳はとろとろに溶けて、焦点も合っていない。
でも、そんな状態で、どれだけこの恥辱に耐えられるのか試したくなる。
「元貴、さっきみたいにはっきり言えるよね?」
僕はわざと動きを止めて、彼の耳元で囁いた。
一番深く、一番熱い場所で繋がったまま、彼が自ら言葉を紡ぐのを待つ。
「ほら」と、促すように、更にもう一度だけ、最奥を抉るように腰を突き上げた。
「ひ、ぐ……っ、あ、あぁ……!!」
あまりの衝撃に元貴の顎が上を向き、首筋のラインが美しく強調される。
「……元貴?言わないの? 言わないなら、もう抜いちゃうよ。」
「や、だ……っ、まって、りょう、ちゃ……っ」
元貴は涙をボロボロとこぼしながら、必死に僕の首筋に顔を埋めてきた。
ただ僕の熱に依存し、僕の言葉に追い詰められている、可愛くて可哀想な元貴。
「……ぁ、っ……りょうちゃんの……おっきい、ちんぽが、おく、あたって……っ、…お、お尻のなか……めちゃくちゃにされて、しあわせ、です……っ。りょうちゃんの、…精子で、…いっぱいに、して……! 俺を、りょうちゃんだけの、ものにして……っ!!」
言い切ると同時に、元貴は僕の胸に顔を押し当てて、子供みたいに泣きじゃくった。
そのあまりに純粋で、淫らな告白。
「……よく言えました。……本当、最高だよ、元貴」
僕はもう、我慢する必要はなかった。
彼の腰を砕かんばかりの力で引き寄せ、その蕾を、その心を、僕のすべてで蹂躙し始めた。
「……あ、っ! ひ、ぐぅぅ……っ!!」
僕が容赦なく一突きすると、元貴は脳が痺れたような声を上げて、僕の肩に爪を立てた。
もう十分すぎるほど壊れかけているのに、僕のサディスティックな欲望は止まらない。
もっと、もっと。その綺麗な唇を歪ませて、僕以外には絶対に言えないような言葉を吐かせたい。
「どこに、僕の何が当たるの? ……はっきり言いな?」
わざと最奥をゆっくりと、抉るように腰を回しながら問いかける。
元貴の体はビクンビクンと小刻みに跳ね、内側の熱い壁が僕のものをこれでもかと締め付けてくる。
「……あ、……りょう、ちゃ……っ、ん、あああ……っ!」
「言わないなら、このままやめるよ。元貴、寂しいでしょ?」
「や、だ……っ! い、いう、いうからぁ……っ!!」
元貴は涙でぐちゃぐちゃの顔を振り上げ、僕の目を見て、逃げ場のない羞恥の中で言葉を絞り出した。
「……りょうちゃんの、……おっきくて、あつい……ちん、ぽ……が、っ」
途切れ途切れの声が、静かな部屋に淫らに響く。
「……おれの、おしりの、いちばん奥に……っ、突き刺さって……中、ぐちゃぐちゃに……してるの、……っ、あ、あああ!!」
そこまで言わせたところで、僕は再び激しく腰を突き上げた。
「……最高。元貴、その顔、その声……全部僕だけのものだ」
若井にも、誰にも見せない、この世で一番えっちな「大森元貴」。
それを独占しているという狂おしいほどの征服感に、僕の理性はついに真っ白に弾けた。
僕は元貴の腰を壊すような勢いで引き寄せ、彼が気絶するほどの快楽を叩き込むべく、一気に突き上げを再開した。
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