テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
⚠️センシティブ
吉田:さ、佐野さん、?
はぁぁぁぁぁぁ、、、もう、何なんですか、この子は??傷が、治ったからぁ!?そんな可愛い誘い文句、聞いたことありませんっ!!
俺は仁人の肩を玄関のドアに押し付けて、必死に今起きた出来事を整理する。とりあえず、こんなに可愛い子は外に晒しておく訳にいかないから、玄関に入れたものの……え、いいんだよね?誘ってるんだよね?
吉田:もしかして、体調悪いですか?、それとも何か、え、?
仁人は硬直している俺にかなり動揺しているみたいで、俺のおでこに手を当てたり頬をつねったりしてるが、その動きさえも可愛く見えるから正直やめてほしい。いや、嬉しいけど
佐野:ごめん、ちょっと、
吉田:え、あ、、!ごめんなさ
佐野:可愛すぎて……
吉田:…は?
佐野:噛み締めてたわ、このひと時を
吉田:…ん?
佐野:あぁ、、もう、、早く靴脱げ!!
仁人は俺の挙動に対して不思議そうにしながらも素直に靴を脱ぐ
吉田:お邪魔します、って、ちょっと!!俺重いから!!
なんか言ってるけど無視無視。俺はジタバタする仁人をあの日のようにお姫様抱っこして部屋に向かう。でも向かう先はリビングじゃない
ボフッ
吉田:……
佐野:カワイッ
吉田:はっ…はぁ?!
やば、俺のベッドの上に仁人がいる。え、絶景どころの話じゃないんだけど。照れていつもより顔赤いの可愛すぎるし、これから見れる姿も楽しみだし…でも、
佐野:本当に、傷、治ってるんだよね、?
吉田:え?
佐野:いや、やっぱ、お互い完璧な状態で、続きしたいから…
隣に座って、横目に仁人を見ると明らさまに不機嫌な顔をしている。え、もしかして俺、地雷踏んだのかな
佐野:あ、えぇと
吉田:俺が、どんだけ勇気振り絞って誘ったと思ってるんですか?
佐野:え、?
吉田:じゃあ見せてやりますよ
仁人は怒ってるような、でもどこか照れているような表情でシャツを脱ぎ始める。雰囲気なんて微塵も気にしていない感じが仁人らしくて、思わず笑いそうになるが我慢我慢。仁人は至って真面目なんだから。そして、ムッとしながらシャツを脱ぎ捨てた
吉田:どうですか?
仁人は背中を見せてくるから、近寄って見ると、確かに、まだ薄く痕残ってはいるが完全に傷は塞がれていた
佐野:うん、消えてる
吉田:でしょ?ちゃんと風呂入る時に毎日チェックしてたんだから
仁人は振り向きながら満足気な顔で俺に伝えてきた。は、毎日チェック?健気すぎない?可愛すぎない?しかもなんでそんなこと堂々と言っちゃうの?無自覚なの?
佐野:はぁ、仁人、やばすぎ
吉田:え、なにが……ッ!!
薄く残った傷痕を指でなぞる。そして重ねてゆっくりキスを落とす。仁人はなにか耐えてるのかキスをする度にふるふると震えている。俺は少し意地悪をしたくなって、わざと痕が残るようにうなじを強く吸うと、いきなりの刺激に驚いたのかビクリと反応して、驚いた表情で振り向いた
吉田:ッ、、さのさん、!
佐野:傷、治ってた。疑ってごめんね
吉田:…うん
佐野:じゃあ、約束通り。続き、しよっか
吉田:んっ、、ん”ッ!?、、ぁ、、
やばい。思ってた以上にやばい。仁人はずっと枕に顔を埋めている。後ろからだし、 顔が見えないことは残念だけど、こっちの方が奥に入ってる気がして止められない。しかも、手当した背中が見えるのがさらに俺を沸き立たせる
佐野:背中の傷、治ってよかったね
俺が背中をなぞると、それさえも快感なのか背中を仰け反らして再び果ててしまった
吉田:はぁ、、はぁ、、
佐野:またイッちゃったの?
吉田:、っ、だっ、て
佐野:…俺、やっぱ仁人の顔みたいな
吉田:えっ、あ、ッ、イッだばっか、、うごかないでッ、、!
正面から顔を見たくて仰向けにして再び動きを再開する。汗ばんだ額に張り付く前髪を退けると、パッチリとした瞳が現れる。涙で揺れる黒目には俺が映っていて、俺が仁人を犯しているという罪悪感と興奮が止まらない。仁人は俺の眼差しに耐えきれなかったのか、それとも快感から逃れるためか、目を瞑り口を手で必死に押さえ始めたが、溢れ出る微かな声でさえエロい
吉田:ッア”、、ムグッ、、ンッ、、
佐野:そんな、声、おさえないで?
俺は仁人の手首をそっと掴む。そして、指を這わせ恋人繋ぎをしてシーツに押さえつける。力を入れようとしているのか、腕には血管が浮かび上がっているが、俺からしたら手を握り返してくれている程度にしか感じない
吉田:ッ、やぁ、、
佐野:なんで、
吉田:あいつッ、、から、声、ぎだないっで、いわれた、、っから、、
佐野:あいつ、ってあのおっさん?
吉田:んッ、、
ちょっと、嫉妬するな。もちろん、何か理由があってパパ活をしていて、その一環の作業に過ぎないとは思うんだけど、それでも…俺はわざとスピードを緩め、浅いところだけを攻める。俺に陶酔してほしい。俺だけを見てほしい
いきなり動きが変わったからか、仁人は眉をひそめて首を傾げる。でも、この緩い動きも逆に良かったのか、次第に声が大きくなる
佐野:……あいつとも、っ、 そういう関係だったんだもんね
吉田:でもッ、!、ん、、チュしかッ、やっでない、!
佐野:…え、?
吉田:チュ、してるときに、いわれだッ、ッ、の、!こえ、汚い、ッて、、だから、からだの関係とか、、は、ッ、誰とも、ないッ、!
佐野:…俺が、初めて?
吉田:、ッ、う”ん、、、さのさん、はじめてっ、で、、きもちよくて、、こえ、でちゃう、、んぅ、
てっきりパパ活でそーいう行為は経験済みだと思ってたんだけど、なんか初々しいと思ったらそういうことだったのか。てか、声汚いとかムカつくんだけど?何様だっつー話。こんな、可愛い声、
佐野:俺は、もっと仁人の喘いでる声聞きたい。だから、聞かせて、よ!
吉田:ん”ぁ、っ///、いぎなりおぐッ、や、
佐野:はっ、笑、ようやく聞けた、全然汚い声じゃないわっ、!
吉田:ぁう”ッッ、/
佐野:おく、感じてる?今、仁人のお腹のここまできてるんだよ
吉田:っあ”、、いわ、ないでっ、!
佐野:あ、締まった笑、恥ずかしくなっちゃった、?
吉田:、、ンッ、ちが、っう、あ”ッ、、
佐野:…嫌だった、?
吉田:、んぅ、うれしくて、ッ、さのさんが、抱いてくれてるのが、っ、うれしぃ、!
そこからはあまり記憶が無い。めっちゃくちゃにしてやりたいという気持ちだけが暴走して、気付いたら仁人がとぶまでやってしまっていた…初なのに申し訳ないことをしたという後悔と、初めてを奪えた嬉しさを噛み締めながら後処理をする。シーツも取り替え、スヤスヤ眠る仁人の隣に俺も寝転ぶと、白い首筋に見える赤い跡が薄くなっているのが見える。重ねてマークを付けると仁人はゆっくり目を開けた
佐野:わり、起こした?
吉田:首、なんかした、?
佐野:なんもしてないよ笑
吉田:んふっ、そっかぁ…
それだけ言ってまた眠りについてしまった。え、赤ちゃんなの?あんないつもツンツンなのに、こんなふにゃふにゃな笑顔見ちゃったら俺、どうすればいいんだよ!これ以上俺を刺激するのやめて!!
数日後
山中:仁人さん
吉田:んー?
山中:ずっと気になってたんですけど、後ろ、丸見えですよ?
吉田:…は?なにが
曽野:はい!
吉田:そんな、にっこにこで俺の後ろ姿の写真見せなくても……何もないじゃん
曽野:仁人さん、首アップしてみて笑
吉田:……はっ///
山中:うわー耳赤すぎ笑
吉田:いつから気づいてたん…
曽野:2、3日前、?いやもっと前?
吉田:なんで言ってくんなかったのさ!!
山中:わざと見せつけてんのかと思って。でも、仁人さんは照れてないのに勇斗さんだけニヤニヤしてたから、これは仁人さん気付いてないなと
曽野:明日仁人さんってお偉いさんと会議やん?その時もこれは、流石に気まずいかと思って…
吉田:それはありがとう、ありがとうだけど!
塩﨑:もうさぁ、俺たちに見える形でイチャイチャせんといてよ!!そんなんされたらこっちまで恥ずかしいわ!!
吉田:こっちの方が恥ずいわ!!ずっと公開処刑だったんだぞ!?
山中:あーうるさいうるさい
曽野:なんで太智さんまで顔真っ赤になってんの
佐野:なーに話してんの?
吉田:…佐野さん
佐野:……はい
吉田:オフィスカジュアル推奨してるから、ワイシャツじゃない服で出勤しろとかほざいてきたのはこのためですか?
佐野:…へっ?
吉田:ワイシャツだと襟でキスマ見えないから、ですか?
佐野:やべっ、ば、ばれた…
吉田:なんでみんなが見えるようにやったんすか?
佐野:あ、えぇ、と、やっぱり!首って、本能的につけたくなっちゃうんですよね、!凄く、そのマークとお似合いですし、皆さんにも見せつけたいなと思って、笑
吉田:あ?
佐野:でも!流石に見えすぎても可哀想だから我慢しようとは思ったけどさ、最初につけたマークは残したいじゃん!だから昨日も泊まりに来た時も、隣で寝てる仁人が可愛くて、そしたら、ね、つい
吉田:……
佐野:…すみません
塩﨑:あ”ー!!なんなんこのやりとり、もう見てられへん!!小っ恥ずかしいわ!
吉田:うるせえ!!!
END
最後まで読んで頂きありがとうございました
それでは!
コメント
5件

番外編ありがとうございます 全話楽しく拝読しました 所有物の首の痕とか それがチームがきに見られているとか最高です(((o(*゚▽゚*)o))) ありがとうございます
番外編ありがとうございます‼️ この作品 ほんとに大好きなので. ここまで続けてくれてありがとうございます🥹🎀
(照れつつも温かい口調で) おおお…番外編の続き、読ませていただきました…!😳💕 もうね、佐野さんが仁人くんへの想い爆発させてて最高すぎました…「可愛すぎて噛み締めてた」って台詞、ズルすぎますってば!!笑 傷が治ったのを確認してからの展開、ドキドキが止まらなかったです…初めてを奪った後の佐野さんの優しさと独占欲、仁人くんのギャップ萌えがたまらなかったです〜! 最後のオフィスでのやり取りも、公開処刑だと思ってた仁人くんが可愛くて、でも佐野さんのニヤニヤがまた憎めない…🥰 素敵な作品をありがとうございます!続きも楽しみにしてますね〜!🌸