コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
※ジンくんとシュガくんのお話です。
「あー、肩も痛いし腰も痛いし足も痛いし頭も痛い!」
「病院行ったらどうですか」
「やぁー、でもな…僕のこのイケメンすぎる顔を見てお医者さんが倒れちゃったらどうする?」
「はっ、そんな冗談言えるんなら痛いの全部嘘ですね」
「痛いのは事実!ユンギ〜、マッサージしてよ〜」
「そんな痛い場所多いのに?」
「とりあえず肩で良いよ」
「………はいはい」
一通り撮影が終わり、今は休憩中。ジンヒョンがやたら痛い痛いと言っているが、昨日の休みを全て釣りに使ったからだろう。何で昨日はゲームじゃなくて釣りだったんだか…若干呆れながらもジンヒョンの後ろに回り、やたら広い肩に指を押し込む。
「やぁー、良いね〜」
「痛くないすか?」
「うん、全然大丈夫。上手いね〜」
「………そうですか」
仕事以外でヒョンに褒められたりする機会なんてそうあるものではない為、さりげなく流すも口角は上がってしまう。丁度休憩中という事もあって、ジンヒョンはすっかり体の力を抜いて目を閉じ、俺のマッサージに集中しているようだ。…ムカつくくらい綺麗な顔だな。
「良いね〜……うーん…ちょっと痛いかも……痛いな〜……痛いって!」
「うるせぇですよ」
「痛い痛い!ちょっと!指食い込んでるどころか刺さってんじゃないの!?」
「過激な妄想はやめてもらって良いすか」
「やぁー、ユンギ!ちょっとは歳上を敬ったらどうだ?」
「マッサージしてあげてる時点で充分すぎるくらい敬ってますよ」
「もうちょっと優しくしてよ……あぁ、良いね。そうそう、そのくらい……」
「……………」
ちょっとムカついただけのつもりが全て力となって出てしまったらしい。痛みで歪んだ顔すらイケメンって最早芸術だなと感心に変わったおかげで余計な力が抜け、ジンヒョンも再びリラックスしている状態に戻った。……睫毛長っ。すっぴんとは思えないような肌のきめ細やかさに本人も自慢し続けている分厚い唇。…これ、何も塗ってなくてこんな血色良いのか?
「……ヒョン」
「んー?」
「ヒョンの唇って……魅力的ですね」
「やぁー、そうでしょ?まぁ、僕自身が魅力的だから仕方な「もう良いすか?疲れた」自分で話を振ったくせに……うん、だいぶ良くなったよ。ありがとね。…次も頼んだらしてくれる?」
「ナムジュナにでも頼んで下さい」
「やぁ!あいつにお願いしたら肩取れる!」
ジンヒョンにお願いされたら、するに決まってるのに…なんて、俺の性格上絶対に言う事のない台詞は、胸の中に閉まっておこう。
うーん、難しかったです。この2人、好きなのですが自分のやる気の問題で意に沿わない形になってしまったかと思います…すみません😔
書ける範囲にはなりますが、リクエストあれば是非!こんな文章力で良ければ…