※ナムさんとホープくんのお話です。
「ナムジュナァ…僕は疲れたよ……」
「……珍しいな、俺もだ」
作曲、作曲、作曲。朝から缶詰め状態でやっと解放されたと思ったらもう陽が落ちてるではないか。非常に有効な時間の使い方が出来たとはいえ、流石に疲れた…それは、一緒になって頭を捻らせていたホバも同じだったようで、2人してリビングのソファに倒れ込む。…猛烈に眠い…しかし、腹が減った…だが、動く気が起きない…
「……こういう時、お前ならどうする?」
「寝る」
「そうだな、寝るか」
すぐに返ってきた簡潔な言葉にすぐに同意し、目を閉じる…が、寝転んでいるのはソファ。成人男性2人が倒れ込んでいる今、窮屈に思うのは仕方ない事とはいえ、もう少し快適に寝転がれないものなのか……
「……ホバ、こっち」
「ん?んー……」
ぎゅ……
「……ウエスト細くないか?」
「そんな事ないよ……ヤバい、ナムジュナあったかい……」
「人肌は暖かいものだろ……」
最早回っていない頭と呂律でホバを呼ぶと抱きしめて目を閉じる。…思った以上にしっくりきた事に驚くが、この暖かさと心地良さは手放せない。静かな寝息が聞こえてきた事で更に瞼の重みが増え、俺はそのまま目を閉じた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「すぅ……すぅ……」
「んー……ぐぅー……ぐぅー……」
カシャッ…カシャッ、カシャッ……
「…珍しい。この2人がこんなとこで寝るなんて」
「ナムジュニヒョンとホビヒョン、疲れてるんだな……こんなに写真撮ってるのに起きないんだもん」
「ふっ、間抜け面して寝てんな…」
「やぁー、可愛いねぇ。毒っ気ゼロだよ」
「…もうちょっと寝かせてあげます?」
「この後、何か予定あるわけじゃないですし…ご飯の時間になったら声かけましょう」
コメント
2件
最高です‼️