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りた ~伝説のちくわ~
私が小さい頃、庭の鎖に引っかかった一匹のカラスを助けました。そのカラスは真っ黒で、見惚れてしまうほど綺麗なカラスでした。目は黒く、そのカラスの瞳には私の顔が写っていました。
カラスを助けて、数年ほどだったある日、私は驚きの光景を目にしました。助けた時のカラスが窓に立っていました。高い高層ビルが並ぶ、都会のビルの窓に、黒いカラスが一匹で、私が、窓を開けるのをそっと待っていました。私は急いで窓を開けて、カラスを家に入れました。『遠藤!』私はこのカラスの名を遠藤と呼びました。
それから私はカラスの遠藤と一緒に遊んだり、寝たりしました。でも、その日常は長く続かなかったのです。私は小さい頃から体が弱く、心臓の病気を抱えていました。大人になるにつれ症状は悪化してしていくものです。私は急に心臓に激痛が走り、真夜中の夜の病院に運ばれました。『余命はあと、2日です。』私は頭が真っ青になりました。まだやり残したことがあるのに、遠藤にもお別れ、私はただただ絶望しました。
カラスは何かを悟ったのか薬を持ってきました。『ありがとう、遠藤お前は私の生きがいだよ。』私は最期の日、カラスにそう言い残し、眠らない夜の街に私は消えて逝きました。
カラスは起きない私を心配し、ずっとそばにいてくれました。そして時が流れるにつれ、カラスも私のところへ逝きました。
あの世で私はカラスの遠藤と再開し、幸せに暮らしました。
カラスの遠藤
コメント
1件
誤字があったらすみません。小説書くの初めてです。