テラーノベル
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…頭がズキズキする。
俺は重たい頭を持ち上げる。
昨日の記憶が一切ない。
部屋を見渡すと飲みかけのビールやらおつまみやらと、とにかくはちゃめちゃだ。
桐山さんは、…いない。
まさか帰ったのか…?この状態で?
流石に片付けなきゃ桐山さんが怒られると思い、しぶしぶ俺は片付けをする。
黙々と部屋の片付けをしているとスマホのアラームが鳴る。
アラームを止めようとスマホをポケットから取り出す。
「……え、」
スマホの着信履歴とLINEの通知が凄いことになっている。
誰からかと思いLINEを開く。
「……霧矢さん…?」
俺に急用かと思いLINEのトーク欄を開くと、
「スズキさーん!!今、会えますか?!」
「おーい!!俺暇なんすよぉ…!!」
「てか明日飲みいきません?!明日仕事なくって暇なんす!!俺が店選んどくんで!!」
「スズキさーん!!寝てるんすかー?」
「店決めましたー!!」
「そろそろ俺寝るんで!おやすみなさーい!!」
…霧矢さんからこのメールが送られてきたのがほぼ0時頃。
たとえビールを飲んでいなかったとしても俺がこの時間まで起きているはずがない。
そもそも勝手に話を進めないでほしい。
俺、今日飲みに行くの?霧矢さんと?
急すぎる、そもそも行く気なんてないし断ろう。
そう考えているとスマホが震える。
タイミングよく霧矢さんからだ。
「……霧矢さん…?」
『あ!スズキさん!良かったぁ、死んじゃってるのかと思ったスよ笑』
霧矢さんがうるさいほど元気な声で喋る。
「…死んでないです。縁起が悪いですよ。」
少し耳からスマホを遠ざけ、咎めながら言う。
俺は病気にかかっているので縁起でもないことは言わないでほしい。
『冗談っスよぉ笑んもぅ、ノリが悪いんだから。』
スマホ越しにケラケラと楽しそうな笑い声が聞こえてくる。
俺にノリを求めないでほしい。
「…霧矢さん。俺、今日飲みに行かないんで。それじゃあ…」
そう言って速やかに霧矢さんとの通話を終わろうとすると、
『え?!ちょっとちょっと!!待って下さいよ!!俺今日暇なんスよぉ…』
そんなの知らんこっちゃない。
でも、何故だか分からないが少し可哀想だと思ってしまった。
気の迷いだろうか…?
最近はずっと部屋に閉じこもっていた。
誰かとお店で飲むという様なことがここ最近無かったので、いいかもな、なんて思ってしまう。
…でも、ただ行くだけじゃ俺にメリットがない。
そう思って俺は霧矢さんに提案をする。
「…霧矢さんって死体処理する人なんですよね?
じゃあ俺にその仕事のことを詳しく教えて下さい。そしたら飲むの付き合ってあげます。」
計画に使えるかもしれない、そう思って俺は霧矢さんに聞く。
『っほんとっスか?!分かりました!!じゃあ今日10時に駅前の居酒屋で待ち合わせしましょ!!』
「分かりました。約束守ってくださいね…?」
『分かってるっスよぉ笑、じゃあまた後でー」
…10時集合か、それまでにこの部屋を片付けて、家に帰って、色々しなければならない。
時計はすでに9時前。
俺はまた黙々と部屋の片付けを始める。
更新低くてすいません(土下寝)
誠に申し訳ないと思っております。
ここまで読んで頂きありがとうございました〜
次回も楽しみに〜😚💕
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