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【待ち合わせ①】
でのお話の中での時間が分かりにくかったかなと思い少し訂正しました。
前回のおさらい
(まだ見てないよと言う方は一話からお読み下さい🙏🏻
霧矢が鈴木に連絡したのが夜の0時ごろ
(鈴木は寝てます
↓
鈴木が起きたのが8時半ごろ
↓
鈴木、部屋の片付けをする
↓
鈴木が霧矢からの連絡に気づくのが9時ごろ
↓
〜いろいろあって〜
鈴木、霧矢と夜の10時に居酒屋で待ち合わせをする約束をする
↓
鈴木、部屋の片付け再開
↑という流れになっております。
地雷の方は⚠️ご注意下さい⚠️
時間は夜の9時57分。
「はっ、はっ、まじでっ、やばぃ、って……っ」
今俺は全力疾走している。
あと待ち合わせの時間まで3分。
これも全部合六さんと冬橋さんのせいだ。
俺が急用だって言ってるのに仕事いれてきて、さらには俺が運転する予定だった車取ってきて…。
まぁ、合六さんと冬橋さんに逆らえるわけもないし、どうせビール飲むからどっこいどっこいなんだけどね。
「…っあ、見えてきた……!!」
居酒屋の前に深く帽子を被った全身黒づくめのスズキさんらしき人が居る。
「…っスズキさーん!!はぁ、っ待たせちゃいましたか?!」
俺から誘ったのにこんな寒い中で待たせてしまってなんだか申し訳ないという気持ちになる。
「……文句言おうとしたけど、…なんでそんな汗だくなんですか…?」
スズキさんが怪訝な目で俺を見ながらボソボソと聞いてくる。
「あー、走ってきたんで!!」
「…そんなの分かってますよ……。」
スズキさんがため息をつきながら言う。
「あ!居酒屋入っちゃいましょ!!ここの居酒屋めっちゃいいんスよぉ。」
スズキさんもきっと気にいるだろう、そう思ってこの居酒屋を選んだんだから。
「スズキさん個室がいいっスか?俺はどっちでも良いっスけど…。」
俺は個室を指差しながらスズキさんに尋ねる。
「……個室で、お願いします……。」
スズキさんは居酒屋に来たことがないのか、いつも猫背な背中がさらに猫背になっている。
「了解っス〜……っと。」
俺は手を挙げいつものオバちゃんに声を掛けて個室に案内してもらう。
俺はスズキさんと、対面になって座る。
「…ふぅ、スズキさんは何飲みますかー?」
スズキさんにメニュー表を渡す。
「…ぁー、ウーロン茶で…。」
スズキさんがメニュー表を覗きながら言う。
「えー?ビール飲まなくて良いんスか?」
「……俺、ビール弱いので、いいです…。」
「へー、意外っスねー。」
案外飲めるものだと思っていた。
「俺はビール頼んでいいっスか?」
「……良いですけど、酔って吐かないでくださいね…。」
「安心してください!俺ビール強いんで!!」
胸を叩いて自慢げに言うとスズキさんに疑いの目を向けられる。
本当なのに…。
「…はぁ……そうなると思ってましたよ……。」
暗い視界の中から誰かの声が聞こえてくる。
あー、なんも覚えてない。
誰と飲んでたっけ…?
目を薄らと開けるが電気の眩しさにまたすぐ目を閉じてしまう。
「…ぁ、霧矢さん…?起きましたかー…?」
この声は、スズキさんか。
「…ん、……おきました……。」
スズキさんき体を揺さぶられたので、机に突っ伏していた体を起き上がらせスズキさんに返事を返す。
「良かった…。なんで寝ちゃうんですかね……。」
スズキさんが呆れ口調で俺に言う。
「でも大丈夫だったっスよね?俺、酔ったけど吐いてないし…」
「…酔って寝ちゃったなら同じです……。」
「でも、俺まだ飲むんで…!」
だんだんと目が冴えてきた。
「…俺、もう帰って良いですか…?」と言うスズキさんを無視して、結局朝方まで飲み倒した。
「あー、久しぶりのリフレッシュができて良かった。」
俺はすでに日が昇りきっている空に向かって大きく伸びをする。
帰り際にまたスズキさんと飲む約束をした。
スズキさんは意外と乗り気で了承してくれた。
次またスズキさんと飲みに行くのが楽しみだ。
次回は鈴木sideです。
誤字脱字や分かりにくいところがあれば言ってもらえると嬉しいです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
次回もお楽しみに〜🍻
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