すたーと。
蘭side
俺の5年間。
春千夜がいなくなってから、俺は生きている意味を見失った。
最初の一年。この一年は、梵天のみんなと春千夜を探した。
だが見つからない。みんなで探したのに。それに、梵天の奴らはもう諦めかけていた。
もう生きている意味がないのじゃないか。そう思い、自殺を測った
けど竜胆が止めたんだ。俺の自殺を。『今死んだら春千夜はどうするの?一人にするの?』って。
俺まだ生きなきゃって。そう思わせてくれた。竜胆はずっと俺を支えてくれた。ずっと、一緒に探してくれたんだ。
それから、全然春千夜は見つからなくて。リスカをしていた。
そしたらいつも笑って夢に出てくる春千夜と違って、泣いてる春千夜は夢に出てきた。『自分を傷つけないで』って。結構切ってたから跡は残ってしまったけれどリスカは辞めた。
それからやっと今、春千夜と朝ごはんを食べている。
さっきから春千夜がおとなしい。リスカの跡が気になってるのか…?
蘭『春千夜』
春『な、なんだ』
蘭『俺もう切ってないよ。跡が残ってるだけ』
春『そう…なのか』
蘭『春千夜が夢に出てきてね。止めてくれたんだ。ありがとう』
春『おう…?』
蘭『春千夜…なんで姿を消したの…?』
春『…それは』
コメント
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きーー⤴︎︎︎⤴︎︎︎になるぅぅぅぅぅぅうううう⤴︎︎︎