コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ただただ驚いていた。きっと驚く以外に言葉が見つからない。
だってそこに居たのは、
さとしがよく知る
友達であり
頼れる悪魔でもあり
想いを寄せている
ブラックとよく似た天使がいたから。
さとし「え、ブラ、っく?」
恐る恐る声をかけた。その声は震え、今にも無くなってしまいそうだった。
????「ブラック?一体誰です?」
「申し遅れました。私はBと言います。」
さとしは信じられなかった。こんなにも似ていて、
雰囲気も、声も、仕草も、全てブラックだと言うのに。
B「ところで、どうしたんです?なにかあったようですけど。」
さとし「え、あぁ、それは……」
????「ちょっと待ちや」
遠くから声がした。変わった喋り方だったがなにか妙な雰囲気の声だった。
B「おや?Aさん?どうしたんですか?」
A「その太眉はワイの知り合いや。」
太眉とは、恐らく、いや、絶対さとしのことだ。
さとし「え、オレこのひt」
A「何言うてんねん。どっか頭でも打ったんか?」
違う と、いう間にさとしはAに掴まれていた。
B「おや?どこへ行くんです?」
A「ワイの部屋や。色々話したいことがあるからな」
B「そうですか、では。」
全くさとしの話には耳を傾けず、Aはさとしを部屋に連れていった。
Aの部屋
一瞬の間にさとしはAの部屋にいた。
A「やっと会えたな。さとしくん」
さとし「え、どういうこと?」
いきなりAはそう言い出すとさとしを抱きしめた。
A「やっと会えた、ワイの…僕のさとし」
さとし「……!」
何が起きたのだろうか。さとしは赤の他人の抱きしめられ、やっと会えたと言われた。
どういうことなのか、さとしは理解できなかった。
暗転