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あおいです🤍 読ませていただきました。 先生が自分の気持ちに気づいて動揺するところ、すごく伝わってきました。「ありがとう」って言われただけでどぎまぎしちゃうの、可愛いのに切ないですね…。「俺は教師だ」って自分に言い聞かせるシーンに胸がギュッとしました。小柳くんからの「恋愛は?」の直球質問も、絶妙なタイミングでドキドキしました。 帰り道に思わず呼び止めちゃうラスト、この先どうなるのか気になります。続きも読ませてくださいね🌷
「ど、どうする?今日はこのまま終わって明日また補習来る?」
「‥‥‥‥わかりました」
俺は小柳に背を向けて教卓の上の自分の荷物を纏め始める
小柳も『わかりました』とだけ言い、教科書などをカバンにしまい始めた
俺が小柳の質問に答えていないのに、問い詰めもせず‥‥
彼は賢いのかもしれない
どういう意図を持って投げかけられた質問かは今はわからないが、今までの生徒なら答えて欲しいとしつこく言ってくるものだ
「じゃあ俺先に教室出るけど、帰る時電気消すの忘れるなよ。気をつけて帰れな」
「はい、ありがとうございました」
「えっ?ありがとう?」
「補習‥‥」
「あ、あぁ‥‥じゃあまた明日」
俺はかなり動揺してるみたいだ
これじゃどっちが生徒でどっちが先生かわからない
それにまさか俺が生徒を好きになるなんて‥‥
それでも自分の動揺を前に今更小柳の事を好きな想いに蓋は出来ない
小柳だってきっと‥‥
あの態度は俺に気付いて欲しい証拠だ
だからと言って俺達は生徒と教師という立場だ
だからお互いの距離を間違ってはいけない
わかってる
わかってるけど‥‥
翌日の補習
また小柳だけが残り、解けない問題を俺が説明しながら教えている
今日は真面目に‥‥
俺は教師だ
「‥‥先生?‥‥エクス先生?」
「ん?‥‥あ、出来た?」
「ここって答え方がちょっと‥‥」
「ここはね‥‥ここの文章から‥‥‥‥」
「俺読解力が皆無かも」
「そんな事言うなよ。理数とは違うけどこれだって何をみんなに言わせたいのかはちゃんと隠れてるんだら」
「エクス先生はなんでも読み解けるんでしょ?」
「そんな事ないけど‥‥教えること以外はポンコツだし」
「じゃあ恋愛は?」
「は‥‥?」
まただ
普段はそんな話ししないのに急に切り込んでくる
俺は話を背けるために時計を見た
すると思ったよりも時間が経っていて俺は慌てて教科書を閉じた
「ごめん小柳!こんなに時間遅くなってるの気づかなかったわ。急いで帰ろう」
「‥‥はい」
また小柳はそれだけ言うと帰り支度を始めた
外はすっかり暗くなり、電気が付いているのはここだけの様だ
「すぐ帰れよ?暗いから気を付けてな」
「はい‥‥先生も」
俺は急いで職員室に戻ると机に荷物を置きカバンに手をかけた
その時窓から校門が目に入る
電灯に照らされた小柳が暗闇の中に歩みを進めた
俺は窓に手をかけ鍵を開けた
「小柳ー!ちょっと待って!!」
俺の声が聞こえると小柳の足が止まった
「送るからそこで待ってて」
俺の選択は間違っているのかもしれない
でも本当に家に送るつもりでいた
この時までは‥‥
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