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#ご本人様には関係ありません
兎雪。@新連載始動
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コメント
1件
みぅ、読み終えたよ…🥀 第1話からこの重さ、好き。桃が青の仮面外した瞬間の“うそ”って言葉、心臓止まるかと思った。任務と恋人の間で引き裂かれる感じ、すごく伝わってきた。最後の額へのキスと“愛してる”が切なすぎて、もっと続きが読みたくなった。 初作品とは思えない構成力。続き、楽しみにしてるね🤍
初作品です。
⚠️注意⚠️
・nmmn注意
・キャラ崩壊注意
・通報しないでください
・運営さん愛してます
🍣「本当に、お前たちもこれで終わりだ。」
警察特殊捜査班。
乾いた声で指示を飛ばしたのは、若き警察官
――桃だった。
長い間追い続けてきた犯罪組織。
そのリーダーさえ捕まえれば、すべて終わる。
🍣「……全員、配置につけ。」
イヤホン越しに返事が返ってくる。
桃は静かに拳を握った。
🍣(終わったら……青に会おう。)
交際して二年。
忙しくて会える時間は少なかったが、
それでも互いを想い合ってきた。
今日も朝、
🥂「帰ったら待ってるね」と笑ってくれた。
その笑顔を思い出し、
桃は小さく微笑んだ。
一方、その頃。
廃ビル最上階。
部下「リーダー、警察が包囲しています。」
部下の報告に、
組織のリーダー青は静かに笑う。
🥂「ほな、予定通りや。」
黒い仮面をつけたまま立ち上がる。
🥂「みんなは逃げ道から行って。」
部下「ですがリーダー!」
🥂「俺がおる限り、お前らは助かる。」
優しく、それでいて絶対に逆らえない声。
部下たちは歯を食いしばりながら頷いた。
部下「……必ず、生き延びてください。」
🥂「約束はできへんな。」
少し寂しそうに笑う。
🥂(桃……。)
心の中で恋人の名前を呼んだ。
「突入!」
扉が破られる。
銃を構える警察。
その中心に立つ桃。
🍣「観念しろ!」
黒いコート。
黒い仮面。
それが組織のリーダーだった。
🥂「……逃げる気はないん?」
🍣「ない。」
返事が返る。
🥂「ただ、一つだけ。」
リーダーはゆっくりと手を上げた。
🥂「最後に、顔だけ見てもらってええ?」
🍣「……。」
桃は警戒したまま頷く。
次の瞬間。
カチャリ――。
仮面が外れた。
現れた桃色にも青にも見える照明の中、
その優しい瞳。
🍣「……青、……?」
世界が止まる。
「……うそ。」
銃が震える。
「なん、で……。」
恋人。
毎日「おかえり」と迎えてくれた人。
抱きしめてくれた人。
未来を語り合った人。
その人が――組織のリーダーだった。
蒼は困ったように笑う。
🥂「やっぱり、そんな顔するよな。」
桃の瞳から涙が零れ落ちる。
🍣「なんでッ……なんで言ってくれなかったのッ……!」
🥂「言えへんかった。」
🍣「おれはッ……ずっとッ……!」
声にならない。
警察官としての使命。
恋人としての想い。
全部が壊れていく。
青はゆっくり近づく。
周囲の警察が銃を向ける。
「動くな!」
しかし、桃は手を上げた。
🍣「撃たないでッ……。」
震える声だった。
🍣「……お願いッ。」
誰も動けなかった。
青は桃の前まで歩く。
そして、そっと涙を指で拭った。
🥂「泣かんといて。」
🍣「無理だよッ……。」
🥂「ごめんな。」
優しい笑顔。
昔から変わらない、安心する笑顔。
青は何も言わず、桃をぎゅっと抱きしめた。
強く。
壊れそうなくらい優しく。
🍣「……っ。」
桃 は抵抗できない。
ただ泣き続ける。
「もっとギュッと強くずっと抱きしめて――」
まるで、その願いを叶えるように。
青の腕に力がこもる。
🥂「何もいらん。」
耳元で優しく囁く。
🥂「桃がおるだけでええ。」
そして少し身体を離し、額を合わせた。
🥂「最後みたいに。」
そう呟いて。
そっと唇を重ねようと近づく。
あと少し。
その瞬間――
部下「リーダー!」
窓ガラスが一斉に割れた。
煙幕が室内を包む。
「煙だ!」
「視界が!」
混乱の中、青は桃の耳元で小さく囁いた。
🥂「……ごめん。」
そして、唇が触れるか触れないかの距離で、
優しく額にキスを落とした。
🥂「愛してる。」
次の瞬間には、その姿は煙の中へ消えていた。
「追え!」
警察が走り出す。
しかし、逃走経路はすでに確保されていた。
組織は全員、姿を消した。
煙が晴れた部屋。
桃だけが立ち尽くしていた。
床には、青が落としていった黒い仮面。
それを胸に抱きしめる。
涙が止まらない。
「……次に会う時はッ…ポロポロッ。」
震える声で呟く。
「警察官としてじゃなく……恋人として、会いたかったよッ…ニコッ。」
窓の外では夜明けが近づいていた。
けれど桃にはその朝が、
とても遠く感じられた。