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『ん……え、…どこ、ここ。 』




目が覚めれば自分が寝たはずの部屋とは全く違う場所 下を見れば赤い水、周りをぐるりと1周見渡せば恐らく骨のようなものが幾つも積み重ねられている。

状況を理解出来ず自分の頬を軽く抓るが夢から覚めることは無い。という事は、にわかには信じ難いが夢ではないのだろうか。

何はともあれ探索しようと立ち上がる。

自分が動く度に血のように赤く染った水面に波紋が浮かぶ。

恐る恐る、1歩、1歩と骨の山へ近づき、

そのうちから骨をひとつ手に取れば腰を下ろす。









『これ、…骨、だよね。本物なのかな。』



「おい。小娘。お前は此処で何をしている?」

先程まで誰も居なかった筈の背後から威圧的な声が聞こえる。

驚きながらも振り返ればピンクの髪をし、顔には黒い模様が刻まれている男が此方を見下ろしている。 此方を見詰める瞳は冷酷で、男が発した言葉からも目の前の男が自分を誘拐、拉致したとは考え難いものだった。



『えっと、私も分からなくて…、



気づいたら此処にいた、というか…。』

上記を述べた途端男は更に顔を歪ませ、軽く顎に手を添え 何か考えているような素振りをみせる。しばらくすれば男はたった一言。



「此処は俺の生得領域だ。 」



『リョウイキ…?』

例え二度と戻れなくても

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