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モブ「あいつさ臆病でクヨクヨしてるから俺の方が良いんじゃねぇ?」

レン「で?」

モブ「え?」

レン「え?じゃあないよ?それで他に言うことは?」

モブ「無いです」

レン「じゃあ寮に戻っていい?フィンくんに会いたいから」

モブ「どうぞ」

レン「フィンくんそんなところでどうしたの?僕のことまさか待ってくれてた?そんなわけないか」

フィン「僕さ、会話みてたんだけど、れんちゃんって優しいんだね。僕嬉しい!」

レン「だってさ?臆病でクヨクヨしてるからとか好きになる理由にならないよ?関係ないもんそんなの。帰ろ」

次の日

モブお「お前みたいなのがあんなマドンナと付き合えるんだよ!」

モブ「ゼッテェなんかの罰ゲームだ」

フィン「……………」

レン「スターオブダビデ」

レン「黙って聞いていれば悪口不愉快だ。ここから消えて」

モブ「れんさま!な、なんの冗談でしょうか?」

レン「僕は君みたいなのが大嫌いだ。都合が悪くなるとそう言う奴が!だから消えろと言っているんだ!君みたいなのにフィンくんの努力など分かるわけない!」

れんちゃんが僕のために怒ってくれた。

僕は、なにもいえずにここに立ち尽くしている。

モブ「おい!フィンお前もなんか言え」

レン「まだ言うか?本当に殺されてたいのか?壊れるまで遊んでくれるのか?それならばこっちも本気でやるが、どうする?」

モブお「あ、あの本気と言うのは、」

レン「もちろん手加減無しだけど、なんか文句ある?マスタースパーク」

レン「行こう!」

劣等生フィンとモテる魔法使いレンの物語

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