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MC中だった。
SixTONES のいつもの空気。
くだらない話で笑って、客席からツッコミが飛んで、メンバー同士でわちゃわちゃして。
その時だった。
アリーナ後方が急にざわついた。
悲鳴。
スタッフが走る気配。
空気が変わる。
松村北斗 が真っ先に異変に気づいた。
「……待って、なんか違う」
客席を見る目が鋭くなる。
田中樹 も表情を消した。
「倒れた感じじゃなくね…?」
その言葉に、隣にいた天羽爽亜が反応する。
一瞬で顔つきが変わった。
メンバー全員、それを見た瞬間に察する。
“これは軽くない”
爽亜がスタッフへ低く言った。
「AED来てますか」
その声に、
京本大我 が小さく息を飲む。
ジェシーがすぐ爽亜を見る。
「……行ける?」
爽亜は頷いた。
「行く」
それだけで、メンバーは誰も止めなかった。
なぜなら全員知っている。
爽亜が、救急救命士資格を持っていることを。
デビュー前、
仕事の合間に学校へ通って、
実習にも行って、
国家試験まで突破したこと。
人知れず努力していたことを。
森本慎太郎 がすぐスタッフへ指示を飛ばす。
「通路開けて! 爽亜通すから!」
樹も客席へ呼びかける。
「大丈夫だから! 落ち着いて、スタッフさんの指示聞いて!」
北斗はモニターを見つめたまま、小さく呟く。
「頼む…」
爽亜はステージを降りると、迷いなく倒れている観客の元へ向かった。
女性は意識なし。
周囲は混乱。
泣いている人もいる。
でも爽亜だけは冷静だった。
「反応確認します」
「AEDお願いします」
「周囲、少し下がってください」
動きに一切無駄がない。
スタッフも思わず従う。
ステージ上では、異様な静けさが流れていた。
いつもなら誰かが喋る。
でも今は違う。
メンバー全員、“仕事中の爽亜”を知っているから。
大我が祈るように手を握る。
慎太郎は落ち着かない様子で何度も客席を見る。
ジェシーが珍しく真顔だった。
「……爽亜なら大丈夫」
そう言ったのは、自分たちに言い聞かせるためでもあった。
数分後。
救急隊到着。
爽亜は即座に状況を引き継ぐ。
「突然意識消失。一時呼吸確認困難。AED使用済み――」
その説明は簡潔で正確だった。
搬送が始まり、会場から安堵の空気が漏れる。
そして爽亜がステージへ戻ってきた瞬間。
樹が真っ先に近寄った。
「おかえり」
爽亜は少しだけ息を吐く。
「……間に合ったと思う」
その一言で、全員の顔から強張りが消えた。
慎太郎が頭を抱える。
「マジで寿命縮んだ…」
大我は半泣きで笑ってる。
「ほんと心臓止まるかと思った…」
北斗は爽亜を見る。
その目は、いつもの“仲間を見る目”じゃなかった。
誇らしさと、尊敬が混ざっていた。
「やっぱお前、すげぇな」
ジェシーが笑いながら爽亜の肩を叩く。
「うちの紅一点、最強だから」
客席から自然に拍手が起こる。
その拍手の中で爽亜は少し照れたように笑った。
でもメンバー全員わかっていた。
今この会場で、
一番かっこよかったのは、
間違いなく天羽爽亜だった。
> @xxxx
SixTONESのライブやばかった…
> 倒れた人いた時、会場パニックになりかけたのに爽亜ちゃんが一瞬で空気変えた
> 何者なのほんと…
> @xxxx
「AED来てますか」って聞こえた瞬間鳥肌立った
> アイドルの声じゃなかった
> 完全に医療従事者の声だった
> @xxxx
爽亜ちゃんステージ降りる時、SixTONES
誰も止めなかったのヤバい
> あれ絶対メンバー知ってたよね
> @xxxx
樹くんが即「落ち着いて、スタッフさんの指示聞いて!」って会場制御してたのも凄かった
> SixTONES全員プロだった
> @xxxx
ジェシーずっと明るくしてたけど顔ガチで心配そうだったの忘れられない
> @xxxx
北斗くんの「頼む…」口読めた人いる?
> あの空気ほんと張り詰めてた
> @xxxx
爽亜ちゃん戻ってきた時、メンバーの囲み方が“仲間が無事帰ってきた”みたいで泣いた
> @xxxx
慎太郎くんが通路開けさせてたのめちゃくちゃ頼もしかった
> 普段わちゃわちゃなのに切り替えエグい
> @xxxx
「うちの紅一点最強だから」ってジェシー言った瞬間会場の拍手やばかった
> @xxxx
爽亜ちゃん、救急救命士資格持ち説ほんとだったの…?
> え、情報量多すぎる
> @xxxx
アイドルが“かわいい”じゃなく“命救った”でトレンド入るの強すぎる
> @xxxx
今日のSixTONES、ただのライブじゃなかった
> 本当に忘れられない日になった
* #SixTONES
* #天羽爽亜
* #爽亜ちゃん
* AED
* 救急救命士
* 「落ち着いて」
* うちの紅一点最強
* MC中
* SixTONES最高
> 「え?????????????」
> 「待って情報量多い」
> 「救急救命士!?!?!?」
> 「“持ってました”のレベルじゃないのよ」
> 「国家資格!?!?!?!」
> 「え、アイドルだよね???」
> 「SixTONESの紅一点スペックどうなってんの」
> 「あの日の対応、やっぱり本職レベルだったんだ…」
> 「メンバーが誰も驚いてなかった理由これか」
> 「樹くんたちの信頼感全部繋がった」
> 「ジェシーの“爽亜なら大丈夫”思い出して泣いてる」
> 「北斗くんの顔、本当に“信じて任せてる顔”だった」
> 「慎太郎くんが即通路開けさせてたの連携すぎた」
> 「大我くんずっと祈るみたいな顔してたよね」
> 「“アイドル”と“命を救う資格”両立してるの強すぎる」
> 「えぐい努力してたんだろうな…」
> 「仕事しながら国家試験ってどんな生活??」
> 「見えないところで努力してる人、本当にかっこいい」
> 「しかも今までひけらかしてなかったの好感しかない」
> 「ライブで初めて知った人たちを混乱させた女」
> 「“AED来てますか”の声、一生忘れられない」
> 「空気変わったもんね、あの瞬間」
> 「会場いたけど本当に安心感すごかった」
> 「スタッフさんより冷静に見えた」
> 「戻ってきた時メンバーが囲んだの愛だった」
> 「SixTONESって“仲良し”じゃなくて“信頼”なんだなって思った」
> 「うちの紅一点最強すぎる」
> 「少女漫画の設定超えてる」
> 「いやもうドラマ化して」
> 「こんな推し方ある???」
> 「推しが命救ってる世界線強すぎる」
> 「誇らしいってこういう感情なんだね」
> 「好きとか超えて尊敬」
> 「天羽爽亜、かっこよすぎる」