あの夏の日に僕達は死んだ
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ピーンポーン
ガチャ
kn:…?sm…!?どうしたの…!?
彼の声色は焦っているような声だった。
kn:…よし。…で、なんで怪我してるの?
鞄も持ってきてるし…?
sm:住ませてくれない?
急なお願いに彼は驚いていた。
kn:…いいけど。家族は大丈夫なの?
sm:この怪我は家族にやられたから
kn:え…。…わかった。
kn:sm、明日は学校だからもう寝よっか。
sm:うん。
ピピピピ、ピピピピ、ピピピ ピ
アラームが止まる。
1階からは
美味しそうな匂いが漂っていた
sm:…。
kn:あ、sm、おはよう。
ご飯できてるから食べなね。
sm:ご馳走様でした。
ガチャ
僕達は学校へ向かう。
ガラガラ
kn:おはようございます。
sm:おはようございます…。
1時間目が終わって、
2時間目が始まる。
2時間目がおわって、
3時間目が始まる。
3時間目が終わって、
4時間目が始まる。
4時間目が終わって、
HRが始まる。
先生:明日からは、高校生活最後の夏休みです
楽しんでもいいですが、勉強もすること
誰でも思いつきそうなことを言う。
kn:sm、夏休み勉強する?
sm:する訳ないよ。
kn:だよねぇ〜、、。暑いし、やる気ないわぁ
いつもと同じような会話をして家へと向かう。
8月25日
夏休み最終日
ガチャ
kn:ただいま。
彼はそう言ってソファーへと向かった。
「今年は、今までよりも気温が高い一年でした。来年はもっと暑いでしょうね 」
テレビから音声が聞こえる。
kn:来年も気温高いんだって。
sm:そうだね。
kn:sm、海行かない?
sm:…いいよ。
ザー、ザー、
波の音。
人は居ない。
この広い海には2人しかいない。
前に来た時と同じ
ゴミが散らばって
綺麗とは思えない景色
だけど
何故か
綺麗な気がした。
kn:sm、どう?今の海、綺麗?
sm:…綺麗。
kn:…良かった。
彼は少し笑っていた。
kn:sm、ー?
sm:…?そうだね?
僕には彼が何を言っているのか
理解が出来なかった。
kn:sm、一緒に -。
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