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すちがみことの唇を優しく、けれど情熱的に重ねる中、片手はそっとみことの腰に回り、もう一方の手が静かに彼の秘部へと触れていく。
指先の柔らかな感触が、みことの身体をゆっくりと解きほぐしていく。みことは息を詰め、唇の間から甘く切ない吐息が漏れる。
すちのキスは深く、舌が絡み合うたびに、みことの内側からじわりと熱が広がっていく。手の動きは次第に大胆になり、繊細に、けれど確かな愛情を込めて秘部を優しく撫でたり、圧をかけたりする。
みことはすちの胸にしがみつきながら、身体が反応するのを止められず、甘く震える声で「もっと……」と懇願する。
すちの唇はみことの唇に絡みついたまま、舌が深く入り込み、熱を帯びて息を交わす。身体は甘い震えに包まれ、すちはもう一方の手でみことの秘部、特に繊細な前立腺をそっと刺激し始めた。
みことはたちまち強烈な快感に襲われ、体がビクンと震え、果てそうになるのを感じた。しかし、その直前、すちは巧みに根元をしっかりと押さえ、みことの快感をぎりぎりで止める。果てることを許されないもどかしさに、みことの身体はさらに敏感になり、触れられるたびに甘い息が漏れてしまう。
熱く濡れた吐息とともに、みことの内側は徐々に激しく疼き、すちの手と唇が交わるたびに、甘く蕩ける快感が全身に広がっていった。
すちの指がみことの前立腺を強く押し込むたび、みことの体は震え、甘く切ない喘ぎ声が漏れ出した。すちの唇は優しく絡まりながらも、強烈な快感に堪えようとするみことの口元を塞ぐように重ねられている。
「いきたい…」と、みことの喉から絞り出されたその声は涙となって頬を伝い、まるで願いを訴えるかのように震えていた。けれどすちはそんなみことの欲望をあえて叶えず、ただ静かに、けれど確かな力で責め続ける。
みことは抑えきれない感情に押し潰され、悔しさと切なさで涙をこぼしながらも、すちの支配に身を委ねていくのだった。
みことの瞳は蕩け、理性の糸がゆっくりとほどけていく。甘く震える声で、彼はすちにすがるように囁いた。
「もっと…奥に、欲しい……」
その言葉は震え、切実で、抑えきれない渇望の色を帯びていた。すちはその懇願に応えるように優しく、しかし力強く腰を進め、みことの身体の奥深くまで満たしていく。
みことは快感に押し流され、もはや理性の壁を越えて、ただひたすらにすちを求めていた。
すちはゆっくりと腰を沈め、みことの中へと静かに挿入していく。緩やかな圧迫感がみことの身体を満たし、胸の奥にじわりと期待が広がった。
その一歩一歩にみことの心拍は高まり、身体中が熱くなる。まだ始まったばかりの快感に、みことは思わず息を漏らし、すちの腕をぎゅっと抱きしめた。
「ゆっくりで…」と震える声で囁きながらも、その目はすでに強い欲望で輝いていた。
すちが突然、みことの最奥を鋭く突き上げる。かつて押さえていた根元の手も離れ、解き放たれた快感がみことの身体を一気に駆け巡る。
その急激な刺激に、みことは思わず悲鳴に近い喘ぎ声を漏らし、腰が激しく揺れ動いた。
「んっ……ああっ!」
胸の奥が張り裂けそうなほどの恍惚に包まれ、みことの感覚は快楽の渦に飲み込まれていく。
すちは動きを緩めたり、また鋭く突いたりと緩急を巧みに操りながら、みことの中を擦り続ける。
ゆったりとした動きの合間に突然の激しい刺激が入り混じり、その度にもどかしさと強烈な快感が交錯して、みことは言葉を失い、ただ喘ぎ声だけを漏らす。
「んっ…ああっ…やっ…ダメ、すちっ……!」
身体が勝手に反応し、快楽に溺れていくみことを、すちはじっと見つめていた。
すちはみことの耳元で、低く甘い声を漏らす。
「たくさん発散しようね?」
囁きながら、指や身体の動きでゆっくりと、中を深く抉っていく。みことの身体は熱く震え、意識は快感に染まっていく。
みことは心の中で必死に叫ぶ。
「でる、でちゃう……」
その思いを隠すこともできず、すちの腕にしがみつき、すがるように身を委ねる。
すちの熱い視線に包まれ、みことの快感はさらに強まっていった。
すちの手が再び根元をしっかりと押さえつける。
「トんだらいけないから、我慢しようね」
その優しいけれど厳しい声に、みことの瞳に涙が溢れた。あまりの切なさと快感の狭間に、心が締めつけられる。
ギリギリまでいきかけては、また引き戻される。最奥を一気に深く突かれるその衝撃に、みことは思考が白く霞み、何も考えられなくなってしまった。
ただ、身体はすちの熱に翻弄され、喘ぎ声と涙が静かに零れていく。
すちはゆっくりと奥を深く突きながら、同時に前立腺を丁寧に擦っていく。
「みこちゃん、どっちが好き?」と囁く声は甘く、優しく絡みつく。
みことは息を荒げながらも、少し戸惑った表情で答える。
「わかん、なっ……どっち…もっ…好きぃ…」
その言葉とともに、さらに深く喘ぎ声を漏らし、身体はすちの刺激に震え続けていた。
すちは優しく囁いた。
「そろそろだね。」
そう言いながら、根元をしっかりと押さえていた指をゆっくりと離し、代わりにみことの先端を指で強く擦り始める。そこに深く激しく奥を突き入れ、体の中を熱く満たす。
唇はすちの唇と重なり、舌がゆっくりと絡み合う。みことの呼吸は荒くなり、強い快感が息苦しさと混ざり合いながら、やがて体の全てを包み込んだ。
「はぁっ…!」みことは甘く切ない声を漏らし、抑えきれないほどの幸福感に身を委ねる。
白濁した液がゆっくりと漏れ出し、体の力は抜け、朦朧とした意識の中でみことはすちの腕に包まれたまま、静かにその余韻に浸っていった。
みことは体を震わせながら、甘く濡れた声で何度もすちの名前を繰り返す。
「すち……すち……」
意識は朦朧とし、言葉は途切れがちだけど、その瞳はしっかりとすちを捉えている。
すちはそんなみことを優しく抱きしめ、甘い息を漏らしながら「俺だけだよ、みこちゃん」と囁く。
みことの呼ぶ声が、二人の熱い時間をさらに深く、甘く包み込んでいった。
___
みことはゆっくりと目を覚ます。
午後2時を過ぎているのに、まだまだ眠気が残っている。重く感じる腰の下には、かすかにすちの温もりが残っているはずなのに、寝室にはすちの姿がない。
「すち…?」
小さな声で呼ぶが、返事はない。胸の奥にぽっかりとした寂しさが広がり、みことはもう一度、今度は少し強く名前を呼んだ。
そのとき、静かな足音とともに、すちが手に珈琲の入ったコップを持ってゆっくりと戻ってきた。
すちはみことの不安そうな表情に気づき、そっとコップを机に置くと、そのままみことを優しく抱きしめた。
「大丈夫、みこちゃん。ここにいるよ。」
みことはすちの腕の中で安心し、少しだけ涙を浮かべながらも、ゆっくりと深呼吸をした。温かな抱擁が、心の奥までじんわりと染み渡っていくようだった。
みことはすちの腕の中で、そっと小さな声を漏らした。
「どこ行ってたの…?」
心ではわかっているはずなのに、不安が溢れてしまう。
すちは優しい目でみことを見つめ、少し笑みを浮かべながら答えた。
「みこちゃんの好きな珈琲を作ってたんだよ。」
みことはそんなすちの言葉にほっとしながらも、つい我儘を言ってしまう。
「起きた時は、やっぱり一緒じゃないと嫌や…」
すちはそんなみことの我儘を静かに受け止め、優しく髪を撫でながら、
「ごめんね、もう離れないよ」と囁いた。
しばらくそのまま寄り添い、温もりを感じ合っていると、すちがふと顔を近づけて尋ねる。
「発散できた?」
みことは少し照れながらも、
「やりすぎ…」と正直に答えた。
するとすちは笑いながら、
「でも、みこちゃん、すごく気持ちよさそうだったよ?」
そうこぼすと、みことは顔を真っ赤にして拗ねたように目を逸らした。
二人の間に甘くて柔らかな空気がゆっくりと流れていった。
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