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ひなは、笑うのが好きだった。
みんな笑ってて、楽しいって思える時間が、何より大切だった
「ねぇ、笑って?」
ひなはよくそう言っていた。
冗談のみたいに、軽く、笑顔で
でも__。
それは、願いになった。
「みんなが笑顔でいる世界がいい!」
その願いは叶った。
「ねぇ~、笑ってよ?」
ひなが手を伸ばす。
目の前の子供は泣いていた。
声を震わせて、必死に何かを訴えていた。
でも、そんなことは関係ない。
「だめだよ….」
ひなは首を傾げながら言った。
「あたし、泣いてる顔大っ嫌い。」
次の瞬間、
その子の口元がゆっくり歪んだ。
無理やり引きあげられるように
「ね?笑った」
ひなは嬉しいそうに微笑む。
「やっぱり、笑ってる方がいいよね!楽しくなっちゃうし!」
でもその目は___
全然笑っていなかった。
「ねぇ、ひな…」
後ろから声がして振り向くと、そこには すい が居た。
「それ、やめた方がいいんじゃないかな」
「え?」ひなはきょとんとしながら答えた
「なんで?」
「だって、無理やりなんてd….」
その声に被せ、ひなは言う。
「でも笑っているよ?」
その一言に言葉が詰まった。
「ねぇ、すい」
ひなはゆっくり近づいてくる
「すいもさ、笑って?」
その瞬間、すいの頬が、ぴくりと動いた。
「……….っ」
口元が勝手に上がる。止めようとしても止まらない。
「ね?」
ひなは嬉しそうに笑う。
꒷꒦✝︎ ❥———————————-❥ ✝︎꒷꒦
今回の主人公。
名前▷▶︎ ひな
メンカラ▷▶︎🟨黄色
願い▷▶︎みんなが笑っている世界
呪い▷▶︎無理やり笑わせる
魔法▷▶︎イエロー・スマイルドール
英語▷▶︎yellow・smileDoll
意味▷▶︎笑顔の人形