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雨がザアザアと音をたたていた。美琴が会社から出た途中
ファンクラブに入ってくるイケメン俳優の桜井三蔵を見かけた。「もしかして運命かも。」と感じた美琴は後をつけた。
三蔵がタワマンに入って行く瞬間を隠し撮りをした。
「良いの撮れた。」まるで10代の女性のようにはしゃいで自宅に戻った。パソコンにUSBを繋げて撮った写真を印刷して壁に貼った。ルンルンしながら料理を作った。
「三蔵様美味しいものお作りしますね。」翌朝いつもよりも少し派手目のメイクをした。
「あれ神谷さんメイク変えました?」
「そうなの。」と嬉しそうに言った仕事を終え三蔵の後を尾行してバレないように隠し撮りをした。
「はぁ…三蔵様素敵。」と呟いてスキンシップして帰宅した。
パソコンにUSBを繋げて撮った写真を印刷して昨日撮った写真の隣に貼った。
「三蔵様は私のもの。」美琴はこれが歪んだ好意だと気づいていなかった。