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さえちゃ@推しがてぇてぇ
ちな@サブ垢
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こんにちは!
前回の作品も読んでくださってありがとうございます‼
この作品の♡が4000を超えました……!!
すごい嬉しいです‼
結構、前までは作品の途中で書くのを諦めてしまうことが多かったのですが
みなさんの♡やフォローに背中を押してもらって
ここまで書き続けられています‼
何度も繰り返しますが、本当にありがとうございます‼
もう物語も終盤に差し掛かかりました
思っていたよりもあっという間でした……
それでは本編へいってらっしゃい‼
あと、今試験期間中なので、今週と来週は投稿出来ないかもしれません
すみません……
らぴす「ーーーー終わったんだ……」
少し歩いたところで、力が抜ける
ぺたん、と床に座り込む
丁度、ばぁうくんの顔の横だった
ばぁうくんの顔を覗き込もうとした時
バンッ
らぴす「⁉」
急に、ガレージの扉が開いた
数人がどたばたと駆け込んでくる
???「らぴす‼」
……心音?
らぴす「何で、此処に……」
ロゼらい「らぴすっ!」
らぴす「みんな……」
メルト「……間に合わなかった」
メルトが、視線を落として呟く
みかさ「うん……」
らぴす「え?」
心音「……らぴす、殺したの?」
あぁ、ばぁうくんのことか
らぴす「……」
心音「誰も責めないから教えて。らぴすが、殺したの?」
らぴす「は、い……」
裏切り者だと
酷い人間だと
言われるのだろうと思っていた
しかし、予想に反して
心音は、いや、みんなは、俺を責めなかった
心音「……そっか」
心音の顔を
みんなの顔を、まともに見れない
顔を上げることが出来ない
数分の沈黙
突然、抱きしめられた
心音だった
心音「ごめんね……!気付かなくて。らぴすがどんな過去を背負ってて。どんなことを思ってるか、知ろうともしなかった」
ロゼ「普通じゃないことだけ理解して、全部知った気になって……」
みかさ「せめて昨日のこと、無理矢理にでも聞き出せばよかったのに。そしたら何か変わってたかもしれないのに」
メルト「らぴすが何を見て、何を感じたのか……知るのが怖くて、聞けなかった。いや……聞けなかったんじゃないね。聞かなかった」
らいと「……全部吐き出した方が楽やって、誰かに話した方が辛くないって、知ってたのに。自分の生い立ちを自分で話し出すことがどれだけ辛いことか、俺たちが一番分かってたのに」
心音「……何も、しなかった……ごめんねッ、ごめんねッ」
強く、抱きしめられる
みんな、泣いていた
誰一人として俺を責めなかった
らぴす「……俺の過去、知ったの?」
心音「……うん。らぴすの過去も、ばぁうくんの依頼についても、教えてもらった」
らぴす「……そっかぁ」
涙が溢れてくる
止める気も起きず、そのままボロボロと零れる
床に落ちる涙を見つめながら、ふと思う
全て知られた今なら、聞いてもいいだろうか
答えなんてきっと、無いんだろうけど
らぴす「心音」
心音「なに……?」
らぴす「なんで、俺は、生きてるの?」
心音「は…….“なんで”、?」
らぴす「全部、教えてもらったなら、あの依頼の依頼主、知ってるよね」
心音「……うん」
らぴす「何で、俺は、殺すように頼まれなかったんだろう。母さん達が一番憎いのは、俺のはずなのに。……どうして、兄ちゃんだけ、殺されないといけなかったんだろう」
らぴす「何で俺だけ、生きないといけなかったの……?」
心音「……それはッ……」
言うべきか、迷っているようだった
心音の手に力が入っているのが分かる
らぴす「教えてよ。……どうせ俺は、今日で終わりでしょ?」
心音「ッ゛……」
どんな理由であったとしても
グループが違ったとしても
”仲間を殺した”
その事実は変わらない
今日の内にも、制裁が下るだろう
罪名は、”反逆罪”といったところだろうか
ばぁうくんに負けても勝っても
どのみち、もう今日でお別れだった
最初から、俺に未来なんて無かった
きっとみんなそれは気付いている
多分今が、俺に残された最後の時間だ
心音「……ばぁうくんが」
心音「ばぁうくんが、逃がしたんだ」
らぴす「え……?」
心音「本当は、らぴすと、らぴすのお兄さんを殺す依頼だったけど!」
心音「ばぁうくんが、なんでかは分からないけど……!」
心音「らぴすを、逃がして……」
心音「だから、らぴすは、生きてるんだよ……!」
心音が、苦しそうに、吐き出すように言った
言葉が出なかった
なんで?
そんなこと、ばぁうくん、言ってなかった
あれが嘘で、心音が言ってることが本当だとしたら?
ばぁうくんは、規律を破ってまで、俺を助けて
その事実を俺に最後まで、隠し通そうとした?
でも、なんで、どうして?
理由が分からない
俺にそこまでする理由が、分からない
その時ふと、手に何かが当たるのを感じた
さっき、ばぁうくんから渡された紙だった
これに、ヒントでも書いてあるだろうか
らぴす「心音、ちょっと離して」
心音「……うん」
ガサ……
らぴす「ッ゛……!!」
全員「らぴす⁉」
写真だった
ある昔の記憶が、蘇る
□□「なぁなぁ、ここで写真撮らん?俺らの出会いの記念に!」
△△「え、いいじゃん!俺写真とか、形に残る思い出好きなんだよねー!□□もたまにはいいこと言うじゃん!」
□□「いや”たまには”は余計や」
らぴす「あははっ」
確か、ちょっと遠出した時のことだったと思う
新しい家族で初めて出かけた日だった
公園の広場にあった、ひと際大きい木を見つけて
そこで写真を撮った
□□「じゃあお前ら前な!」
らぴす「□□くんは?」
□□「兄ちゃんって呼べや」
らぴす「兄ちゃん」
□□「よし。えーっと、俺はお前らの後ろ」
△△「えー、三人で並ぼうよー」
□□「後ろの方がなんか兄ちゃんっぽいやろ!」
△△「そーお?まぁお兄ちゃんがそれでいいならいいけど。じゃあらぴすくん、前行こっ」
らぴす「うん!」
△△「あ、でもどうやって撮るの?写真」
らぴす「あ、確かに」
□□「うーん、通りすがりのおっさん捕まえてくるわ!」
△△「え⁉ちょっ」
□□「行ってきまーす‼さっさと捕まえて写真撮るぞー!」
△△「はぁ……全く。ごめんね、らぴすくん」
らぴす「いやいや……俺は、明るくて好きです」
△△「なら良かった。もう慣れちゃった?」
らぴす「それもあるかもしれないです……笑」
△△「まあでも、お兄ちゃんのいいところはそこだからなぁ」
らぴす「△△くんも、十分元気だよ?」
△△「んー、元気でいると気分も明るくなるからね!」
□□「おーい、おっさん捕まえてきたぞー‼」
△△「……」
ペシッ
□□「いたっ⁉」
△△「本人の前で捕まえてきたなんて言わない。しかも全然おじさんじゃないじゃん。青年に失礼だよ」
□□「さーせん……」
???「あー、全然大丈夫っすよ」
???「えーっと、撮るのはこの三人すか?」
△△「そ!ごめんねー、予定あっただろうに」
???「いや別に、そんな時間にシビアな職場じゃないんで」
△△「え、働いてたの⁉」
???「あー、バイトです、バイト」
△△「あ、そりゃそっか」
△△「え、でも今日休日だよね?休日なのにシフト入れたの?」
???「んー、あんま、日程自分で選べないんすよね。時間帯は自由なんすけど」
△△「何それ、面白い制度だね!」
□□「あのー、雑談中申し訳ないんやけど、はよ写真撮りたくてたまらんから撮ってもらってええ?」
???「あ、すみません。じゃ、いきますよ」
三人「はーい!」
???「そんじゃ、はい、チーズ!」
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今回のやつもめちゃくちゃ良くていいですね
