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⚠️注意アメ日帝
しばらく失踪してごめんなさい!!
ちょっと忙しくて…
言い訳すんなって感じですよねー
わたくし明太子語彙力を母のお腹に忘れた界隈なので…
結構ファンタジーです
ミーンミーン
「あっちぃぃ…」
まだまだ厳しい暑さが残る今日。汗が地に吸い込まれるように落ちる。
最近は、仕事もなく自堕落な生活をしている
だから、意味もなく外をぶらつくようになった
起きて。食べて。寝て。起きて…
ずっとそれの繰り返し
「ロボットみたい。」
そんな独り言は、宙に舞って静かに消えていった。
俺は特に理由もなく外に出ていた。
「つまんねぇ〜」
最近、そればかり思う。俺は自分で言ったら何だが結構モテる。それなりに…
でも、何か足りない。
こころが満たされない。
俺は散歩する時、いつも寄る大きな木がある
公園へ行っていた。
「何だ…あれ…?」
木の影に一つの“塊”?のようなものがあった。
いつもなら、興味を示さず素通りする筈だった
筈だったんだ…
俺はそれにひどく惹かれた。
自分でも珍しいと思う。
自分は人に関心がなく冷たい人間と自覚していた。
俺はその塊に近づき、覗き込んでみた。
「…?羽?」
俺はユニコーンだとか、天使だとかそういうのを信じていない。
でも、そこにいるのは、白い羽を生やした
紛れもない…
“天使”だった。
「綺麗…」
気づいたら、そう口に出ていた。
透き通るような肌。
美しく汚れひとつない真っ白な羽。
欲しい。そう思った。
…思っただけ。
「ん“〜」
しばらく見つめていたら、天使が起きた。
バチっ
ルビーのような赤い目と目が合う
「お、おはよう…?」
なんて声かけたらいいんだ?
自分ってこんな声だっけ?
「!!お、お前は誰だ!!!」
「どうしてこんなとこに…あ、そうか」
「独り言は終わったか?」
その瞬間ギロっと睨まれた。
「お前は誰だ。なぜいる。」
綺麗な声。芯があって安心するような…
そんな声。
「おい!聞いてんのか!」
「俺はアメリカ!世界のヒーロー!」
「君の名前は?」
俺はそう返した。
少しでも仲良くなりたい。
「…にってい…」
「!…そうか!日帝っていうのか!!」
「綺麗な名前だな!」
「!!」
あ、照れた。可愛い。
今日はなんだか感情が動きっぱなしだ。
こんな気持ち初めて…
「ッ!いたっ」
「大丈夫か?!」
「ちょっと傷がな…」
腕から血が流れている。
どうして気づかなかったのだろう。
自分の鈍感さに吐き気がした。
「ッ待ってろ!」
「?」
俺は持っていたハンカチを蛇口で濡らし、
日帝の傷口に当てた。
「感謝する…」
「そりゃどーも!」
「で、なぜいる」
しばらくの沈黙を破ったのは日帝chanだった。
「おい、日帝chanっていうな。」
「え!なんでわかったの?!」
「お前ら人間とは違うからな。俺は天使だぞ」
「すげぇ…で!日帝chan!俺は君と仲良くなりたい!!」
「だから日帝chanと呼ぶな!殺すぞ!」
「わ!言動が天使じゃない…!」
「…お前ら人間と仲良くなるつもりはない。」
「なんで…?」
「…人間とつるんでもいいことなんかない。」
「もう話すことはない。」
「俺は帰る。」
そう日帝は歩き出した。
が、傷が深くて歩くたび苦しそうな顔をしていた。
「そんな傷じゃ歩けないだろ…」
「そもそも家あんのかよ。」
「……」
「俺の家こいよ。結構広いんだぜ!」
「背中乗れ! 」
「ありがとう…」
そう言って日帝は俺の背中に乗ってきた。
心配になるくらい軽くて、お日様みたいないい匂いがした
俺は嬉しかった。少し仲良くなれた気がしたからだ。
「…なぁ」
「何だ?」
「羽触ってもいい?」
「ダメ。触ったら殺す。」
「はは。やっぱり言動が天使じゃねぇ」
でも、こんな俺の日常に現れてくれた…
俺にとって紛れもない天使だ。
ちょっと短いけれどここまで!
多分続きます!
気長に待っててね。
nextハート♡50