‥…あれから一週間程たつ
大きくため息を吐き悲しく一人で窓のそとを眺め[もうそろそろ二人がくっついた頃か]と独り言をいっていると玄関の方向からインターホンが鳴り響き、
[ん、頼んでた物届いたのか]と思い、玄関に向かい鍵を開けると
扉が物凄いスピードで開き押し倒された‥…一瞬理解できずに呆然としていたが押し倒してきたソレをみるとそこには、
泣きじゃくるたけみっちがいた‥…
[お前‥…俺のこと嫌いなのかよっ‥…][男が男を好きになっちゃいけねえのかよ!]と騒ぎ散らかしながら俺の胸に顔を埋め泣いていた
俺は離れさせなきゃいけないひなちゃんのことも考えなければいけないダメなんだ絶対絶対‥…
“離れてくれ”と言うつもりが心の本音が出てしまい[‥好きだ]と言ってしまった
そう言うとたけみっちは顔を上げ耳を赤くし目を真ん丸と宝石のように光らせたたけみっちはポカーンと口を開けていた
俺はもう正直になってしまっていいのだろうか?
そう悩んでいるとたけみっちは俺より先に口を開き[‥…やっぱ男同士はだめか]とふにゃっと力なく笑い俺から離れようとした
ここで離れたら‥…相棒でもなくなると勘づき
腕を掴み引っ張りたけみっちを押し倒す
[‥…本当に俺のこと好きなんだよな?]と言うと泣き腫らした顔にまた涙を浮かべ始め
[あぁ、俺はちふゆのことが大好きだよ!]と目を細め涙をポロポロ落ちながら言い[‥…そうか]俺はそう言うと押し倒したまま口にキスをし口のなかに舌をいれ 相手の舌と絡み離すと顔を赤らめ [はぁ‥…はぁ]と息切れをしている[‥…俺の、好き は、こいうことだ]と俺は恥ずかしさに目線を外しそう言うと[俺もだよ]と返事が、かえってきた
少しして落ち着きひなちゃんのことを聞いてみるとひなちゃんも、たけみっちが、ひなちゃんに対して恋心を持っていないことは気づいていたらしい[いつかは別れが来る]と察しており少し悲しそうにしながら別れを快く受け入れてくれた ‥…ということだ
その後俺とたけみっちが、付き合い始めたことを皆に内緒にすることにした
コメント
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えっマイキーどったん?
あれ?神様ってここにいたの?