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放課後の教室。

窓の外は赤く染まり、だんだん人も少なくなっていく。




Ak「よし ! じゃあ始めるか !」




Akが机をバン!と叩いた。




Mz「な、何を 〜 ? 」





俺がとぼけようとした瞬間、Prがニヤリ





Pr「決まってるやろ」




Pr「お前の恋を成就させる作戦会議」




Mz「ちょっ、やめろって ! 声でかい !」





慌てて周りを見渡す。まだ何人かは残っているのに。

けれどコイツらは気にせず机を寄せ合い始めた。





Pr「まず、ターゲットの情報整理やな。」




Tg「Atくんってさ 〜」




Tg「ほんとに人に興味なさそうだもんね」




Kty「授業中は窓の外ばっか見てるし、 放         課後もすぐ帰っちゃうし …」




俺は心の中で、そっと付け足す。



でも不意に見せるあの優しい横顔を、俺は知ってる




Ak「… じゃあ、提案っ ! 」





Akが手を挙げる。





Ak「接点を増やす !」





Pr「たとえば?」





Ak「例えば 〜 廊下でわざとぶつかると          か、 ノートを貸すとか !」




Kty「古典的だね」




Tg「でも意外と効くんじゃない ?」




Tg「 話すきっかけにもなるし !」





Kty「ん 〜 確かに … !? 」





Kty「はい ! 提案です ! 」





Pr「ほいKty !」





Kty「Aっちゃんの好きな事を調べて、 そ          れを話題にする !」





Mz「… Atが何に興味があるかなんて分か       るかな ?」




そう呟いた俺に、Akが笑う。




Ak「だから調査班が必要なんでしょ !w」




Ak「俺らに任せなよっ !」






どんどん進んでいく会議。


俺の気持ちなんて置いてけぼりなのに、

胸がじんわり暖かくなる。




Pr「最後に提案 !」




議長をしていたPrの口が開いた。




Pr「無理に近づかなくてもいい。」




Pr「ただずっと、見てればええ。」




Pr「… 気づいて貰えるまでな。」




その言葉に、思わず胸が締め付けられた。

だって、それは …






_俺が今までずっとしてきたことだから



Tg「ねね 、作戦名はっ !? 」





ふざけ半分に問われて、Akが腕を組む。





Ak「そうだなぁ …」





Ak「”無関心王子を堕とせ作戦”で!」





Pr「なんやねんその名前は ww」





Kty「なかなかいいじゃん ?w」




大げさに宣言され、教室に笑い声が響いた


けれど俺は笑えずに、ただ心の奥でそっと願った。



_どうかこの気持ちが、ほんの少しでも届きますように。



君が振り向くその日まで

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コメント

2

ユーザー

初コメ失礼します! こういう儚い恋物語は読んでて共感できたりしちゃってつい読み込んじゃいます、笑 続きも楽しみにしてます🥰

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