テラーノベル
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どうぞ。
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ここは青木猛の家…(たける)ここは…だいだい受け継がれている殺し屋(スパイ)家だった。
【猛〜、起きなさい。じゃないと…包丁没収】
【それだけは無理!!包丁は俺の命なんだよ!!わかってるだろ…】
【ああ。わかっているさ。だからこそ、言っているんだろう?】
【けっ。やべー親父ですこと】
【女か、お前は】
【女になりたかったけどな】
猛は、すごい美形で有名だ。女の子のウィッグをつけて文化祭を楽しんでいたら、普通にナンパされるぐらい。
【お前が、女になってみろ。うちが男だらけになってしまう。そんなことになったら、全員殺さなければいけないだろう】
【そっかぁ…。でも俺、男でもけっこーモテるんだけどなぁ…】
【当たり前だ。父さんの息子なんだから…美形に決まっているだろう。ああ…母さんに瞳がすっごく似ているよ。懐かしいねえ】
【なあ…親父。】
【ん?どうしたんだ?】
【母さんってさ…どんな人だったの?】
【そうだねえ…すっごく美人な方だったよ。優しく、料理もうまい…だが、殺し屋の仕事でなくなってしまったのさ…】
【えっ…どうしてなんだよ?】
【それはね…見つかってしまったのさ…やばい、ラスボスにね。それで、母さんは包丁で刺され、死んでしまったんだよ】
【うっ…悲しい過去だな…涙出てきた】
【あはは。そんなの、気にしてないよ。お前がいるからね。僕は…そんな、寂しくなんかっ…ないよ】
【ホントは寂しいんだろ、親父。俺だけじゃ、たりねーよ】
【そうだな…ごめんよぉ。こんな話、もうやめよう…。朝ご飯、できてるから】
【うん。今日は…ベーコンエッグ?どうして?ずっとパンだったじゃん】
【ああ。母さんが、好きだったんだよ…ベーコンエッグ】
【ああ…そゆこと。てか。ずっと電話なってるけど…いいの?】
ぷるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【本当だ!早く出ないと!】
【うるっせーな。なんでこうも、うるせーんだ…うちの電話の音はよ…】
【はい。青木ですが?】
『やっと出てくれた…もうっ、遅いわよ。おっさん!重大な任務なの!いってちょうだい!』
【ええ…。すまないが、今日は忙しいんだよ】
『はぁ⁉️あんたしか頼れないのよ!行って?お・ね・が・い♡』
【無理だと言ってるだろう…あ。ちょ!たけ…】
『え?何?たけ?それ、パンダが食べるんじゃないの?』
【おい、青木猛だけどよぉ。今日はまじ忙しいんだわ。じゃあな】
『ちょ、ちょちょちょ!待ってよ!誰、あんた⁉️』
【青木久佐(くさ)の息子だよ。】
『え、あの美形で有名の⁉️うわー、声もイケメン!』
【うるせー。てか、パンダって笹じゃねぇの?】
『そうだっけ…?意味わかんない!でもいい!久佐にかわってよ!お願いなの…本当に、大切な任務なの!!』
【わーったよ…おい、親父。ってあ…気絶してるわ】
『何やってんのよおおおおおおっ⁉️あんた、そんなことして許されるとでも…』
【すまねぇ…後でいい?】
『ええ…だけど、仕方がないわよね!あなたが行ってくれないかしら⁉️』
【は…?はぁぁぁぁあああああ⁉️】
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以上になります!あー疲れた。あっいえ、なんでもないですよ?あーほんとつかれた。だからなんもないですって。被害妄想やめろ、私。では、おつ🐼🍎
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