暗闇の中にいる。
どこにも光はなく、足元も見えない。
音もなく、時間も止まったようで、ただ重さだけが降りかかる。
何を考えているのかもわからない。
思考は霧のようにぼやけ、心の奥の声さえ届かない。
ただ、暗闇が広がるだけ。
誰もいない、誰も見えない。
空気は冷たく、重く、手に触れた感覚さえ消えそうだ。
目を開けても、何も見えない。耳を澄ませても、何も聞こえない。
この暗闇は、いつ終わるのか。
それとも、終わらないのか。
どれだけ待っても、答えは返ってこない。
ただ、静かに、重く、暗闇が広がっていく。
手探りで進んでも、何も変わらない。
足を止めても、何も変わらない。
それでも、暗闇は存在し、私を覆い続ける。
逃げることも、消えることもできない。
あるのは、無音と影と、胸にのしかかる冷たさだけ。
ただ、その暗さの中で、時間だけが流れていく。
コメント
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なんか詩みたいになっちゃた