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“注意事項”
・モブが出てきます
・二次創作
・フワミナ主軸のろふまおメイン
・洗脳系…?
・R_気味
・ライバーさんがおかしくなります
・キャラ崩壊ありき
これらが大丈夫な方はどうぞ!!!
甲斐田視点
配信準備が終わり、各々ゆっくりしていた。アニキはずっと携帯をいじっていた。
「アーニキ!何してるんですか〜?そのネックレス綺麗ですね!」
兄貴の首には紫色の宝石が付いているネックレスだった。…どこかで見覚えがあるが、まぁ大丈夫だろう。
今はそう、見ての通りアニキにだる絡みをしている。
「LINE返信や〜。」
LINEの内容を見てみた。
「…っへ、!?」
なんか…凄い…異常性を感じる内容だった…
「どーしたん?」
[今日楽しみにしてて♡]
[終わった後不破くんの家行っていーい?]
[だいすき!♡]
対して不破さんの返事は
[分かった!俺も楽しみ♡]
[いーよ、終わった後俺ん家行こっか〜!]
[愛してるよ♡]
「僕はホストの事あまり知らないんですけど…こんな風なんすね…」
LINE返信の最後には♡が付いている時がある。こんなに女性にメロメロなアニキは滅多にみない。
「ん〜。」
不破さんの返事は適当だった。メッセージ返信に夢中だったようで。
ホストの事はあまり知らないけどこんな事はよくある事なのか…な、
そんな時一通のLINEが目に映った。
[ねぇ、不破くん、私さ、不破くんとさ、やりたいな…?]
[ん、いーよ。貴方なら♡]
…やる!?やるって何!?ホストってそういう営業ダメなんじゃないの…!?
「え、不破さん…」
いや僕が勘違いしてるだけか…不破さんにどう捉えてるか聞いてみるか…
「なんや〜。」
「不破さん…その…それどういう意味で捉えてますか…?」
「×××?」
言いやがったこのホスト!!!なんだよ!!!!少しは誤魔化せよ!!!!!
ってか不破さんなら濁すよな絶対…
「別にこの子ならええかな、って」
「え、でもホストって身体を売る商業はしてませんよね…?」
「ん〜、せやな。でも俺のプライベートやろ?」
「それはそうですけど…!」
「別に好きな子とは良くね?」
「いやでも…客とホストって関係上ダメじゃないですか…?」
そういうと低く舌を鳴らした。
「…うるさいなぁ。人のプライベートには手を出すなよ。」
その時思った。
僕はいつもの不破さんではないな、と。
「ちょ、どうしました?アニコブ2人でピリピリしてて…」
「もうすぐで始まるんですから邪険な空気は抑えましょ?」
流石の2人もこの空気感には耐えられなかったようだ。
「っすみません…」
咄嗟に謝った。
「コイツが俺のプライベートに手を出してきたんや!」
「いやまぁそうかもしれませんがそれは裏でお願いしますよ…流石に配信直前でこの空気はマズイですし…」
「そうです。社長の言う通りですよ。視聴者にエンターテインメントを届ける…それが配信者というものじゃないですか。」
「なのにそんな調子じゃ視聴者達は顔を真顔にして帰っていきます。」
流石2期生だなって。視聴者達の娯楽を1番にして、冷静にこの場を収めようとしている。
「っはぁ、?今はエンタメなんてやりたいとも思わん。俺は今プライベートに口出ししてきた甲斐田に心底腹が立っているんや!!」
声を大きく張り上げ、そう言う。
「…僕は不破くんのエンタメ性が好きだったんですけどね。…良いですよ。今日は解散しましょう。」
「ッちょ、剣持さん!?」
そう社長が驚いてもちさんの名前を叫んだ。もちさんは社長の口を抑え、こう言った。
「今は僕に従ってください。今日は配信はしませんが甲斐田くんと社長は残っててください。」
そう言って社長の口から手を離した。
「ッわかり、ました…」
「じゃ、今日は解散!社長、Twitterで呟いてください。」
「え、あっ、はい、…」
社長が今日の配信が無くなる旨を伝えた。機材トラブル、メンバー間のいざこざ。多少の虚偽はあったが視聴者は理解してくれた。
不破さんが家を出ていった後、僕含め3人が残った。
「…さ、打ち上げに行きましょうか。」
「「…っえ”ぇ”っ!??」」
「アンタら仲良しかよw適当にラーメン屋とかに連れてってくださいよ。カッコイイ大人が奢ってくれるとこ見てーなぁ?????」
もちさんそういう所だぞ…なんて思いながら社長が美味しい所を知っていると言って、今回は社長が奢る事になった。