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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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“注意事項”

・モブが出てきます

・二次創作

・フワミナ主軸のろふまおメイン

・洗脳系…?

・R_気味

・ライバーさんがおかしくなります

・キャラ崩壊ありき




これらが大丈夫な方はどうぞ!!!


剣持視点


社長が美味しいとこのラーメン屋に連れてってくれて、テーブル席に座った。あの時に見た紫色の宝石に見覚えがあった。


ガッくんからガラスの箱に入れた状態で見せてもらっていた。匂いが広がるとやばいからという理由で。あの紫に輝く宝石は匂いを放つ。その匂いは甘いようだった。嗅いだらその人にしか香らないらしい。その宝石を当たり前だが実際には嗅いだことはない。


あの宝石は好きな人を堕とす為に使うもの…媚薬と似たようなものだが、あの宝石は半永久的に続くらしい。あのネックレスの効果を消す為には白く輝く宝石を見せなければいけないらしい。


見せたら宝石同士が壊れ、効果が消える。そういう仕組みとガッくんから聞いた。


テーブル席に着いて、ラーメンとかを頼んだ後、その話をした。


そしたら甲斐田くんが少し考えてから「…その宝石の補足になるんですが。」と言葉を続けた。


「その宝石、とても高価な物の上に、人に害を与える為、使う事は禁止されています。」


「あの時既視感があるな…なんて思ってたんですけれど匂いを放つ宝石はもちさんが言った通りの物しかないんです。」


神妙な顔でそう言った。


「あの宝石は桜魔の方が良く見掛けられるもので、主に殺人とかに使われていますよ。こっちの世界ではもうあまり見ないんですが…」


サラッとそう言う風に言う。何?殺人?それなら今不破くんかなり危ないけど…


「しかも嗅げば嗅ぐほど頭がおかしくなっていくので早めに対処しなければ厄介です。」


「…治せる、んですよね?その…白い宝石とやらで…今不破さんの事が心配で心配で仕方がないんですけど…」


不破くんのことがとても心配なのがその声色から分かる。僕も不安だった。不破くんが死ぬ可能性と、不破くんが不破くんではなくなるかもしれない事が。


「勿論ですよ!治せない訳ではないのでその時は頑張りましょう!!」


そう明るく、元気付けるように言ってくれた。こういう時の甲斐田くんはとても有難い。


やがて各々のラーメンが来る。社長は醤油ラーメンで甲斐田くんは塩、僕は豚骨ラーメンだ。


ラーメンを1口啜って、一言呟いた。


「…本当は不破くんとも食べれてたんだろうな。」


社長と甲斐田くんのその時の顔は分からない。僕がそう言った時、2人は一瞬食べる手が止まっていた。少なくとも無力感は感じていたのではないだろうか?


その後は無言が続いた。食べ終わるまで。


「____ご馳走様でした。」


「…ご馳走様です。」


「ご馳走様でした〜。」


甲斐田くんがまた喋りだした。


「…あの、明日不破さんの家に凸しませんか?」


家凸…不破くんの家には1度も行ったことがない。この件きっかけで初不破家に行くのは少々気が引けるが、この状況は仕方ない。


僕は甲斐田くんの案に渋々了承した。


「分かりましたよ。ろふまおが円満解散出来ずに解散するのは嫌なのでね。」


「いや解散する前提はやめてくださいよ!?」


と社長がツッコむ。この1連の流れに一瞬静かになった後、全員同時に笑いだした。


「ッあっはっはッ!wなんですか今の静寂はw」


「ちょw今の一連の流れは天才じゃないですかw」


「何度も見た光景なはずなのにこんなに笑えるなんて思わなかったですw」


そう笑い合った。さっきのシリアスな空気が冗談みたいに。


社長がにこやかな顔をしながら「じゃ、お会計しますかw」と財布を取り出し、お金を払って店を出ていった。


2人と再度、明日の昼くらいに社長の家に集まる事を約束し、解散をした。

ホストの貰い物 "完結"

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コメント

1

ユーザー

言葉選びと内容が好きすぎるッッッッ!

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