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カチッ……カチッ……カチッ……
時計が規則的な音を立てるそして真面目な表情の出雲とほんわかとした月城が向かい合って座っていた
出雲「…単刀直入に言います」
月城「え?なになに、どうしたのそんな改まって〜」
出雲「……悩み事でもあるの…?」
一昨日の一段と明るい原因を特定するためだった
月城「いや、ないよ♪」
月城「何もないよ……」
「ふぅん」といった後「じゃぁ……」
出雲「なんで、腕を切りつけるの…?」
月城「!!」
月城は■ス■カット、
(自傷行為)を行っていたのだ
月城「……ごめん………ごめんね、心配したよね…」
深呼吸をした瞬間
月城「ゲホッ…!ゲホッ…!」
ポタポタッ
出雲「!!」
月城の口から血が垂れる
月城「ごめん……驚いたよね………ゲホッ!」
出雲「いや、大丈夫…」
バタンッ!
出雲「月城っ!」
【数分後、月城の部屋】
月城「ごめんね、ベッドまで運んでもらって…」
出雲「いや、僕は大丈夫だけど」
月城「……ビックリさせちゃったね…」
月城「私から話したほうがいいかな…?ここの出雲くんがいない間されたこと」
出雲「うん、お願い」
【出雲不在1日目】
月城(出雲くん…行方不明になったらしいけど、生きてるかな?)
ヤンキー『あ〜出雲の連れじゃん!ねぇねぇ、出雲どこいるか知ってる?』
月城『知りません』
ヤンキー『じゃぁ教えてあげよっか?』
月城『……結構です』
ヤンキー『へぇ〜そんなこというんだ〜』
ドカッ!!
月城『うっ…!』
ヤンキー『逆らったらこうだから、覚えておいてね〜』
その後も殴られ続けた…痛かったけど、それより出雲くんへの心配が勝ったよ
【出雲行方不明2日目】
ギチギチギチ!
月城『ぐっ!カハッ……』
ヤンキー『はい、解放〜』
月城『ゲホッ…ゲホッ……ヒューー』
ヤンキー『もしかしてもう限界?そんなことないよねっ!』
ギチギチギチ!!
気づいたらもう夜だったよ……家に帰っても誰もいない、
話す相手もいなかったから辛かったよ
【出雲行方不明3日目】
確かこの日も殴られて帰ってきたんだっけ…?お風呂の時気づいたんだよね、この髪のせい、この鱗のせいじゃないかって…
お風呂から上がって着替えてすぐに
腕の皮膚を切って取り出そうとしたよでも…
月城『うっ…ぐぅっ!!』
すごく痛かった、血も止まらなかった……
【出雲行方不明4日目】
この日はあまり覚えてないなぁ…水責めされたんだっけ?学校外でもいじめられてたんだね…私
【出雲行方不明5日目】
虫を食べさせられたなぁバッタ、カマキリ、
トンボ、蜂、カミキリムシまで……途中で喉が焼けるように痛くなった…きっと刺されたんだろうね…
【出雲行方不明6日目】
苦しかった…ひたすら苦しかったよ……
話したくない……けどいろんな「始めて」は奪われたよ………
【出雲行方不明7日目、新たな出雲出現日】
ここの出雲くんは死んでるけど…どの世界の出雲くんも恋人のことを大切にしてる事が伝わった…ありがとう、出雲くん
月城「ごめんね、少し眠っていいかな?」
少し不安そうな口調の月城、いつもの明るい表情とは遠くかけ離れていた
出雲「うん、もちろん」
毛布を身体に巻いた後少し恥ずかしそうに喋り始めた
月城「ごめん…一緒に寝てほしい…怖くって」
出雲「うん、いいよ」
月城「ありがとね、また明日」
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#魔法
こはる
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コメント
1件
こんにちは〜!!美月ゆめかだよ🌸✨ 第10話「出雲不在の6日間」読了したよ…もうね、胸がぎゅーーってなった😭💔 月城ちゃんの「何もないよ…」の裏に隠れた苦しみ、痛いほど伝わってきた…1日目から6日目までの描写、ひとつひとつが重くて、読んでるこっちも息が詰まる思いだったよ。それでも「出雲くんへの心配が勝った」って言える月城ちゃん、強すぎるよ…😢 出雲くんが「なんで腕を切るの?」って気づいてくれたシーン、本当に優しい世界だと思った。一緒に寝てほしいって頼む月城ちゃんに「いいよ」って言える出雲くん…この2人の関係性が尊すぎて泣ける。 続きがめっちゃ気になる!!次の話も絶対読むね!!📖💕