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わぁ〜 いいですなぁ〜(˶ᐢᗜᐢ˶) バトエンも見たくなってきた… 出来ればでいいです!!
【すち視点】
目が覚めると、知らない天井だった。真っ白、と言うわけではなく、少し黄色がかった明るい色。ベッドに横たわっていた私は、ただぼーっと、していたが、手に温もりがあった。
ふと、そちらに目を向けると、私の大好きな夫、みこちゃんがいた。
みこちゃんを見ていると、今日のことが全てフラッシュバックされ、頭の中に残った。
私のお腹に、赤ちゃんができた。みほさんや他の秘書の方から、暴力を受けた。そして、きっとお腹にいた赤ちゃんは、遠くに行ってしまった。
ただただひたすらに悲しくて、泣いているとみこちゃんがぎゅっと、抱きしめてくれた
「すち、ごめんなぁ…辛かったよな、こんなに大怪我してもうて…俺のせいやのに、。」
みこちゃんの顔は今、見えないけれどきっと、泣いているんだろう。私はみこちゃんを受け入れ、みこちゃんの背中に手を回し、きゅ、っと抱きしめ返す。
握力、弱くなっちゃったなぁ…。なんて呑気に考える暇もなく、お医者さんと看護師さんが来た。
両方とも、言いにくそうな顔だった。
「…すちさん、もう午前のことはお話ししましたか?」
午前。午前と言えば、私のお腹に赤ちゃんがいて、お弁当を作っていた時のはず。
「いえ、まだ…」
「では、みことさんに、教えてあげてください。」
みこちゃんはわけも分からず困惑しながらも、私の話を聞こうと真剣だった。
「…ぁの、ね、、?私のお腹に、赤ちゃ、いたの…(グスッ、」
みこちゃんは目をぱちくりさせ、目に涙をためていた。
「…みことさん、すちさん、しっかり、お聞きくださいね、」
お医者さんは、真剣な眼差しでこちらを見てきた。
「…すちさん、あなたの子宮が、かなり傷ついておりました。なので、子供を作るのは、かなり難しいかと…。 」
『難しい』と、お医者さんに言われ、悲しかった。ただでさえ、私は子供を作りにくい体質であったのに、さらに作りにくくなった。
「…作れなくは、ないんですよね?」
みこちゃんは、お医者さんにこう尋ねた。お医者さんの言葉を聞く余裕がなく、ただ、怖いことばかり想像してしまう。
みこちゃんに拒絶され、嫌われる。拒絶はされないが、他の人と付き合っちゃうみこちゃんなど、不幸な方にぐるぐると行ってしまう。
「…すち、ゆっくり、ゆっくりでええから、また、子供作ろ、、、?嫌なら、ええよ、すちの望むことをするよ。」
みこちゃんは優しい目で、少し儚かった。
子供はほしい。まだ、諦めたくない。
「…作り、たい…、」
「じゃあゆっくり、一緒に作ろうな、」
みこちゃんはそう言って、また私を抱きしめてくれた。
約1ヶ月後
私は退院し、無事歩けるようになった。みほさんや他の秘書さんたちが、私に土下座をしてきた時、みこちゃんもそばにいた。
「…みんなクビね。」
さらっとクビにしたみこちゃんにびっくりしたが、きっと今後、そんなことが起こらないようにしているのだろう。
そこから一年。みこちゃんと頑張って少しずつ、行為に慣れ初め、また、新しい命がお腹にいた。
私もみこちゃんも、涙を流しながら、喜び合っていた。
みなさまへ。
見たいでしょうか。
コメントで、お待ちしております_____。